シリーズ「麓から登ろう!」なんていう地味な企画、(笑)
はたして読んでくれる人がいるのだろうか……なんて思っていたが、
回を重ねる毎に読者も増えてきて、
メッセージもたくさん戴くようになり、
案外、人気のシリーズになりつつある。(自画自賛)
シリーズ「麓から登ろう!」を始めたのは2011年からであるが、
実は、そのずっと前から、麓から登ることはやっていた。
たとえば、今や伝説となった(ほんまかいな)、
2008年7月6日の、
「岸川ルートを登らずして天山を語るなかれ」。(←クリック)
先日、ネットサーフィンをしていたら、
こんなブログ記事に出逢った。
ゆりさんという方の2014年6月の記事。(←クリック)
くるりんちゃんは,麓から登ったり,海抜0mから登ることに興味があり,ブログで見つけたこのコースをずっとやってみたかったらしく,相手を探していたみたいです。
その栄えある相手方として私が見事に選ばれました!光栄です。(^^ゞ
「ブログで見つけたコース」って、
たぶん「一日の王」だよね。
こんな風に、麓から登る人が増えてきているって、実に嬉しい。
先日、相知駅から八幡岳へ登ったレポをアップしたとき、
次のようなメッセージを戴いた。
初めまして、○○と申します。
数日前よりブログを拝見し、あまりの面白さについつい夜更かしをしています。最初は希少植物が次々に登場するので、単に勉強のつもりで読んでいたのですが、今から50年以上も前の子供時代、私が生まれ育った懐かしい山野が次々に登場するので、ついお便りを書かずにはいられなくなりました。特に本日の舞台の「八幡岳」は深く思い出に残る場所です。小学校の鍛錬遠足で一度だけ登った山ですが、当時は田頭小学校から登りました。大人のtakuさんが5時間もかけて登る山なのに、どうして小学生でも登れたのか「急に不思議に思えてきました」。その麓の平山小学校にも1年間だけ在籍したことがあります。歳を取って、だんだんと記憶が不鮮明になってはいますが、思い違いとも思えません。(後略)
また、千葉県在住のある方から、次のようなメッセージも頂いた。
ネットサーフィンしていたら貴ブログにたどり着きました。驚いたのは、中学生から工高卒業まで、殆ど一人で30回は登った作礼山の記事が沢山アップされていたことです。住んでいた北部中学の傍から、バスに乗るお金が無いので、行きも帰りも歩いていました。天山、鬼ノ鼻山、八幡岳懐かしい山が沢山あり、感激して連絡させて戴きました。有難うございます。記事が多そうなので、暫く楽しませていただきます。
シリーズ「麓から登ろう!」を開始して以降、
このような内容のメッセージを多く戴くようになった。
小学生、中学生の頃に登った山のことが懐かしくて、
ネットで検索したら、ブログ「一日の王」にたどり着いた……
という人が多いようだ。
昔は、小学校、中学校の遠足などは麓から登っていたから、
麓から登っている私のレポが一層懐かしく思われているみたいなのだ。
私としては、意外というか、
こんな風に読んで下さる方が多くおられることに、
驚きつつも、嬉しく思っている次第。
前置きが長くなったが、
今回も、夏山の訓練も兼ねて、
シリーズ「麓から登ろう!」を実施。
道の駅「厳木」から登る作礼山。
毎年、この時期になると、麓から作礼山に登っているような気がするが、
「アジサイ・ロードと化す」この時期だからこそ……だ。
5:47
道の駅「厳木」を出発。
佐用姫も見送ってくれている。
道の駅「厳木」から少し歩いた所に、
厳木コミュニティセンターがある。
ここの標高が、海抜60m。
これから、作礼山(887.1)へ、
標高差827mほどを登る。
天山方面から、太陽が顔を出した。
ズーム。
田植えが終わった水田の向うに、作礼山が見える。
振り返ると、船山(女山)が……
さあ、アジサイ・ロードの始まり……
道の両側にずっとアジサイが咲いている。
だから、車道歩きも退屈しない。
楽しんで歩くことができる。
日曜日の朝は、車もあまり通らないので、アジサイの花を存分に楽しむことができる。
ふと、遠くを見ると、こんな美しい風景が……
目を近くに戻すと、
こんなにも素晴らしい風景が……
アジサイの花の滝のよう……
その後も、アジサイ・ロードは続く。
車で走れば、短時間で通り過ぎるだろうが、
歩いていれば、いつまでも花を楽しむことができる。
やがて、アジサイ・ロードも終わり、
ここから左の道へ入り、登山口へ向かう。
茶畑を通り過ぎ、しばらく歩くと、
栗の木登山口へ到着。
普通は右へ登って行くのだが、
私はいつものように左の道へ。
あまり利用されない道だからか、少し荒れている。
だが、ウツボグサや、
オカトラノオや、
ニシキゴロモなどが、
私を歓迎してくれる。
突き当りを右折し、
この鳥居から登って行く。
植林帯の急坂を登って行くと、
