7月22日(月)
もうそろそろ梅雨明けするのではないかと思い、
(実際、気象庁は7月22日に、「九州北部地方が梅雨明けしたとみられる」と発表した)
天山に朝駆けすることにした。
自宅を出るときには星が見えていたので、
〈久しぶりに御来光が拝めるぞ!〉
と期待したのだが、
天川集落を過ぎた辺りから霧の中に突入し、数メートル先も見えないほどであった。
運転に注意しながら、天川登山口駐車場に到着。
ヘッドランプを装着して出発。
途中は、ガスっていたので何も見えず。
もうすぐ山頂。
天山山頂に到着。
日の出時刻になっても、太陽は見えず。(結局、下山するまで太陽は姿を現さなかった)
仕方なく、稜線散歩(花散策)に切り替える。
まずはマイサギソウ。
ややピークは過ぎた感じだが、
まだあちこちで見ることができる。
イケメンのマイサギソウ。
もうしばらく楽しめそうだ。
コオニユリはビックリするほど増えていた。
反らずに全開した(ヒトデのような)コオニユリをパチリ。
アキノタムラソウもたくさん咲いている。
ノギランはピークを過ぎてはいるが、
まだまだ楽しめた。
テリハアカショウマ、
サイヨウシャジン、
ホソバシュロソウ、
キガンピ、
ヤマホトトギス、
ヒヨドリバナは、
咲き始めると同時に、花の数をグングンと増してきた。
濃霧なので、
蜘蛛の巣にも水滴がたくさん付着している。
オトギリソウ、
イタドリ、
オカトラノオ、
ギボウシも、至る所に咲いている。
太陽の光が当たれば、モウセンゴケの花も開くであろう。
オミナエシも開花間近。
「早く、早く!」
キュウシュウコゴメグサは、地味に数を増やしている。
ハンカイソウは終盤を迎えている。
寂しい。
カワラナデシコにも逢うことができた。
カキランもピークを過ぎてはいるが、
まだあちこちで見ることができる。
思いがけない場所で出逢ったカキラン。
いいね~
シギンカラマツは、ある場所にひっそり咲いていた。
もう少ししたら、あちこちで見られるようになるが、
今はまだ探さないと見つからないレベルの少なさ。
故に、この時期のシギンカラマツは貴重だ。
最後に、マツムシソウを探す。
紫色の花を見掛け、駆け寄るが、ウツボグサ。(笑)
この時期、天山の稜線にはマツムシソウとウツボグサが同居しているので、
花に詳しくない登山者から、(ウツボグサを指さしながら)
「これがマツムシソウですか?」
と、訊かれることがたまにある。
……と、マツムシソウを発見。
嬉しい。
別の場所で、またもやマツムシソウを見つける。
美しい。
この色に魅了される。
今日も「一日の王」になれました~