4月3日(水)
今日は、天山に登ろうと思った。
3月17日(日)に登って以来なので、
約半月ぶりである。
春の花が咲き出す頃なので、
本当は休みの度に天山に登りたいのであるが、
八幡岳や鬼ノ鼻山や作礼山がヤキモチを焼くので、そうもいかない。(笑)
今日は、一日中「晴天」の予報であったが、
朝から曇っていた。
上宮登山口駐車場に着くと、一台の車もなかった。
この時期は、井原山など脊振山系に行く人が多いので、
天山は登山者が少ない。
私としては静かな山歩きができるので嬉しい限りである。
ゆっくり登って行く。
登山道には、
セントウソウがたくさん咲いていた。
小さな花であるが、美しい花である。
いつもの場所で、パチリ。
あめ山分岐から、あめ山へ向かう。
もうすぐ山頂。
あめ山山頂に到着。
しばらく展望を楽しんだ後、天山へ向かう。
あめ山分岐を通過し、天山にとりつく。
しばらく登って、振り返る。
先程までいたあめ山が美しい。
天山山頂に到着。
風が強くて寒い。
すぐに稜線散歩へ。
七曲峠から登ってきた数人とすれ違う。
いつものように彦岳が見える場所まで行って、引き返す。
いつもの場所でランチ。
本日の「天山北壁」。
稜線では、
ややピークを過ぎたツクシショウジョウバカマや、
ホソバナコバイモくらいしか見つからなかったので、
山頂へ戻り、散歩道へ。
散歩道では、もうバイカイカリソウが咲いていた。
天山は標高が高いので、平地よりかなり遅れて咲くのだが、
今年は案外早い。
まだ数は少ないが、嬉しい。
木々も芽吹き、
新緑も増えてきた。
散歩道のツクシショウジョウバカマは今がピーク。
ユリワサビ、
コガネネコノメソウ、
ジロボウエンゴサク、
ツクシなどもたくさん顔を出している。
散歩道で、ホソバナコバイモを発見。
稜線以外では、ホソバナコバイモの群生地を3箇所ほど把握しているが、
4箇所目を見つけることができた。
ここも広範囲に咲いている。
天山は案外ホソバナコバイモの多い山だ。
そして、この花も咲き始めていた。
咲き始めの頃に魅せる褐色の葉が好きだ。
曇っているので、閉じた花が多い。
探してみると、開いた花もあった。
いいね~
花弁のようなものは萼片で、
花弁は黄橙色の部分。
ピンクは葯(やく)と言い、雄しべの一部で、花粉をつくる袋状の器官。
この色の取り合わせが、得も言われぬ美しさ。
今日も一日の王になれました~