一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……近くの山でもホソバナコバイモやヤマルリソウが咲き始めたよ……

2016年03月06日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山
2月28日(日)に、井原山で、
咲き始めのホソバナコバイモを観賞した。
1週間後の今日は、
私の家からすぐ近くの八幡岳にホソバナコバイモを探しに行こうと思う。

今日は、一日中「雨」の予報であったが、
弱い雨が、時折降るくらいで、
山歩きには別段支障はなかった。


八幡峠の方から登って行く。
長い植林帯を抜けると、


自然林の道となる。


ここを曲がると、


私の好きな場所にたどり着く。


石清水が湧き出ている場所にくると、ホッとする。


いいね~


ここを過ぎると、
オオキツネノカミソリの葉が現れる。


右側を見上げると、


井原山や多良岳のような苔むした岩が……
オオキツネノカミソリが咲く山は、
どこも似た雰囲気がある。


ゆっくり登って行く。


上を見ると、
ケヤキの裸木が黒いシルエットとなって、
美しい模様を創り出す。
でも、1~2ヶ月後には、新緑で我々をまた楽しませてくれるだろう。


オオキツネノカミソリの葉が出始めた頃の山の雰囲気が好きだ。




登山道には、
セントウソウや、


ユリワサビが咲いている。


ユリワサビとオオキツネノカミソリの葉とのコラボ。


もうすぐ山頂。


ヤブツバキを見ながら回り込むと、


八幡岳山頂に到着。


おやおや、標識の根本と、三角点に、
積み上げられた石が……
今まではなかったよね。


山頂からは、遠望はきかなかったが、
虚空蔵山までは見ることができた。


風景を楽しみながら展望所へ移動する。


展望所に到着。


天山がかすかに見える程度であった。


中腹の眺めの良い場所まで下りてくると、


菜の花と梅の花の競演を見ることができた。


近くにはツクシがたくさん顔を出していた。




フキノトウも負けじと顔を出している。


オオイヌノフグリを撮っていたら、


白花を見つけた。


こっちにも……


通常の色の花とのコラボ。
いいね~


さて、本日の目的であったホソバナコバイモはというと……
八幡岳でも咲き始めておりました。
でも、見つけるのは苦労しました。(笑)
見えますか~


目が慣れてくると、
次々と見つけることができる。






昨年よりも多い感じ。


この一枚の写真に、
ホソバナコバイモはいくつあるでしょう?(笑)


上を向いたものや、


下を向いたものや、


ツインで同じ格好をしたものなど、
数えきれないほどのホソバナコバイモを見ることができた。


美しく開花したときに、
また見に来たいと思う。


それから、それから、
今日はまだ逢えないだろう思っていたヤマルリソウに、
なんと、なんと、逢えちゃいました~


まだ咲き始めなので、
瑠璃色にはなっていないけれど、
逢えただけで、大満足。
今日も「一日の王」になれました~


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