無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

2008エゴマエクストラバージンオイル完成!!

2009-01-07 08:17:17 | 日々の自然菜園
本日、。旧暦でいう『小寒』とはいえ、結構寒いです。

鶏は元気で、毎日5つぐらい卵を産んでくれます。

さて、今日は、昨日の続きでエゴマ油についてです。

先日、搾油のため出していたエゴマの実が、油になって戻ってきました!!

20kgのエゴマの実から、7.3kgもの油が採れました。

搾油率は、36.5パーセントとかなり高く、写真のように奇麗なエクストラバージンオイルに仕上がっています。

日本風にいえば、エゴマの実の生搾りオイルといった感じです。

最近の植物油は、搾油する場合、加熱し、より一層化学的に油が採れるように添加剤をいれて絞ります。その後、酸化防止剤を添加するので、結局いろいろ入ってしまい、油そのものを食べることは難しい現状です。

エゴマオイルは、必須オイルですが、とても酸化しやすく、加熱すると魚を焼いた時のにおいがします。

というのも、魚のオイルの主成分が、エゴマと同じαリノレン酸だからです。

そこで、写真のように小瓶120ccの小瓶に詰め、酸化を防ぎます。

【収穫した後からオイルにするまでの過程】は
1)収穫した実を水で3~5回ほど水を替えながら洗います。
2)その後、水をよく切り、天日で表面が乾くまで干します。
3)それから、乾燥しやすい暗所で1週間から10日以上よくよく乾燥させます。
4)搾油機で絞ります。


今回は残念ながら友人の搾油機で絞ることができなかったので、隣町の搾油所で絞ってもらいました。ちなみに絞り賃は、20kgで瓶に詰める手間をいれて9700円くらいでした。

けして安い搾油賃ではないですが、お金で買えないオイルということで助かります。

うちでは、生搾りの特徴を活かし、そのままパンにつけて食べたり、サラダやお浸しにかけたり、パスタにかけたり愉しんでいます。

ちなみに、搾りカス〈写真のボールの中身)は、お菓子やパンに入れて食べたり、畑に撒いたりして活用します。

今年から油粕の一部を鶏の餌に混ぜてあげています。
コメント (2)
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