一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

朝駆け「天山」 ……荘厳なる御来光や、自然が創り出す雪や氷の芸術を楽しむ……

2024年12月09日 | 天山・彦岳


12月9日(月)

今日は午後から用事があったこともあって、天山へ朝駆けした。

朝起きて、空を見ると、曇っていて星が見えなかったので、
〈御来光は無理だろう……〉
と思って、ゆっくり家を出たら、
天川登山口へ着くと、東の空が明るくなり始めていて、
〈もしかしたら御来光が拝めるかもしれない……〉
と思い、すぐに準備をして、駆け上がった。(笑)

途中、登山道脇などに雪なども見えたが、
〈写真は下山時にでも……〉
と思い、先を急いだ。

もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。
日の出時刻の5分前くらいに着いた。


あの辺りから太陽が出るようだ。




早く、早く。




もうすぐだ。




キタか?


キタ~~~




今日も雲が多かったが、なんとか御来光を拝むことができた。




感謝。


南に目を転ずると、
佐賀平野の向こうに有明海、そして海と雲の間がほんのりピンクに染まっている。
なんて美しいんだろう。


私の他には誰もいなくて、素晴らしい風景を独り占め。


存分に楽しんで、下山開始。
登りの時は、急いでいたし、薄暗いこともあって、写真を撮っていなかったので、
下りながら写真を撮っていこうと思う。


斜面の雪を見ながら、ゆっくり下って行く。






白い雪に、紅葉や、




赤い実が映える。




プチ氷瀑や、




氷が創り出す美しい芸術を楽しむ。


下るにしたがって、木々に雪が見られるようになり、




至る所に芸術がある。




滑らないように気を付けて、下って行く。


振り返って、パチリ。


霜柱も見ることができた。




下界に雪はまったく無かったので、
天山で雪を見ることができて嬉しかった。




登山口に到着。
当然のことながら、駐車場には一台の車もなかった。
今日も、誰にも会わず、静かな山歩きを楽しむことができた。
今日も「一日の王」になれました~

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