やがて展望岩に着く。
展望岩だが、周囲の木々が育ちすぎて、展望は良くない。
ここから先が、私の好きな道。
緑のトンネル。
見上げると、緑がまぶしい。
途中、多良山系や黒髪山系のような場所もあるが、
すぐにまた美しい道に戻る。
キノコがカワイイ。
作礼山の東峰と西峰の分岐に出るので、
まずは東峰へ。
ヤマツツジがまだ咲いていた。
嬉しい。
東峰に到着。
897ピークの方はガスっていてあまり見えなかった。
東峰のヤマボウシは終わっていたが、
イワガラミが目を楽しませてくれる。
西峰へ向かう。
この道も美しい。
この道には、コナスビの花がたくさん咲いていた。
シンメトリーなコナスビ。
9:30
西峰に到着。
ここで、オレンジジュースを飲みながら、
サンドイッチを食べた。
9:44
出発。
美しい林の中を歩いて行く。
やがて、池に出る。
池の淵にもヤマツツジが咲いていた。
モウセンゴケが元気いっぱい。
9合目駐車場へ出て、車道を下って行く。
897ピークが見えるこの場所には、
ヤマボウシが咲くのだが、
今年は、少ししか見ることができない。
平之神社の大イチョウを見た後、
再びアジサイ・ロードを下って行く。
本日の、要注意人物。(笑)
今日のパンツは、
モンベルのリッジラインパンツ Men's
抜群のストレッチ性を備えたアクティブなパンツです。
すっきりとした細めのシルエットながら足上げもスムーズ。
尻・膝部には2WAYストレッチ生地を採用しています。
とのことで、最近買って、今日初めて着用したのだが、
ストレッチ性が抜群で、足上げにまったくストレスがかからない。
これで、平均重量は288g。軽い!
今年の夏は、このパンツで勝負したい。(なんのこっちゃ)
別にモンベルの回し者ではありません。(笑)
ミラーを利用して自撮りしていたら、
猫が「何してるんだろう?」と見ていた。
12:38
道の駅「厳木」に到着。
6時間50分ほどの山歩きであった。
最後に、今日出逢った花を少しだけ。
今回もユキノシタの群生に数回出逢った。
この数の多さに、毎回圧倒される。
久しぶりに、カンアオイに出逢った。
マクロ撮影すると、ちょっと不気味だけどね。(笑)
フタリシズカにも逢うことができた。
このエビネの群生地は、来年楽しみたいと思う。
作礼山といえば、イチヤクソウ。
今年も咲いてました~
上から撮っても、
横から撮っても、
下から撮っても、美しい。
今日も「一日の王」になれました~
はたして読んでくれる人がいるのだろうか……なんて思っていたが、
回を重ねる毎に読者も増えてきて、
メッセージもたくさん戴くようになり、
案外、人気のシリーズになりつつある。(自画自賛)
シリーズ「麓から登ろう!」を始めたのは2011年からであるが、
実は、そのずっと前から、麓から登ることはやっていた。
たとえば、今や伝説となった(ほんまかいな)、
2008年7月6日の、
「岸川ルートを登らずして天山を語るなかれ」。(←クリック)
先日、ネットサーフィンをしていたら、
こんなブログ記事に出逢った。
ゆりさんという方の2014年6月の記事。(←クリック)
くるりんちゃんは,麓から登ったり,海抜0mから登ることに興味があり,ブログで見つけたこのコースをずっとやってみたかったらしく,相手を探していたみたいです。
その栄えある相手方として私が見事に選ばれました!光栄です。(^^ゞ
「ブログで見つけたコース」って、
たぶん「一日の王」だよね。
こんな風に、麓から登る人が増えてきているって、実に嬉しい。
先日、相知駅から八幡岳へ登ったレポをアップしたとき、
次のようなメッセージを戴いた。
初めまして、○○と申します。
数日前よりブログを拝見し、あまりの面白さについつい夜更かしをしています。最初は希少植物が次々に登場するので、単に勉強のつもりで読んでいたのですが、今から50年以上も前の子供時代、私が生まれ育った懐かしい山野が次々に登場するので、ついお便りを書かずにはいられなくなりました。特に本日の舞台の「八幡岳」は深く思い出に残る場所です。小学校の鍛錬遠足で一度だけ登った山ですが、当時は田頭小学校から登りました。大人のtakuさんが5時間もかけて登る山なのに、どうして小学生でも登れたのか「急に不思議に思えてきました」。その麓の平山小学校にも1年間だけ在籍したことがあります。歳を取って、だんだんと記憶が不鮮明になってはいますが、思い違いとも思えません。(後略)
また、千葉県在住のある方から、次のようなメッセージも頂いた。
ネットサーフィンしていたら貴ブログにたどり着きました。驚いたのは、中学生から工高卒業まで、殆ど一人で30回は登った作礼山の記事が沢山アップされていたことです。住んでいた北部中学の傍から、バスに乗るお金が無いので、行きも帰りも歩いていました。天山、鬼ノ鼻山、八幡岳懐かしい山が沢山あり、感激して連絡させて戴きました。有難うございます。記事が多そうなので、暫く楽しませていただきます。
