5月13日(日)の八幡岳自然観察会に参加した折、
八幡岳へ向かう車の中で、Hiroさんやtachiaoiさんと、
もうすぐ咲き始める黒髪山系の希少種の花や隠居岳のヤマツツジの話になった。
そのとき、
「もしよかったら案内してほしい」
との依頼を受けたので、先日(5月24日)下見に行った。
このブログに書いたように、
黒髪山系の花も、隠居岳のヤマツツジも、見頃を迎えつつあった。
すぐに、Hiroさん、tachiaoiさん、平六さんに、
「5月27日(日)に行きたいと思いますが……」
と連絡。
tachiaoiさんは当日どうしても行かなければならない所があるとのことで参加できないとの知らせがきたが、Hiroさん(Haruさんと一緒に参加)、平六さんからは「OK」の連絡があった。
こうして本日の山行が決まった。
参加者は、Hiroさん、Haruさん、平六さん、私(タク)の4人。
今日も黒髪山系の盟主・青螺山に御挨拶。
集合場所に行くと、Hiroさん、Haruさんの他に、見知った顔の面々が……
肉まんさん、S・TAROUさん、風来坊さんであった。
しばし談笑。
皆さんは青牧峠経由で青螺山に登るとのことで、お見送りした。
我々の黒髪山系における今日の目的は、あの花とあの花。(わからん!)
まずはこの花に逢いに行く。
国内では、ここ黒髪山系と、
長崎県・大分県の一部でしか見ることができない貴重な植物。
「意外に小さな花なんですね」とHiroさん。
次は、もうひとつの花の自生地へ。
蕾が多いけど、咲いている。
こちらも、先程の株と同じくらい咲いている。
「こんな所に咲いているんだね~」と皆さん。
喜んで頂けたようだ。
黒髪山系の希少種の花を満喫し、
平六さんの車で隠居岳の登山口へ移動。
ウォーカーズパークから歩き始める。
アザミなどの花が今が盛りと咲いている。
登山道で、nandenさんとワンちゃんにお会いした。
「久しぶり~」
ヤマツツジの自生地に着くと、
「お~」と皆さんから歓声が上がった。
隠居岳のヤマツツジは皆さん初めて見るとのことで、
とても驚かれていた。
かつては、この隠居岳のヤマツツジは、知る人ぞ知る存在であった。
それが、多くの人に知られるようになったのは、
『Green Walk』誌で紹介されたことに由る。
眼前に広がる光景に我が目を疑った。ここは、ほんとに標高700mに満たぬ佐世保の低山なのかと。まさか夢の中で平治岳を眺めているわけではあるまい……。一瞬、そんな想いにとらわれるほど胸は高鳴っていた。
4万本とも5万本ともつかぬ自生のヤマツツジが咲くとは聞いていた。しかし、正直なところ、これほどの規模とは想像もしていなかった。なにしろここは、さほど有名とは思えない低山なのだ。
『Green Walk』Vol.10(春号)で、「隠居岳」を紹介していた時の冒頭の文章である。
『Green Walk』誌に掲載されて以降、
この時期になると、登山者が多く訪れるようになった。
道標に「ツツジ園」と書かれているので、人の手で植えられたツツジと思っている人が多いようだが、ここのヤマツツジはすべて自生である。
「すごい、すごい」と言いながら先を行くHiroさん。
Haruさんも平六さんも驚きの表情。
大きな石の上に乗って撮影するHiroさん。
ヤマツツジの赤に染まりそうな平六さん。
ヤマツツジに埋もれたHaruさん。
赤というべきか、朱色というべきか、紅色というべきか……
目に痛いほどの強烈な色。
この隠居岳のヤマツツジを見ると、私は、泉鏡花の『龍潭譚』に出てくる文章をいつも思い出す。
「行く方も躑躅(つゝじ)なり。來し方も躑躅(つゝじ)なり。」
「茜さして、眼もあやに躑躅の花、たゞ紅の雪の降積めるかと疑はる。」
「山土のいろもあかく見えたる、あまりのうつくしさに恐ろしくなりて……」
ヤマツツジを見ただけではもったいないので、隠居岳山頂を目指す。
タツナミソウがたくさん咲いている。
隠居岳のコナスビの花はなぜかしら大きい。
ヤマツツジ群生地から20分ほどで山頂に着く。
山名が書かれた標識はないが、三角点はある。
山頂には、アザミの花がいっぱい。
アザミの花の向こうには、黒髪山系の山々が……
ウォーカーズパークに戻り、展望台で昼食。
海や島を眺めながらの贅沢ランチ。
昼食後、サイハイランの森へ向かう。
夥しい数のサイハイラン。
暗い所に咲くことが多いので、いつも撮影に苦労するが、
今日は、文句なしの晴天。
存分に撮影することができた。
皆さん、大喜び。
今日も素晴らしい一日であった。
Hiroさんが撮って下さった一枚。
お礼に、Hiroさんをパチリ。
Hiroさん、Haruさん、平六さん、
またご一緒しましょう
八幡岳へ向かう車の中で、Hiroさんやtachiaoiさんと、
もうすぐ咲き始める黒髪山系の希少種の花や隠居岳のヤマツツジの話になった。
そのとき、
「もしよかったら案内してほしい」
との依頼を受けたので、先日(5月24日)下見に行った。
このブログに書いたように、
黒髪山系の花も、隠居岳のヤマツツジも、見頃を迎えつつあった。
すぐに、Hiroさん、tachiaoiさん、平六さんに、
「5月27日(日)に行きたいと思いますが……」
と連絡。
tachiaoiさんは当日どうしても行かなければならない所があるとのことで参加できないとの知らせがきたが、Hiroさん(Haruさんと一緒に参加)、平六さんからは「OK」の連絡があった。
こうして本日の山行が決まった。
参加者は、Hiroさん、Haruさん、平六さん、私(タク)の4人。
今日も黒髪山系の盟主・青螺山に御挨拶。
集合場所に行くと、Hiroさん、Haruさんの他に、見知った顔の面々が……
肉まんさん、S・TAROUさん、風来坊さんであった。
しばし談笑。
皆さんは青牧峠経由で青螺山に登るとのことで、お見送りした。
我々の黒髪山系における今日の目的は、あの花とあの花。(わからん!)
