一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……タヌキマメ、シロバナアキギリ、ナンバンギセルなどに逢えたよ……

2019年09月27日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山


9月26日(木)
7月末にオオキツネノカミソリに逢いに行って以来、
八幡岳にはご無沙汰していた。
天山や作礼山ばかり登っていたら、
八幡岳がヤキモチをやいていた。
で、久しぶりに(とは言っても2ヶ月ぶりだが)、八幡岳に登ってきた。

まずは「蕨野の棚田」へ。
先日の大雨の影響だろう、手前の方が崖崩れしていた。


八幡岳に御挨拶。
なぜか池の水が極端に減っていた。


とりあえず、山頂を踏んでおく。
山頂標識の上部がすでに破損しているが、


これは2012年4月に大川山人会が建てたもので、
わずか7年ほどなのに、かなり痛んでいる。
低山と言えども、それだけ山頂は苛酷な環境だということだろう。


ああ、それから、
八幡岳に、なぜ大川山人会が建てた山頂標識があるかというと、
大川山人会が発足して最初に登った山が八幡岳だそうで、
大川山人会50周年を記念して建てられたのだ。
設置されたばかりの頃はペンキも白く塗られており、こんなに美しかった。


展望所の方へ行ってみると、
こちらは、新しい標識が建てられていた。


以前はこんな標柱だった。


周囲の木々が伐採され、眺めも格段に良くなっていた。


さあ、花散策へ。
キバナアキギリを見た後に、


シロバナアキギリを探すと……
「あった~!」


逢えて嬉しい。


八幡岳にもアケボノソウはたくさん咲いている。


宇宙を感じさせる花なので、大好き。


八幡岳のアケボノソウは、なぜか4弁の花が多い。


不思議だね~


モミジガサ、


チヂミザサ、


ミズタマソウ、


レモンエゴマの花を楽しむ。


ツルニンジンの花も見ることができた。


楽しい。


八幡岳のセンブリはまだ咲いていなかったが、


今日は、新たな群生地を見つけることができた。


真っ赤なキノコを発見。


次に、数年前に見つけたナンバンギセルの咲く場所へ。


今日もたくさん見ることができた。


いいね~


オミナエシや、


オトコエシもまだ咲いている。


サイヨウシャジンもあちこちで見かける。


ヒヨドリバナや、


サワヒヨドリを見ながら、
タヌキマメを探しに行く。


ツルボ、


コシオガマ、


(なぜか)スミレも咲いている。


コキンバイザサに逢えて嬉しい。


タヌキマメは、
株はあるのだが、花がない。


おっ、これは……


タヌキマメの花だ~


しばらく探すと、翼を広げたようなタヌキマメの花にも逢うことができた。


カワイイ~


そして、今日は、こんな花にも逢うことができた。


今日も一日の王になれました~

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