最近の私の登山は、
もっぱら麓から歩き出すことが多く、
それがあたりまえのようになりつつあったので、
「麓から登ろう!」とか、
「シリーズ云々」と宣言しなくなっていた。
久しぶりに、
シリーズ「麓から登ろう!」
を復活。(笑)
2013年になってからの2回目の登山は、
いつもお世話になっている天山への新年御挨拶登山。
山頂に近い天川登山口や上宮登山口から登ってお茶を濁すのではなく、
麓からしっかり登って、新年の挨拶をしたいと思った。
本日のルートは、
晴気地区からの天山山頂ピストン。
遠くから見る天山の稜線には、うっすら雪が見える。
どの程度の雪なのか、楽しみだ。
この分岐までは、ほぼ平行移動。
分岐を左折した途端、坂道が始まる。
左折してすぐの場所に広くなった場所があるので、
ここに車を駐め、ここから歩き出すことにする。
ここからは、標高差900mほどを、ほぼ登り一辺倒。
で、けっこうキツイ。
ここを余裕で登れれば、
ほとんどの山は大丈夫。(ほんまかいな?)
思うところあって(って何?)、
今回はトレーニングも兼ねての登山。
さて、いかに……
9:21
出発。
このような坂道がずっと続く。
数年前、この坂道を車で登っていた私は、
歩いて登っている若い女性3人組を見つけた。
〈あっ、麓から登ってる……〉
歩いている3人組が若い男性だったら、それほど衝撃を受けなかったかもしれない。
若い女性が、懸命に登っている姿に衝撃を受けたのだ。
〈男のくせに、私は車で登っている〉
今の時代、「男だ」「女だ」と言うこと自体、時代おくれなのかもしれないが、
私は、とても恥ずかしくなった。
〈そうだよな、ちゃんと麓から登らないと……ね〉
今考えると、あのときの体験が“シリーズ「麓から登ろう!」”を始めるキッカケになったのかもしれない。
この坂道を歩いていて、そんなことを思い出した。
この坂道は、片側通行になっている場所が数箇所ある。
車で登る場合は要注意。
しばらく登ったところで振り返ると、天使の梯子が見えた。
左下の方には、黒い点々が見える。
バルーンであった。
佐賀平野にいくつものバルーンが浮遊していた。
しばし足を止めて見入ってしまった。
車道歩きはつまらないと思う人の方が多いだろうが、
歩いていればいろんな楽しみがあるものだ。
葉を落とした裸木でさえ、美しく見える。
遠くに天山の稜線が見えるが、まだ遠い。
10:14
ここから右折。
左は、県道337号線・天山公園線。
10:22
旧・晴田小川内分校(現・河内野外研修センター)を通過。
ここから左折。
林道川内線へ入って行く。
木々の間から、冠雪した天山が見えた。
右手に小さな沢があり、所々が凍っていた。
氷の芸術。
近くで見ると、繊細。
そして美しい。
こういう風景は、車で登っていたのでは気づかない。
11:08
林道川内線終点。
もうひとつの林道(県道337号線)と合流。
この分岐を右折すると、上宮駐車場。
11:29
上宮駐車場を通過。
車が5台ほど駐まっていた。
登っている途中に私を追い抜いた車も含まれていた。
上宮は雪に覆われていた。
池も氷結していた。
ゆっくり登って行く。
本当に気持ちがイイ。
11:48
あめ山分岐通過。
滑らないように気をつけて歩いて行く。
しばらく登り、振り返る。
あめ山を見たくて、いつも振り返るよね。
もうすぐ山頂という所で、中年夫婦と出会った。
「下から登ってきた方でしょう?」
と奥様。
私を追い抜いていった車の持ち主のようだった。
「はい」
と答えると、
「随分早かった(速かった?)ですね~、スゴイ!」
と驚嘆されていた。
嬉しいような、照れくさいような……
12:03
天山山頂に到着。
2時間40分ほどで登ってきた。
今日はカカポくんと一緒。
稜線歩きをする。
思った以上に雪がある。
雪原の向こうに佐賀平野と有明海が見える。
しばらく歩いて振り返る。
こうして見る天山山頂も素敵だ。
秋に我々を楽しませてくれたタンナトリカブトは、こうなっちゃってました。
小動物の足跡発見!
野ウサギさんかな?
