一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

初冠雪の天山へ ……白い稜線と、稜線から見た雲海と、雪に埋もれた枯花たち……

2019年12月23日 | 天山・彦岳
11月23日(月)
今日は、福岡まで映画を見に行くつもりでいたのだが、
天気が良さそうなので、急遽変更して山へ行くことにした。
私の住む町は盆地で、よく霧が発生するのだが、
今朝も濃い霧がたちこめていた。
こんな日は、天山からは雲海が見える筈だ。
急いで支度して、家を飛び出したのだった。

盆地を出て、小城市に入ると、嘘のように霧はなくなり、
天山が姿を現した。


稜線をよく見ると、なんと冠雪しているではないか!
たぶん、天山の初冠雪である。
昨日は雨だったが、天山では雪が降っていたのだ。


中腹からも稜線の雪をパチリ。
ワクワクしてきた。


上宮登山口からとりつく。
ここまで雪はまったくなかったが、


上宮の池の辺りから雪が見られるようになった。


ゆっくり登って行く。


ここを過ぎると、


天山山頂が見える。


あめ山分岐を通過。


滑らないように気を付けて登って行く。


右側に新しい道ができていたので、


こちらを歩く。
今日はまだ誰も登っていないようだ。(しめしめ)


振り返ると、美しいあめ山が見える。


もうすぐ山頂。


天山山頂(1046m)に到着。
誰の足跡もない。
一番乗りだ。


反対側(北側)からもパチリ。


さて、雲海は見えるかな?


私の住む町を眺めると、
やはり雲海ができていた。




私の住む町は、まだ霧の中だ。


初冠雪と雲海。
今日は天山に登って良かった~


さあ、稜線散歩。


雪を見ているだけで、嬉しくて仕方がない。


脊振山地も積雪しているのだろうか?


雪が、太陽の光に輝く。




水溜りにも氷が張っている。


案内板にも積雪している。


役目を終えた、
タンナトリカブト、


マツムシソウ、


アキノキリンソウを、
雪を背景にパチリ。


センブリと、


ホソバノヤマハハコは、
雪から顔を出していたのをパチリ。


今日も、初冠雪の天山を独り占めだ。


いつもの場所で、


こんな風景を見ながら、珈琲タイム。


本日の「天山壁」。


その後も、白い雪を存分に楽しみ。


山頂を後にした。
今日も一日の王になれました~

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