鰆(さわら)の本当の旬はいつか…。舌の肥えた岡山人であれば「晩秋から冬」と即答するだろう。俗に「寒鰆」と言われるが、暮から1・2月にかけて獲れる大物は脂がのって身の締まりが極めて良い。その時期の鰆の味は気品に満ちて本鮪の中トロの遥か上をゆく。私は今月2度鰆の造りを口にした。岡山の百貨店で福井産を、ゆめタウン福山では笠岡諸島産を購入したが、後者の方が安くて美味しかった(画像はイズミの商品w)。脂のノリはまだ中トロ以下だが、十分に満足できる旨味だ。天寶一の特別純米酒「福山。」との相性も良かった。
牛ツラミ(頬肉)はゼラチン質が豊富で旨味が非常に強い部位である。赤ワイン煮が有名だが、焼肉にしても適度な噛み応えがあって美味しい。味付けは塩とコショウのみ。焼き過ぎないことがポイントである。ゆめタウン福山では100gあたり298円で売られていた。
![加熱後](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/db/8ae91a996338558c6350cefd21af57a3.jpg)
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