中区民で「フレッシュミートこばやし(小林正肉店)」を知らない人は多分いないだろう。店の佇まいはモロ昭和で今となっては貴重な存在だ。生粋の広島人には精肉店よりも惣菜店のイメージの方が強いと思われる。
客の注文を受けてから揚げるので多少待つことになるが、熱々の手作り品を持ち帰れる点が一番いい。名物のコロッケは婆さんが大きなボールに入ったタネを手に取って無駄のない動きで素早く整形する。それを隣の嫁さん(あるいは娘さんか?)が揚げ油に投入し火を通すという見事な連係プレーだ。
私はコロッケと白肉(=ミノ)の天ぷら(グラムは店の人に任せた)を購入して京橋川の河岸緑地で食べた(店先での飲食は可能だが、流石に人目が気になるので止めておいた)。白肉をクチャクチャ噛んでいると自転車に乗った男性が近くにやって来てバッグからコンビニのおむすびを取り出してかぶりついた。川沿いが憩いの場であるのは昔も今も全く変わらないのだ。コロッケのタネは牛スジが入っておりネチョネチョの独特の食感である。広島を観光する人達にはぜひ立ち寄ってもらいたい。
客の注文を受けてから揚げるので多少待つことになるが、熱々の手作り品を持ち帰れる点が一番いい。名物のコロッケは婆さんが大きなボールに入ったタネを手に取って無駄のない動きで素早く整形する。それを隣の嫁さん(あるいは娘さんか?)が揚げ油に投入し火を通すという見事な連係プレーだ。
私はコロッケと白肉(=ミノ)の天ぷら(グラムは店の人に任せた)を購入して京橋川の河岸緑地で食べた(店先での飲食は可能だが、流石に人目が気になるので止めておいた)。白肉をクチャクチャ噛んでいると自転車に乗った男性が近くにやって来てバッグからコンビニのおむすびを取り出してかぶりついた。川沿いが憩いの場であるのは昔も今も全く変わらないのだ。コロッケのタネは牛スジが入っておりネチョネチョの独特の食感である。広島を観光する人達にはぜひ立ち寄ってもらいたい。