一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

登吾留山 ……シライトソウの咲く森へ、そしてさらに奥へ……

2014年05月17日 | 登吾留山
ちょうどこの時期になると、
シライトソウに逢いたくなる。
くじゅうなどに咲くシライトソウではなく、
佐賀県内の登吾留山に咲くシライトソウに……

昨年(2013年)は5月12日に逢いに行っている。
そのときは、まだ咲き始めといった感じだった。
今年は、少しだけ遅らせて、
今日(5月17日)行ってきた。

登吾留山へ入って行く。


アザミがたくさん咲いていた。


クロアゲハも多く見られた。


アザミの群生地の中で、
ちょっと色の薄いピンクがかったアザミを見つけた。


ふつうのアザミはこんな色。


それが、蕾まで、こんな色。
白アザミと普通のアザミの中間種のような感じ。


近くにはナワシロイチゴもたくさん咲いていた。


ホオノキや、


ヤマボウシも咲いていた。


キンランは終盤を迎えていた。


サイハイランを見つけた。


近寄って接写していたら、


すぐ傍にも咲いていた。


目が慣れてくると、たくさん見つかった。


エビネもたくさん咲いている。




キエビネもあった。


さあ、シライトソウの森へ入って行く。


まず出迎えてくれたのは、ツクシタニギキョウ。


ツクシタニギキョウのすぐ近くに、シライトソウも咲いていた。


美しい~


背が高いシライトソウも……


ねっ。


こちらにもたくさん咲いている。


激写。


この一帯は、ここ数年、ヤブ化してきているので、
シライトソウも縮こまっている感じ。


まだ先っぽが黄緑色のもある。


もっと小さい咲きはじめのシライトソウ。


ヤブこぎしながら進むと、次々に見つかる。


ツインタワー。


ねっ。


もっと奥にも咲いている。


もっと奥にも……


凛としていた、この花が、


今日一番の美人さんであった。


今日も「一日の王」になれました~

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