一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山の秋色を探して ……キッコウハグマやナギナタコウジュにも逢えたよ……

2018年10月28日 | 天山・彦岳


秋も深まってきた。
くじゅうや雲仙から紅葉の便りが届いているが、
私は、ホームマウンテンの「天山」で紅葉を楽しむことにしよう。

天山の秋の花も終わりに近づいているので、
もう登山者は少ないだろうと思っていたら、
天川登山口の駐車場には7~8台の車があり、ビックリ。
ゆっくり登り始める。


所々に、紅葉や、


黄葉が見られる。


いいね~


しばらく登って、天川登山口駐車場の方を見下ろす。
駐車場の周囲が、少し色づいているのが判る。


天山山頂に到着。


晴れたり曇ったりの変な天気。
かろうじて雲仙が見える。


稜線散歩に出かける。


タンナトリカブトの花は、もうほとんど終了していた。


センブリも花期を終えていた。


ムラサキセンブリはまだ少しだけ咲いている。


マツムシソウの花も、ほとんど消えてしまった。


こちらは、10月10日に開花したウメバチソウ。
わずかに原形を留めている。


こちらは、10月15日頃に開花したウメバチソウ。
どちらも盗掘されることなく花期を終えようとしているのが嬉しい。


ホソバノヤマハハコは、まだまだ元気。


背が高い方の花。


背が低い方の花。(一時倒れていた花)


ほとんどの花が終焉を迎えているが、
まだ頑張っている花もある。
アキノキリンソウ、


ヒメアザミ、


リンドウなどだ。


石の隙間から出ていた一輪のリンドウ。
感動。


いつもの場所で休憩。


本日の「天山壁」。


これから散歩道へ、秋色を探しに行く。


まずは黄葉。


美しい。


紅葉は、一際鮮やか。


いいね~


天山の紅葉を楽しみにしている人はあまりいない。


すべて独り占め。


楽しい。


大きな木の紅葉。


なんて美しいんだろう。


陽が差すと、一層鮮やかに輝く。


足もとに、キッコウハグマが……
蕾しかないか……と思ったが、


開花したキッコウハグマも見つけることができた。


大好きな花。


天山で見るキッコウハグマは、格別だ。


ナギナタコウジュも見つけることができた。


この花の色が大好き。


ズーム。
なんて美しい色なんだろう。


ほとんどのレイジンソウは花期を終えているが、
天山でもっとも遅く咲く場所のレイジンソウは、まだ咲いていた。


いいね~


ジンジソウは、たくさん咲いていた。


カワイイ。


ヒメアザミを見ながら、ムラサキセンブリの群生地へ。


花はかなり減ってきたが、
まだ私を待ってくれている花もあった。
一輪だけぽつんと咲いていた花。


なんて愛おしいんだろう。


今日も見ることができて嬉しい。


ありがとう。


散歩道にはリンドウも咲いていた。
色づいた葉を背景に、パチリ。


今日も「一日の王」になれました~

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