今日の日曜日は、午後から二女とデート。(っていうか、付き添い)
よって、午前中に、近くの山にでも……と考えた。
昨年は、3月5日に、井原山でホソバナコバイモを見ている。
今年は、どの花も開花が早いようなので、
「そろそろかな?」
と思っていたら、数日前、ネット仲間から、
「井原山にはもう咲いている」
との情報をもらった。
行きたくてウズウズしていた。
「仕事なんかしている場合じゃない」と思いながら、しっかり土曜日まで仕事をし、今日の午前7時に家を飛び出した。
そして、一路、井原山へ。
車の中で、本日のブログのタイトルも考える。
「ホソバナコバイモに逢いたくて」
では普通だし、弱いので、
「逢いたくて」を重ねて、
「ホソバナコバイモに逢いたくて、逢いたくて」(園まりか!)←このツッコミが解らない人はココをクリック。
マイナールートから入り、ホソバナコバイモの群生地を経て山頂へ、
帰路は往路を戻る……
が、私の本日のスケジュール。
昨夜の雨の影響で、山はしっとり濡れている。
山の中を歩いているだけで気持ちが好い。
木の芽もほころんできた。
山に抱かれているような心地よさ。
樹木に張り付いた苔。
岩を覆う苔。
湿った場所には、もうユリワサビが咲いていた。
オオキツネノカミソリの葉も目立って多くなってきた。
明るい場所では、ヤマルリソウが見られた。
得も言われぬ美しさ。
そして、ホソバナコバイモ。
やはり咲いてました~
雫をたくさん身につけて、艶めかしい。
葉の色も、花の色も、それぞれに微妙に違う。
これほど咲いているとは思わなかった。
やはり今年は開花が早い。
いくら見ても見飽きることがない。
まさに、春の妖精(spring ephemeral)。
みんなうつむいているので、下から覗き込んでみた。
恥ずかしそうに、花を閉じたように感じた。
雫が落ち、私の頬が濡れた。
山頂には、誰もいなかった。
しばらくすると、遠くの方から人声がしてきた。
私は急いでセルフタイマーで写真を撮った。
登ってきた団体さんに山頂を譲り、私は山頂に背を向けた。
山頂から少し下った登山道で、父親と一緒に登ってきた小学4年生くらいの男の子とすれ違った。
「こんにちは~、山頂はもうすぐだよ~」
と私が言うと、
「こんにちは~、教えて頂き、ありがとうございます」
と頭を下げられたのには驚いた。
これほど礼儀正しい小学生には、これまであまりお目に掛かったことがない。
ちょっと嬉しく思いながら歩いていたら、ほどなく後ろの方から絶叫するような大きな声が聞こえた。
「やった~、お父さん、着いたよ~!」
先程の少年の、心底嬉しそうな声であった。
よって、午前中に、近くの山にでも……と考えた。
昨年は、3月5日に、井原山でホソバナコバイモを見ている。
今年は、どの花も開花が早いようなので、
「そろそろかな?」
と思っていたら、数日前、ネット仲間から、
「井原山にはもう咲いている」
との情報をもらった。
行きたくてウズウズしていた。
「仕事なんかしている場合じゃない」と思いながら、しっかり土曜日まで仕事をし、今日の午前7時に家を飛び出した。
そして、一路、井原山へ。
車の中で、本日のブログのタイトルも考える。
「ホソバナコバイモに逢いたくて」
では普通だし、弱いので、
「逢いたくて」を重ねて、
「ホソバナコバイモに逢いたくて、逢いたくて」(園まりか!)←このツッコミが解らない人はココをクリック。
マイナールートから入り、ホソバナコバイモの群生地を経て山頂へ、
帰路は往路を戻る……
が、私の本日のスケジュール。
昨夜の雨の影響で、山はしっとり濡れている。
山の中を歩いているだけで気持ちが好い。
木の芽もほころんできた。
山に抱かれているような心地よさ。
樹木に張り付いた苔。
岩を覆う苔。
湿った場所には、もうユリワサビが咲いていた。
オオキツネノカミソリの葉も目立って多くなってきた。
明るい場所では、ヤマルリソウが見られた。
得も言われぬ美しさ。
そして、ホソバナコバイモ。
やはり咲いてました~
雫をたくさん身につけて、艶めかしい。
葉の色も、花の色も、それぞれに微妙に違う。
これほど咲いているとは思わなかった。
やはり今年は開花が早い。
いくら見ても見飽きることがない。
まさに、春の妖精(spring ephemeral)。
みんなうつむいているので、下から覗き込んでみた。
恥ずかしそうに、花を閉じたように感じた。
雫が落ち、私の頬が濡れた。
山頂には、誰もいなかった。
しばらくすると、遠くの方から人声がしてきた。
私は急いでセルフタイマーで写真を撮った。
登ってきた団体さんに山頂を譲り、私は山頂に背を向けた。
山頂から少し下った登山道で、父親と一緒に登ってきた小学4年生くらいの男の子とすれ違った。
「こんにちは~、山頂はもうすぐだよ~」
と私が言うと、
「こんにちは~、教えて頂き、ありがとうございます」
と頭を下げられたのには驚いた。
これほど礼儀正しい小学生には、これまであまりお目に掛かったことがない。
ちょっと嬉しく思いながら歩いていたら、ほどなく後ろの方から絶叫するような大きな声が聞こえた。
「やった~、お父さん、着いたよ~!」
先程の少年の、心底嬉しそうな声であった。