MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

「Les Yeux Noirs」 Pomplamoose ft. The Vignes Rooftop Revival

2022-05-27 12:54:36 | フレンチポップ

Les Yeux Noirs (Dark Eyes) | Django Reinhardt | Pomplamoose ft. The Vignes Rooftop Revival

 ポンプラムースが「黒い瞳」をカヴァーしているので、和訳してみたい。

フランス語から訳しているので英語の訳とは違っている。歌っている人は女性だが

歌詞の主人公は男性である。

「Les Yeux Noirs」 Pomplamoose ft. The Vignes Rooftop Revival 日本語訳

君の大きな瞳の中で
僕は途方に暮れていた
僕は視線を待っている
止まりそうな心臓
僕は心の底から君のことを愛している
僕のことをとても恐れさせる君
運が悪いのか
それとも時間が合わないだけなのか?
僕たちの周りでは
ジプシーたちが歌っている
全員がシャンパンの酔いに身を任せている
君の美しい瞳の中で
僕は恋人を失い
僕の絶望は彼らの歌でかき消される

僕は情熱にたぎった君の腕を探す理由を失う
ここに来て僕を抱きしめて欲しい
君の大きな瞳が発する
馴染みのない光が
あらゆる不可思議な光輪で夜を包んだ

僕は君に夢中なんだ
黒い瞳を持った僕の恋人
例え僕たちの物語がどこへ向かうのか
僕が知らなくても
僕は情熱を頼りに
この歌を作ったんだ
「黒い瞳(Les Yeux Noirs)」
「黒い瞳(Otchi Tchernye)」


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「Nostalgie」 Julio Iglesias 和訳

2022-05-27 00:58:46 | フレンチポップ

Julio Iglesias - Nostalgie (Nathalie)

 フリオ・イグレシアスが1982年にリリースした「黒い瞳のナタリー」にまつわる話を書いておきたい。

「黒い瞳のナタリー」の原題は「ナタリー」で、これはフランスの歌手のジルベール・ベコー

(Gilbert Becaud)が1964年にリリースした「ナタリー(Nathalie)」とは同名の全く違う曲である。

しかし「黒い瞳」の方は1884年のロシア民謡の「黒い瞳」のサビの部分だけ使用されており、

全く違う曲とは言えないのである。ところがフリオ・イグレシアスはスペイン語で歌っていた

「黒い瞳のナタリー」をフランス語に変えた時、何故か「ノスタルジー」とタイトルを

変えてリリースしているのである。以下、和訳。

「Nostalgie」 Julio Iglesias 日本語訳

ノスタルジー
お互いに似ている
君は優しく僕も同じだ
ノスタルジー
僕は彼女のことを思っている
僕は夜に彼女に電話をする

彼女はあそこで暮らしていた
寒い国で
荒々しい風が僕に目をつける

冬には雪が降り
青空から雨が降っていたけれど
美しい夏だった
ノスタルジー

ノスタルジー
お互いに似ている
君の国では12月
ノスタルジー
君は忘れられた音階でジプシー民族の音楽を演奏する

彼女は春真っ盛りの中
人生を燃焼したいと思っていた
彼女は20歳だった

彼女は雲一つない空の下の海にいた
僕に「曇り」を残しながら
ノスタルジー

秋の愛
それとは正反対の空
情熱だった
ノスタルジー

時々海で
晴れた夜に
彼女の名前がよみがえる
ノスタルジー
ノスタルジー
ノスタルジー


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