無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

自家製発酵飼料(コンフリー)

2009-01-20 23:33:55 | 自然自給養鶏
本日

今日夕方は、産業廃棄物処分施設の関連について市の行政の地域説明会に出席した。

今の行政の仕組みでは、合法的には産廃処理施設問題は解決しにくい現実や、住民の声が行政になかなか届かない現状にイライラしました。

産廃施設が、自分の近所にできたら引っ越しを考えたくなるほどいやなことですが、実際は家庭や企業から多くのゴミが出て処分しなければならない社会になっています。

自分が支持できない産廃施設は、利用しない。ゴミを出す企業の商品は買わない。といった選択や、自給できるものは自給し、無駄に買わないことがとても有効だと再確認しました。

************************************

最近、飼っている鶏が大好きな食べ物に、自家製発酵飼料があります。

1)まず、EMといった乳酸菌を主体とした有効微生物群によって、米ぬかともみ殻から元ダネ。つまり、発酵ボカシをつくります。

2)コンフリーや白クローバーという、自然に生えている柔らかい草を、1)のボカシとサンドしながら樽に詰めます。

3)ボカシと草だけでは、水分が多く失敗しやすいので、
草―>ボカシ―>生ぬか+小麦ふすま―>草―>ボカシの順で生糠や小麦ふすまを間に入れます。

こうしてできた、米糠主体の天然草の漬物を秋口に漬けておきます。

まだ、草や野菜くずがあった秋口や12月は全く自家製発酵飼料(ボカシや草の漬物)に見向きもしなかった鶏ですが、

雪が降り、寒くなった1月現在、他の餌があっても一直線に自家製発酵飼料に飛んできて、われ先にと集中的に食べます。(写真)

天然の草も、米糠も、ふすまも、もみ殻も
自然に在ったものや、自給農園で出てくる副産物です。


そんな、ありがたい副産物(廃鶏・もみ殻・米ぬか・ふすま)も、大量生産大量消費型に作られている現在の農業では産業廃棄物として処分されます。

自給できる暮らしを小さく始めてみて思うことに、 小さな自給暮らしは、無駄やゴミを出しません。

週末の家庭菜園はその第一歩だと思います。
環境問題を解決するツールとして、自給菜園はおすすめですよ。

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする