一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

深秋の作礼山へ ……色とりどりの落葉を踏みしめ、紅葉の森をさまよい歩く……

2023年11月08日 | 作礼山


11月7日(火)

もうそろそろ作礼山の木々も色づく頃だと思い、行ってみることにした。


まだピークではないが、かなり色づいてきている。




緑が混じっているこの時期の紅葉もなかなか好い。


色とりどりの落葉を踏みしめて歩く。


池の周囲の木々も色づき始めていた。


大きな木の紅葉。


高さがあるのでダイナミック。




首が痛くなるほどに見上げ続ける。(笑)


黄葉もあちこちに……


足もとには、まだキッコウハグマが咲いていた。




大好きな花なので嬉しい。


タツナミソウを発見。
花期は5~6月頃の筈なのだが、秋咲きのコバノタツナミソウかも……


紅葉の森へ入って行く。




近くの山に、これほどの紅葉の森があることが嬉しい。






作礼山の中腹には、人の手で創り出された“環境芸術の森”があり、賑わっているが、
こちらは自然が創った“紅葉の森”だ。


神が創った“美”とも言える。




青空に映え、美しい。


私以外、誰もいない。


すべて独り占め。


私だけの“紅葉の森”をさまよい歩く。


作礼山ではここ数年“YAMAP族”がやたらと案内板を取り付けて回っていて、
興醒めするほど人工物だらけになってしまっているが、
私の“紅葉の森”には、この人工物がないのが好い。


この“紅葉の森”に“YAMAP族”が入って来ないことを祈るのみ……(笑)




存分に楽しんで、






“紅葉の森”を後にした。




今日も「一日の王」になれました~






この記事についてブログを書く
« 直木賞作家・角田光代講演会... | トップ | 映画『愛にイナズマ』 ……松... »