まずはこの花に逢いに行く。
国内では、ここ黒髪山系と、
長崎県・大分県の一部でしか見ることができない貴重な植物。
「意外に小さな花なんですね」とHiroさん。
次は、もうひとつの花の自生地へ。
蕾が多いけど、咲いている。
こちらも、先程の株と同じくらい咲いている。
「こんな所に咲いているんだね~」と皆さん。
喜んで頂けたようだ。
黒髪山系の希少種の花を満喫し、
平六さんの車で隠居岳の登山口へ移動。
ウォーカーズパークから歩き始める。
アザミなどの花が今が盛りと咲いている。
登山道で、nandenさんとワンちゃんにお会いした。
「久しぶり~」
ヤマツツジの自生地に着くと、
「お~」と皆さんから歓声が上がった。
隠居岳のヤマツツジは皆さん初めて見るとのことで、
とても驚かれていた。
かつては、この隠居岳のヤマツツジは、知る人ぞ知る存在であった。
それが、多くの人に知られるようになったのは、
『Green Walk』誌で紹介されたことに由る。
眼前に広がる光景に我が目を疑った。ここは、ほんとに標高700mに満たぬ佐世保の低山なのかと。まさか夢の中で平治岳を眺めているわけではあるまい……。一瞬、そんな想いにとらわれるほど胸は高鳴っていた。
4万本とも5万本ともつかぬ自生のヤマツツジが咲くとは聞いていた。しかし、正直なところ、これほどの規模とは想像もしていなかった。なにしろここは、さほど有名とは思えない低山なのだ。
『Green Walk』Vol.10(春号)で、「隠居岳」を紹介していた時の冒頭の文章である。
『Green Walk』誌に掲載されて以降、
この時期になると、登山者が多く訪れるようになった。
道標に「ツツジ園」と書かれているので、人の手で植えられたツツジと思っている人が多いようだが、ここのヤマツツジはすべて自生である。
「すごい、すごい」と言いながら先を行くHiroさん。
Haruさんも平六さんも驚きの表情。
大きな石の上に乗って撮影するHiroさん。
ヤマツツジの赤に染まりそうな平六さん。
ヤマツツジに埋もれたHaruさん。
赤というべきか、朱色というべきか、紅色というべきか……
目に痛いほどの強烈な色。
この隠居岳のヤマツツジを見ると、私は、泉鏡花の『龍潭譚』に出てくる文章をいつも思い出す。
「行く方も躑躅(つゝじ)なり。來し方も躑躅(つゝじ)なり。」
「茜さして、眼もあやに躑躅の花、たゞ紅の雪の降積めるかと疑はる。」
「山土のいろもあかく見えたる、あまりのうつくしさに恐ろしくなりて……」
ヤマツツジを見ただけではもったいないので、隠居岳山頂を目指す。
タツナミソウがたくさん咲いている。
隠居岳のコナスビの花はなぜかしら大きい。
ヤマツツジ群生地から20分ほどで山頂に着く。
山名が書かれた標識はないが、三角点はある。
山頂には、アザミの花がいっぱい。
アザミの花の向こうには、黒髪山系の山々が……
ウォーカーズパークに戻り、展望台で昼食。
海や島を眺めながらの贅沢ランチ。
昼食後、サイハイランの森へ向かう。
夥しい数のサイハイラン。
暗い所に咲くことが多いので、いつも撮影に苦労するが、
今日は、文句なしの晴天。
存分に撮影することができた。
皆さん、大喜び。
今日も素晴らしい一日であった。
Hiroさんが撮って下さった一枚。
お礼に、Hiroさんをパチリ。
Hiroさん、Haruさん、平六さん、
またご一緒しましょう