一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山の春の芽生え ……マンサクやツクシショウジョウバカマの蕾が開き始めた……

2024年02月03日 | 天山・彦岳


2月2日(金)

2月が始まったばかりで、
山はまだ冬真っ盛りだが、
どこかで春が芽生えているに違いない……
そう思って天山に行ってみることにした。

天川登山口まではガスっていたが、


登山口駐車場に着くとガスは晴れた。
駐車場には一台の車もなかった。
嬉しい。


出発。


冬木立の中をゆっくり登って行く。


あめ山分岐を通過。


風が冷たい。


所々に雪も残っていた。




時折、青空も見えた。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。




稜線はガスっていて見えず、


北側もまったく見えなかった。


今日は、登頂が目的ではなく、春を探しにきたので、
まずはマンサクを見に行く。


蕾が開き始めていた。


ズーム。


もっとズーム。


黄色いリボンが飛び出してくるまで、もう一息。


「早く、早く!」


次に、オオキツネノカミソリの第2群生地へ。
「おっ、葉がもう出てる~」


10cmくらいは伸びている。


いいね~


次にツクシショウジョウバカマを見に行く。
まだ多くは蕾のままだったが、


探すと、蕾が開き始めているものもあった。




こちらも開き始めている。




雌蕊の花柱が伸びている蕾を発見。




上から覗くと、


雄蕊の(紫色の)葯が見えた。
こちらも開花間近。
「早く、早く!」


最後に、サ〇ノオの群生地へ行ってみる。
こちらはあまり期待していなかったのだが、
もう葉が出ていてビックリ。


私は、この錆色の葉が大好き。


付着した水玉も美しく、見惚れてしまった。
今日も「一日の王」になれました~


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