
1月29日(金)
プチ、プチ、プチと、プチうるさいタイトルになってしまったが、(笑)
九州の標高1000mくらいの山では、
本格的な雪山、本格的な氷瀑、本格的なエビの尻尾、本格的な霧氷は、
よほど条件が整わない限り望むべくもない。
私の公休日の1月29日に、プチ寒波が来るとの予報が出ていたので、
プチ雪山が楽しめるかもしれないと思い、天山に登ることにした。
平地には雪はまったく無かったし、雪も降っていなかったが、
車で天川集落まで来てみると、雪が降っており、うっすら積雪もあった。
ノーマルタイヤなので、ここに車を駐め、ここから歩き出すことにした。

1月4日に車を駐めた場所(左側の空きスペース)の前を通過。

雪が激しく降っている。

天山スキー場からの道と合流。

ゆっくり登って行く。

途中、小さな滝に立ち寄ると、プチ氷瀑になっていた。


いいね~

氷の芸術だ。


天山ダム分岐を通過。

足跡も車のタイヤの跡もない。

上宮登山口への道との分岐を通過。

天川登山口に到着。

当然のことながら、一台の車もない。
嬉しい。

登山口を出発。

まだ誰も歩いていない道に、足跡をつけながら登って行く。

このくらいの雪でも、楽しい。

美しい風景が続く。


この辺りに、いちばん雪があった。

いつもの場所でパチリ。
アクセントにしている枯れ木がまた折れて、小さくなっていた。
そういえば、昨夜は強風だった。

そこを過ぎた辺りから、小さな霧氷が見られるようになってきた。

もうすぐ山頂。

天山山頂に到着。

石碑には、

小さなエビの尻尾がたくさんできていた。

石碑の隙間に生えた小さな樹木には霧氷ができていた。

道標にも、小さなエビの尻尾が無数にできていた。

稜線散歩へ。

小さいけれど、霧氷がついている。

嬉しい。

天山で霧氷を見ることができるのは、年に数回しかない。

とても貴重なのだ。

天山の霧氷は、霧氷ができる確率から言って、
くじゅうや雲仙より価値があると思う。

もっと先に行ってみると、

小さな霧氷に彩られた白い林があり、

とても美しかった。

白いサンゴ礁のようでもある。

いつもの場所で、

こんな風景を見ながら珈琲タイム。
ガスが晴れてきた。

本日の「天山北壁」。

山頂へ戻ると、

うっすら下界も見え、

あめ山も美しい姿を現した。

プチ雪山であったが、存分に楽しむことができた。

今日も「一日の王」になれました~


