先日、ネットニュースに、ホーキング博士の、
「人類の終わりの可能性」と題する、人工知能開発への警告が配信された。
【AFP=時事】人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれない、と英理論物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士が警告した。
ホーキング博士は、2日に放送された英国放送協会(BBC)のインタビューで、人工知能技術は急速に発展して人類を追い越す可能性があると語った。まるでSF映画「ターミネーター(Terminator)」で描かれたようなシナリオだ。
「われわれがすでに手にしている原始的な人工知能は、極めて有用であることが明らかになっている。だが、完全な人工知能の開発は人類の終わりをもたらす可能性がある」と、ホーキング博士は語った。
「ひとたび人類が人工知能を開発してしまえば、それは自ら発展し、加速度的に自らを再設計していくだろう」、「ゆっくりとした生物学的な進化により制限されている人類は、(人工知能と)競争することはできず、(人工知能に)取って代わられるだろう」
筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis、ALS)を患い、音声合成装置を使って発話するホーキング博士は、現存する科学者の中で最も才能ある一人と認知されている。
【翻訳編集】 AFPBB News
ホーキング博士は、かつて、こうも発言したことがある。
「人類は今後1000年以内に災害か地球温暖化のために滅亡する」
「他の惑星に移住することしか人類が生存する方法はないだろう」
(毎日新聞 2000年10月29日)
「宇宙に進出しなければ、人類はウィルスにより今千年紀末までに滅亡する可能性がある」
(ロイター通信 2001年11月16日)
今後もずっと私達が存在していく唯一の方法は、
地球に留まり続けることを当たり前とするのではなく、
宇宙の各所に私達人類が散っていくことだと言うのだ。
これら、ホーキング博士の警告を取り入れたかのような映画が制作され、
現在、上映されている。
それが、『インターステラー』である。
監督は、『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン。
主演は、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。
共演に、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ケイン、他。
近未来、
地球規模の食糧難と、劇的な環境変化によって、
人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。
そんな状況で、あるミッションの遂行者に、
まだ幼い子供を持った農夫が大抜てきされる。
元エンジニアでパイロットでもあったクーパー(マシュー・マコノヒー)だ。
そのミッションというのは、
新たに発見された宇宙のワームホールを利用し、
居住可能な新たな惑星を探すという、
生きて帰れるかわからない重大な使命を担う壮大な旅であった。
地球に残さねばならない家族と、
人類滅亡の回避。
父親として残るべきなのか、
人類を救うために行くべきなのか。
二つの間で葛藤するクーパー。
悩み抜いた果てに、彼は、
家族に帰還を約束し、
前人未到の新天地を目指すことを決意。
生物学者のアメリア(アン・ハサウェイ)や、
人口知能ロボットTARSらと共に、
宇宙船へと乗り込むのだった。
11月22日に公開された映画であるが、
私は公開初日に、会社の帰りに見た。
公開まで、ずっと、作品内容の全貌は明かにされず、
ベールに包まれていた超大作で、
ワクワクしながら、3時間近い(169分)作品を楽しんだ。
にもかかわらず、何故これまでレビューを書かなかったかというと、
何から書いていいのか、分らなかったからだ。
いろんな要素がある映画で、
簡単に解説できるような作品ではなかったのだ。
『ゼロ・グラビティ』と、
『SOMEWHERE』と、
『アルマゲドン』を足して3で割ったような作品とでも言えばいいか。(笑)
公開まで、ほとんど情報がなかったので、
私自身は白紙の状態で見たので、
そのお蔭で、楽しめたような気がする。
だから、できれば、矛盾するようだけれど、
あまり情報を入れないで、この作品を見ることをお勧めする。
それはそうなんだけれど、
それではレビューにならないので、(笑)
差し障りのないことをいくつか書いてみたいと思う。
昨年(2013年)12月に公開された『ゼロ・グラビティ』は、
随分と話題になった作品なので、
御存じの方も多いと思う。
事故によって宇宙空間に放り出され、
スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が、
決死のサバイバルを繰り広げるという物語で
リアルな宇宙空間や、事故描写を創造したVFXが評判になり、
絶賛する映画評論家も多かった。
だが、私は、あまり感心しなかった。
たしかにリアルな宇宙空間の表現方法には驚嘆したが、
そこに物語性が希薄だったからだ。(だからレビューも書いていない)
『インターステラー』は、この『ゼロ・グラビティ』に、
物語性をプラスしたような作品であった。
