一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

近くの里山 ……幻想的な森の中で、サラシナショウマやトリカブトと出逢う……

2021年10月13日 | 近くの里山


10月12日(火)

今日の天気予報は「曇り一時雨」。
この天気なら、登山者も少ないだろうと予想し、
近くの里山に登ることにした。

登山口へ向かう途中、
アケボノソウがたくさん咲いている場所があった。


大好きな花なので、嬉しい。


オタカラコウや、


チャノキの花を見ながら、


ゆっくり登って行く。


ムカゴがたくさんあった。


米と一緒に炊き込むと、これが美味しいのだ。


登山道の両側には、


キッコウハグマがたくさん咲いていた。


「キッコウハグマの小径」と名付けたいほど、




道に沿ってずっと咲いている。




面白い形をした岩が所々にあって楽しい。


白いキノコや、


ヤマシロギクも多く目にする。


と、再びアケボノソウを発見。
こちらは4弁の花びらが多い株であった。


花後のツクシミカエリソウも発見。
〈この道にはツクシミカエリソウも咲くんだ~〉


標高が上がるにしたがって、ガスが出てきた。


時折、小雨もぱらつく。


でも、幻想的で、素敵な雰囲気。


稜線に出て、


見上げると、


なんとも美しい木々の葉たち。


山にいることの歓びが、心と躰に満ちてくる。


足もとにはアキノキリンソウ。


もうすぐ山頂。


山頂に到着。
ガスっていて何も見えず。(笑)
アップルパイと、ハムとアボカドのサンドと、珈琲でランチ。
最高!


下山時、
登山道から外れたところに、
紫色の花が見えた。


近寄ってみると、トリカブトであった。


〈この山にもトリカブトが咲くんだ~〉
と感動。


周囲を見渡すと、数株のトリカブトが確認できた。


そして、もっと私を驚かせたのは、


サラシナショウマ。


なんて美しいんだろう。


こちらにも、


こちらにも。


久しぶりの出逢い。
嬉しい。


一番美しいのは、やはりこの花かな。


今日も「一日の王」になれました~


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