12:43
下山開始。
13:03
上宮駐車場通過。
13:17
県道337号線から左折し、林道川内線に入って行く。
13:39
旧・晴田小川内分校(現・河内野外研修センター)を通過。
13:45
再び県道337号線に合流。
里の風景を楽しみながら下ってくる。
14:24
車を駐めた地点に戻ってくる。
登りは2時間40分かかったが、
下りは1時間40分しかかからなかった。
稜線歩きの時間も含めて、約5時間の山歩きだった。
けっこう余裕で登り、下ってくることができた。
今年も良い山歩きができそうな予感がする。
……楽しみな一年が始まった。
最後に、本日の「天山北壁」。
厳冬期ならではの風景。
イイね~
もっぱら麓から歩き出すことが多く、
それがあたりまえのようになりつつあったので、
「麓から登ろう!」とか、
「シリーズ云々」と宣言しなくなっていた。
久しぶりに、
シリーズ「麓から登ろう!」
を復活。(笑)
2013年になってからの2回目の登山は、
いつもお世話になっている天山への新年御挨拶登山。
山頂に近い天川登山口や上宮登山口から登ってお茶を濁すのではなく、
麓からしっかり登って、新年の挨拶をしたいと思った。
本日のルートは、
晴気地区からの天山山頂ピストン。
遠くから見る天山の稜線には、うっすら雪が見える。
どの程度の雪なのか、楽しみだ。
この分岐までは、ほぼ平行移動。
分岐を左折した途端、坂道が始まる。
左折してすぐの場所に広くなった場所があるので、
ここに車を駐め、ここから歩き出すことにする。
ここからは、標高差900mほどを、ほぼ登り一辺倒。
で、けっこうキツイ。
ここを余裕で登れれば、
ほとんどの山は大丈夫。(ほんまかいな?)
思うところあって(って何?)、
今回はトレーニングも兼ねての登山。
さて、いかに……
9:21
出発。
このような坂道がずっと続く。
数年前、この坂道を車で登っていた私は、
歩いて登っている若い女性3人組を見つけた。
〈あっ、麓から登ってる……〉
歩いている3人組が若い男性だったら、それほど衝撃を受けなかったかもしれない。
若い女性が、懸命に登っている姿に衝撃を受けたのだ。
〈男のくせに、私は車で登っている〉
今の時代、「男だ」「女だ」と言うこと自体、時代おくれなのかもしれないが、
私は、とても恥ずかしくなった。
〈そうだよな、ちゃんと麓から登らないと……ね〉
今考えると、あのときの体験が“シリーズ「麓から登ろう!」”を始めるキッカケになったのかもしれない。
この坂道を歩いていて、そんなことを思い出した。
この坂道は、片側通行になっている場所が数箇所ある。
車で登る場合は要注意。
しばらく登ったところで振り返ると、天使の梯子が見えた。
左下の方には、黒い点々が見える。
バルーンであった。
佐賀平野にいくつものバルーンが浮遊していた。
しばし足を止めて見入ってしまった。
車道歩きはつまらないと思う人の方が多いだろうが、
歩いていればいろんな楽しみがあるものだ。
葉を落とした裸木でさえ、美しく見える。
遠くに天山の稜線が見えるが、まだ遠い。
10:14
ここから右折。
左は、県道337号線・天山公園線。
10:22
旧・晴田小川内分校(現・河内野外研修センター)を通過。
ここから左折。
林道川内線へ入って行く。
木々の間から、冠雪した天山が見えた。
右手に小さな沢があり、所々が凍っていた。
氷の芸術。
近くで見ると、繊細。
そして美しい。
こういう風景は、車で登っていたのでは気づかない。
11:08
林道川内線終点。
もうひとつの林道(県道337号線)と合流。
この分岐を右折すると、上宮駐車場。
11:29
上宮駐車場を通過。
車が5台ほど駐まっていた。
登っている途中に私を追い抜いた車も含まれていた。
上宮は雪に覆われていた。
池も氷結していた。
ゆっくり登って行く。
本当に気持ちがイイ。
11:48
あめ山分岐通過。
滑らないように気をつけて歩いて行く。
しばらく登り、振り返る。
あめ山を見たくて、いつも振り返るよね。
もうすぐ山頂という所で、中年夫婦と出会った。
「下から登ってきた方でしょう?」
と奥様。
私を追い抜いていった車の持ち主のようだった。
「はい」
と答えると、
「随分早かった(速かった?)ですね~、スゴイ!」
と驚嘆されていた。
嬉しいような、照れくさいような……
12:03
天山山頂に到着。
2時間40分ほどで登ってきた。
今日はカカポくんと一緒。
稜線歩きをする。
思った以上に雪がある。
雪原の向こうに佐賀平野と有明海が見える。
しばらく歩いて振り返る。
こうして見る天山山頂も素敵だ。
秋に我々を楽しませてくれたタンナトリカブトは、こうなっちゃってました。
小動物の足跡発見!
野ウサギさんかな?
12:43
下山開始。
13:03
上宮駐車場通過。
13:17
県道337号線から左折し、林道川内線に入って行く。
13:39
旧・晴田小川内分校(現・河内野外研修センター)を通過。
13:45
再び県道337号線に合流。
里の風景を楽しみながら下ってくる。
14:24
車を駐めた地点に戻ってくる。
登りは2時間40分かかったが、
下りは1時間40分しかかからなかった。
稜線歩きの時間も含めて、約5時間の山歩きだった。
けっこう余裕で登り、下ってくることができた。
今年も良い山歩きができそうな予感がする。
……楽しみな一年が始まった。
最後に、本日の「天山北壁」。
厳冬期ならではの風景。
イイね~