人類の未来を担うべく新たな土地を求めて旅立つ宇宙飛行士と、
その家族の姿が、しっかり描かれているのだ。
極論すると、『インターステラー』は、
宇宙を舞台にした、「父の娘」の物語であった。
二人の娘と、二人の孫娘を持つ私は、
「父と娘」の物語に極端に弱い。(笑)
「父と娘」の物語というだけで、感涙するほどに……
父親を演じたマシュー・マコノヒーも良かったが、
私は、娘を演じたマッケンジー・フォイの方に、より感心した。
かつて、エル・ファニングを初めて見たときのような衝撃を受けたのだ。
演技力があり、しかも美しいのだ。
【マッケンジー・フォイ】
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市に、
2000年11月10日生まれる。14歳(2014年12月5日現在)。
幼小のころからバレエ、ジャズダンス、タップダンスなどを習っていた。
2004年の頃からモデルとして活動し始める。
マテル、ゲス、タルボ、ターゲット、ラルフ・ローレン、H&M、ギャップ、ディズニーなど、いくつかのブランドのプリント広告にモデルとして登場。
ついで、バーガーキング、ティージーアイ・フライデーズ、BlackBerry、コムキャスト、バービー、パンテーンなど、その他数多くの企業のテレビコマーシャルに出演を果たした。
9歳から女優活動をはじめ、
SFテレビドラマシリーズ『フラッシュフォワード』や、
刑事テレビドラマシリーズ『ハワイファイブオー』など、
いくつかのテレビシリーズにゲスト出演。
2011年に公開された『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』
で、長編映画に初出演を飾り、また、
2012年公開の映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』
に出演した。(Wikipediaより引用し構成)
エル・ファニングと共に、
マッケンジー・フォイの女優としての成長が本当に楽しみだ。
映画『インターステラー』を見ての収穫は、
このマッケンジー・フォイに逢えたことが一番かもしれない。
インターステラーとは、
恒星間の距離や時間を差す言葉で、
映画の中では、
相対性理論、ワームホール、タイム・ダイレーションなどの言葉が飛び交う。
正直、あまりよく解らないが、(笑)
専門家が見ても、かなり科学に忠実なのだそうだ。
世界的に知られる天文物理学者で、
ブラックホールや重力理論研究の第一人者・キップ・ソーン博士が、
企画段階から参加しているので、説得力があるからであろう。
圧倒的なビジュアルと、
優れたストーリーとエモーションを両立させた超大作を、
あなたもぜひ映画館で……。
※この予告編は、見ても大丈夫。事前に知って欲しい情報だけが編集されている。
「人類の終わりの可能性」と題する、人工知能開発への警告が配信された。
【AFP=時事】人工知能の開発は人類の終わりを意味するかもしれない、と英理論物理学者のスティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)博士が警告した。
ホーキング博士は、2日に放送された英国放送協会(BBC)のインタビューで、人工知能技術は急速に発展して人類を追い越す可能性があると語った。まるでSF映画「ターミネーター(Terminator)」で描かれたようなシナリオだ。
「われわれがすでに手にしている原始的な人工知能は、極めて有用であることが明らかになっている。だが、完全な人工知能の開発は人類の終わりをもたらす可能性がある」と、ホーキング博士は語った。
「ひとたび人類が人工知能を開発してしまえば、それは自ら発展し、加速度的に自らを再設計していくだろう」、「ゆっくりとした生物学的な進化により制限されている人類は、(人工知能と)競争することはできず、(人工知能に)取って代わられるだろう」
筋萎縮性側索硬化症(Amyotrophic Lateral Sclerosis、ALS)を患い、音声合成装置を使って発話するホーキング博士は、現存する科学者の中で最も才能ある一人と認知されている。
【翻訳編集】 AFPBB News
ホーキング博士は、かつて、こうも発言したことがある。
「人類は今後1000年以内に災害か地球温暖化のために滅亡する」
「他の惑星に移住することしか人類が生存する方法はないだろう」
(毎日新聞 2000年10月29日)
「宇宙に進出しなければ、人類はウィルスにより今千年紀末までに滅亡する可能性がある」
(ロイター通信 2001年11月16日)
今後もずっと私達が存在していく唯一の方法は、
地球に留まり続けることを当たり前とするのではなく、
宇宙の各所に私達人類が散っていくことだと言うのだ。
これら、ホーキング博士の警告を取り入れたかのような映画が制作され、
現在、上映されている。
それが、『インターステラー』である。
監督は、『ダークナイト』『インセプション』のクリストファー・ノーラン。
主演は、『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー主演男優賞を受賞したマシュー・マコノヒー。
共演に、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、マイケル・ケイン、他。
近未来、
地球規模の食糧難と、劇的な環境変化によって、
