一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

山岳ライター・小林千穂トークショー ……とても気さくで素敵な女性だった……

2017年10月08日 | その他


普段から、
山岳ライター・小林千穂さんのブログやフェイスブックは愛読していて、
そのブログで、先日、
10月8日(日)の午前11時30分から、福岡三越1階プロモーションスペースで、
彼女のトークショーがあることが告知されていた。


で、福岡で見たい映画もあったし、買いたい本もあったので、
晴天の今日、福岡・天神まで行ってきたのだった。

午前9時30分頃に福岡・天神に到着。
書店が開店するまでに30分くらい余裕があったので、
久しぶりに「アクロス山」に登ることにした。


登山口はココ。


アクロス山へようこそ。


ゆっくり登って行く。


こんな景色を見ると、
都会のど真ん中の“人工の山”とは思えない。


雑草も生えているし、


羊歯植物などもあるので、よりリアル感がある。


期待した秋の花は少なかった。


所々に咲いている花を愛でながら登って行く。




紅葉も少しだけ見られた。


山頂への扉はまだ閉まっていたので、(土、日、祝日の10時から16時まで開園)
登頂は断念。


しばし、展望を楽しみ、


下って行く。


天神中央公園では、「九州うまいもの大食堂」が開催されているようだ。


10時頃に下山し、


すぐ近くにあるジュンク堂書店(福岡店)にて、
小説1冊、詩集1冊、映画雑誌1冊を購入し、
天神中央公園で開催されている「九州うまいもの大食堂」で腹ごしらえして、


小林千穂さんのトークショーが行われる福岡三越1階プロモーションスペースへ向かったのだった。

始まる20分ほど前に着いたのだが、
席は残り2つしか空いておらず、なんとか席を確保できて、ホッ。
(その後に来た人は、すべて立ち見)


トークショーは、山岳ガイドの徳永哲哉氏との対談形式で行われ、
とても面白かった。


小林千穂さんは、
今年の夏、南アルプスを縦走されていて、
その話を中心にトークされていた。
その12日間に渡る大縦走の模様は、
NHK・BSプレミアムで、2017年9月20日(水)に、
にっぽんトレッキング100「南アルプス大縦走!天空の稜線をゆく」
と題して放送されおり、




この番組を、私は当然観ていたし、
なので、小林千穂さんの話もとても興味深く聴くことができた。
今年の夏は天候不順の日が多く、
撮影も大変だったとのこと。
雨が降っていたり、ガスっていて何も見えなくても、
何か話さなくてはいけないと思い、
「幻想的な雰囲気ですね」とか、
「雨に濡れた苔は一層美しく見えますね」
などと、言葉を絞り出しながら歩いていたのだが、
それらの言葉はすべてカットされていて、(笑)
晴れた日に撮影されたものを中心に編集されていて、
ちょっとショックだったそうだ。


トークショーは約1時間後の12時30分頃に終了し、
この後、小林千穂さんは、
福岡三越の4階にあるモンチュラ福岡店に、
一日店長のような感じで夕方までいるそうで、
「どうぞお越し下さい」と仰っていた。


私は、13時から中洲大洋で上映される映画『あゝ、荒野(前編)』を見るために、
急いで中洲へ移動。
上映時間2時間37分の『あゝ、荒野(前編)』を鑑賞後、
(この映画は傑作だったので後日レビューを書きます)


再び天神へ戻り、
16時頃に福岡三越4階のモンチュラへ。
小林千穂さんの著書『DVD登山ガイド 穂高』を購入し、


サインしてもらった。


その際、係員の方から、
「千穂さんと一緒に写真を撮られてはいかがですか?」
と提案され、
「いいんですか?」(コラコラ)
と撮ってもらったのがこの写真。
(私のニヤけた顔は気持ち悪いので千穂さんだけ)
サインをしているときも、
写真を撮っているときも、
終始、私に話しかけて下さり、気さくで、とても素敵な方だった。
今日も「一日の王」になれました~

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