無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

筑摩野五寸ニンジンの自家採種(埋め戻し)

2009-01-05 14:05:57 | 自家採種
本日
 
昨日の続きで、ニンジンの自家採種について書きたいと思います。

うちが気に入って育てている品種に自然農法育成「筑摩野五寸ニンジン」があります。

以前研修させていただいた自然農法センターhttp://www.janis.or.jp/users/infrc/seedservice/index.html

の育成品種です。

自然農法センターでは、自然農法に合った種子を無農薬・無肥料栽培で育てています。

種子の経歴も大切です。
どのようなところで育ったかによって、種は土地風土・栽培法に合った要素を伸ばしてきます。

自然農法センターでは、草生栽培といって、牧草を通路に生やしながら野菜の種を育てます。しかも無肥料でです。

野菜にとって、草があり、肥料がないことは坊ちゃん育ちはできません。

自分自身でたくましく育つために、自活できるよう立派な根を育てます。

水も養分も自給自足できる根は、草とも共存できる逞しさです。

そのような厳しい環境で育った「筑摩野五寸ニンジン」は、同じ火山灰土であるうちの畑でも素直に、美味しく育ってくれます。

全く同じ土壌環境ではないので、今年から自家採種をはじめようと思いました。

写真のように、埋め戻し、来年種を結ぶのを楽しみにしています。

ニンジンにとっては、冬の寒さやネズミに食べられるかもしれない危険もあるわけですが、無事数本でも越冬して種を残してほしいものです。
コメント
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