人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。
そんな状況で、あるミッションの遂行者に、
まだ幼い子供を持った農夫が大抜てきされる。
元エンジニアでパイロットでもあったクーパー(マシュー・マコノヒー)だ。
そのミッションというのは、
新たに発見された宇宙のワームホールを利用し、
居住可能な新たな惑星を探すという、
生きて帰れるかわからない重大な使命を担う壮大な旅であった。
地球に残さねばならない家族と、
人類滅亡の回避。
父親として残るべきなのか、
人類を救うために行くべきなのか。
二つの間で葛藤するクーパー。
悩み抜いた果てに、彼は、
家族に帰還を約束し、
前人未到の新天地を目指すことを決意。
生物学者のアメリア(アン・ハサウェイ)や、
人口知能ロボットTARSらと共に、
宇宙船へと乗り込むのだった。
11月22日に公開された映画であるが、
私は公開初日に、会社の帰りに見た。
公開まで、ずっと、作品内容の全貌は明かにされず、
ベールに包まれていた超大作で、
ワクワクしながら、3時間近い(169分)作品を楽しんだ。
にもかかわらず、何故これまでレビューを書かなかったかというと、
何から書いていいのか、分らなかったからだ。
いろんな要素がある映画で、
簡単に解説できるような作品ではなかったのだ。
『ゼロ・グラビティ』と、
『SOMEWHERE』と、
『アルマゲドン』を足して3で割ったような作品とでも言えばいいか。(笑)
公開まで、ほとんど情報がなかったので、
私自身は白紙の状態で見たので、
そのお蔭で、楽しめたような気がする。
だから、できれば、矛盾するようだけれど、
あまり情報を入れないで、この作品を見ることをお勧めする。
それはそうなんだけれど、
それではレビューにならないので、(笑)
差し障りのないことをいくつか書いてみたいと思う。
昨年(2013年)12月に公開された『ゼロ・グラビティ』は、
随分と話題になった作品なので、
御存じの方も多いと思う。
事故によって宇宙空間に放り出され、
スペースシャトルも大破してしまった宇宙飛行士と科学者が、
決死のサバイバルを繰り広げるという物語で
リアルな宇宙空間や、事故描写を創造したVFXが評判になり、
絶賛する映画評論家も多かった。
だが、私は、あまり感心しなかった。
たしかにリアルな宇宙空間の表現方法には驚嘆したが、
そこに物語性が希薄だったからだ。(だからレビューも書いていない)
『インターステラー』は、この『ゼロ・グラビティ』に、
物語性をプラスしたような作品であった。
人類の未来を担うべく新たな土地を求めて旅立つ宇宙飛行士と、
その家族の姿が、しっかり描かれているのだ。
極論すると、『インターステラー』は、
宇宙を舞台にした、「父の娘」の物語であった。
二人の娘と、二人の孫娘を持つ私は、
「父と娘」の物語に極端に弱い。(笑)
「父と娘」の物語というだけで、感涙するほどに……
父親を演じたマシュー・マコノヒーも良かったが、
私は、娘を演じたマッケンジー・フォイの方に、より感心した。
かつて、エル・ファニングを初めて見たときのような衝撃を受けたのだ。
演技力があり、しかも美しいのだ。
【マッケンジー・フォイ】
アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス市に、
2000年11月10日生まれる。14歳(2014年12月5日現在)。
幼小のころからバレエ、ジャズダンス、タップダンスなどを習っていた。
2004年の頃からモデルとして活動し始める。
マテル、ゲス、タルボ、ターゲット、ラルフ・ローレン、H&M、ギャップ、ディズニーなど、いくつかのブランドのプリント広告にモデルとして登場。
ついで、バーガーキング、ティージーアイ・フライデーズ、BlackBerry、コムキャスト、バービー、パンテーンなど、その他数多くの企業のテレビコマーシャルに出演を果たした。
9歳から女優活動をはじめ、
SFテレビドラマシリーズ『フラッシュフォワード』や、
刑事テレビドラマシリーズ『ハワイファイブオー』など、
いくつかのテレビシリーズにゲスト出演。
2011年に公開された『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1』
で、長編映画に初出演を飾り、また、
2012年公開の映画『トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2』
に出演した。(Wikipediaより引用し構成)
エル・ファニングと共に、
マッケンジー・フォイの女優としての成長が本当に楽しみだ。
映画『インターステラー』を見ての収穫は、
このマッケンジー・フォイに逢えたことが一番かもしれない。
インターステラーとは、
恒星間の距離や時間を差す言葉で、
映画の中では、
相対性理論、ワームホール、タイム・ダイレーションなどの言葉が飛び交う。
正直、あまりよく解らないが、(笑)
専門家が見ても、かなり科学に忠実なのだそうだ。
世界的に知られる天文物理学者で、
ブラックホールや重力理論研究の第一人者・キップ・ソーン博士が、
企画段階から参加しているので、説得力があるからであろう。
圧倒的なビジュアルと、
優れたストーリーとエモーションを両立させた超大作を、
あなたもぜひ映画館で……。
※この予告編は、見ても大丈夫。事前に知って欲しい情報だけが編集されている。