一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山 ……ツクシシャクナゲの森から、キンランの群生地へ……

2021年04月28日 | 天山・彦岳


4月27日(火)

今日は私の公休日。
午前中は、録りためていたTV番組を数本観た後、
図書館へ行って、借りていた本を返却し、予約していた本を受け取る。
昼食後、天山へ向かう。
〈もうそろそろツクシシャクナゲが咲く頃……〉
と思ったからだ。
天川登山口駐車所には一台の車もなかった。
嬉しい!

出発。


新緑を見ながら、ゆっくり登って行く。




ミツバツツジが満開を迎えていた。


天川ルートでも、ミツバツツジが案外楽しめる。


サルトリイバラの花も咲いていた。


淡黄緑色の多数の小花が集まって咲く。
花の6枚の花被片は先端が反り返り、
雄花には雄蘂が6本、雌花には子房が3室・柱頭が3本ある。


いつもの場所でパチリ。


ヤマフジや、


バイカイカリソウが目を楽しませてくれる。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


山頂付近も、


稜線にも、誰もいない。
最高!


遠くまで見えないので、展望はイマイチ。




今日は、稜線散歩はせずに、ツクシシャクナゲの森へ直行。


「おっ、咲いてる~」


これほど咲いているとは思わなかった。






新緑に映える。




すべて独り占め。


楽しい!


ヤマフジを見ながら、ヒトリシズカの群生地へ。


残念ながら、花はほとんど終わっていた。


わずかに残っていた花をパチリ。


来年もまた楽しませておくれ。


サ○ノオの第一群生地へ行ってみると、
ほとんどは実になっていたが、
こちらも花がまだわずかに残っていた。


天山のこの花は本当に花期が長い。


有難い!


散歩道のホソバナコバイモは実になっていたが、


咲き始めたソクシンランや、


タツナミソウを見ながら、キンランの群生地へ。


ポツポツと咲いているキンランに導かれるように、


そして、誘(いざな)われるように、


群生地へ。


この黄色い点々、すべてキンラン。


まるでキンラン畑だ!


今日も「一日の王」になれました~


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