一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

天山の移り変わる花々

2007年10月06日 | 天山・彦岳
センブリ
今日の登山の目的はコレ!
たくさん咲いていたので一安心。
最近、盗掘が多く、めっきり数が減っている。
先日、「天山の自然を守る会」の方から、ショッキングな話を聞いた。
登山中に見たたくさんのセンブリが、下山時に見たら、根こそぎ無くなっていたとか。
「あらキレイ」と摘んでいった感じではなく、何らかの目的のために道具を用意して盗掘したとしか思えない仕業だったらしい。
センブリを漢方薬の原料として盗掘する人が多いようだ。
盗掘は厳禁です!
(今、漢字変換したら、最初に、「盗掘は現金です!」と変換された。こちらが正解か? ATOK…畏るべし)



ムラサキセンブリ
センブリと比較して、華やかで、艶やか。
どちらを美しく感じるかは、好みが分かれるところ。



アキチョウジと白花アキチョウジが、珍しく並んで咲いていた。



縦走路を外れた草原を歩いていたら、遠くにピンク色の花のようなものが見えた。
秋の山野草は、紫系の花が多く、ピンク系の花は珍しい。
急いで近寄ってみる。



えっ、ミヤマキリシマ?(かな?)
10月になっても30度を超える気温が続いているので、狂い咲きしているようだ。
異常気象の影響が、天山の花にも及んでいる!
でも、ちょっと得した感じ……。(^^)/

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