シリーズ「麓から登ろう!」を開始して以降、
このような内容のメッセージを多く戴くようになった。
小学生、中学生の頃に登った山のことが懐かしくて、
ネットで検索したら、ブログ「一日の王」にたどり着いた……
という人が多いようだ。
昔は、小学校、中学校の遠足などは麓から登っていたから、
麓から登っている私のレポが一層懐かしく思われているみたいなのだ。
私としては、意外というか、
こんな風に読んで下さる方が多くおられることに、
驚きつつも、嬉しく思っている次第。
前置きが長くなったが、
今回も、夏山の訓練も兼ねて、
シリーズ「麓から登ろう!」を実施。
道の駅「厳木」から登る作礼山。
毎年、この時期になると、麓から作礼山に登っているような気がするが、
「アジサイ・ロードと化す」この時期だからこそ……だ。
5:47
道の駅「厳木」を出発。
佐用姫も見送ってくれている。
道の駅「厳木」から少し歩いた所に、
厳木コミュニティセンターがある。
ここの標高が、海抜60m。
これから、作礼山(887.1)へ、
標高差827mほどを登る。
天山方面から、太陽が顔を出した。
ズーム。
田植えが終わった水田の向うに、作礼山が見える。
振り返ると、船山(女山)が……
さあ、アジサイ・ロードの始まり……
道の両側にずっとアジサイが咲いている。
だから、車道歩きも退屈しない。
楽しんで歩くことができる。
日曜日の朝は、車もあまり通らないので、アジサイの花を存分に楽しむことができる。
ふと、遠くを見ると、こんな美しい風景が……
目を近くに戻すと、
こんなにも素晴らしい風景が……
アジサイの花の滝のよう……
その後も、アジサイ・ロードは続く。
車で走れば、短時間で通り過ぎるだろうが、
歩いていれば、いつまでも花を楽しむことができる。
やがて、アジサイ・ロードも終わり、
ここから左の道へ入り、登山口へ向かう。
茶畑を通り過ぎ、しばらく歩くと、
栗の木登山口へ到着。
普通は右へ登って行くのだが、
私はいつものように左の道へ。
あまり利用されない道だからか、少し荒れている。
だが、ウツボグサや、
オカトラノオや、
ニシキゴロモなどが、
私を歓迎してくれる。
突き当りを右折し、
この鳥居から登って行く。
植林帯の急坂を登って行くと、
やがて展望岩に着く。
展望岩だが、周囲の木々が育ちすぎて、展望は良くない。
ここから先が、私の好きな道。
緑のトンネル。
見上げると、緑がまぶしい。
途中、多良山系や黒髪山系のような場所もあるが、
すぐにまた美しい道に戻る。
キノコがカワイイ。
作礼山の東峰と西峰の分岐に出るので、
まずは東峰へ。
ヤマツツジがまだ咲いていた。
嬉しい。
東峰に到着。
897ピークの方はガスっていてあまり見えなかった。
東峰のヤマボウシは終わっていたが、
イワガラミが目を楽しませてくれる。
西峰へ向かう。
この道も美しい。
この道には、コナスビの花がたくさん咲いていた。
シンメトリーなコナスビ。
9:30
西峰に到着。
ここで、オレンジジュースを飲みながら、
サンドイッチを食べた。
9:44
出発。
美しい林の中を歩いて行く。
やがて、池に出る。
池の淵にもヤマツツジが咲いていた。
モウセンゴケが元気いっぱい。
9合目駐車場へ出て、車道を下って行く。
897ピークが見えるこの場所には、
ヤマボウシが咲くのだが、
今年は、少ししか見ることができない。
平之神社の大イチョウを見た後、
再びアジサイ・ロードを下って行く。
本日の、要注意人物。(笑)
今日のパンツは、
モンベルのリッジラインパンツ Men's
抜群のストレッチ性を備えたアクティブなパンツです。
すっきりとした細めのシルエットながら足上げもスムーズ。
尻・膝部には2WAYストレッチ生地を採用しています。
とのことで、最近買って、今日初めて着用したのだが、
ストレッチ性が抜群で、足上げにまったくストレスがかからない。
これで、平均重量は288g。軽い!
今年の夏は、このパンツで勝負したい。(なんのこっちゃ)
別にモンベルの回し者ではありません。(笑)
ミラーを利用して自撮りしていたら、
猫が「何してるんだろう?」と見ていた。
12:38
道の駅「厳木」に到着。
6時間50分ほどの山歩きであった。
最後に、今日出逢った花を少しだけ。
今回もユキノシタの群生に数回出逢った。
この数の多さに、毎回圧倒される。
久しぶりに、カンアオイに出逢った。
マクロ撮影すると、ちょっと不気味だけどね。(笑)
フタリシズカにも逢うことができた。
このエビネの群生地は、来年楽しみたいと思う。
作礼山といえば、イチヤクソウ。
今年も咲いてました~
上から撮っても、
横から撮っても、
下から撮っても、美しい。
今日も「一日の王」になれました~