寮管理人の呟き

偏屈な管理人が感じたことをストレートに表現する場所です。

三国遊廓跡の静かな佇まい(その4)

2008年10月29日 | 

「弁天宮」を出て細い路地を進むと突き当たりである。クリーニング店の看板を確認して神明2丁目6~7辺りに自分が居ることを悟った。

「弁天宮」前の細い路地

元「妓楼」

更地の斜向かいに「桃」という字のついた妓楼があった。それを珍しそうに眺める余所者に町内の年寄りが険しい視線を浴びせた。

浄土真宗本願寺派「西光寺」

どん突きを右に曲がり次の辻を左折し、浄土真宗本願寺派「西光寺」の門前に到着した。私は掲示板の貼り紙に目を向けて破顔一笑した。

「善人になるより悪人と気付くのは難しい」

非常に奥の深い言葉である。口ではきれいごとばかり言う連中が裏に回って平然と悪事を働くのに加えて、汚らわしき「黒い組織」の準構成員であるケースが多いことを連想し、可笑しくて堪らなかった。

一般市民を装った「畜生以下」の悪人は「学習能力が欠如」しているため詰まらないことに病的に拘泥し、「無駄な金・時間・労力」を費やす。その結果、賢者にあっさりと見放され信用を失い、一緒に遊んでくれるポンスケと群れることで自分の居場所がまだあると錯覚する。仏がこんな思い上がったロクデナシを助ける訳がなかろう(笑)

「子安地蔵尊」まで歩いた私はかなり疲れていたが、最後の力を振り絞って神社巡りをしてから坂井市三国町を去ることにした。

「子安地蔵尊」

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コメント
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