無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

おそば ふじもり でフリマサロンに出店!!

2008-10-22 07:57:11 | 自然栽培で自給できる想い
おはようございます。朝夕、はだしでは肌寒くなり、いよいよ秋冬だなーとおもいます。ちなみに昨日は

昨日は、知人の『おそば ふじもり』でフリマサロンが開催されました。

うちも家内の作ったケーキや焼き菓子、そして絞りたての日本みつばちのハチミツを出品させていただきました。

十数件の出店があり、古着・古布・天然酵母パン・骨董・タロット占いなどにぎやかに開催されました。

うちも2・3年のうちに準備をし、カフェ『自給菜園食堂Devaカフェ』を小さくはじめようと思っております。

今回のように、自給作物(小麦・エゴマ・サツマイモ・ハチミツ)などを使った食べ物でもてなし、同時に自給農の教室も開催できたらと密かに思っております。

『おそば ふじもり』さんも夢を叶え、素敵な場所と素敵な仲間に囲まれて、本当に美味しいお蕎麦屋さんです。マクロ汁(植物性100%のめんつゆ)も用意されているので、菜食主義の方も大丈夫です。
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今年最後の稲刈り

2008-10-20 23:19:37 | 日々の自然菜園
本日のち

今日は友人とそのまた友人と6人で最後の稲刈り&脱穀を楽しんだ。
うちの田んぼでは、4種類のお米を育てている。
今日は最後の稲刈りで、幻のうるち米『農林48号』(晩生)でした。

『農林48号』は、最高の食味で、冷えてからも美味しいと評判のお米で晩生(生育期間が長い)の豊作種だ。

ただ、1等米を収獲するのが難しいことで廃れてしまった、幻のお米でもある。

つまり、とう熟するのがバラバラなため、収獲時に、お米の粒の完熟が揃わない。それでもおいしいことから、銀座のおすし屋さんが目をつけたお米でもある。

今日は、家内と研修生そして友人2人で手で刈り、はざ木に天日干しした。

その後、前もって刈って干しておいたもち米・黒米も
昔ながらの『足踏み脱穀機』で脱穀できました。

今週は雨が降る予定だったのと、人数がいたので更に、
以前刈った蕎麦も『足踏み脱穀機』で脱穀できました。

機械化するよりも、楽しい仲間と楽しく野良仕事するほうが、
石油も使わず、充実できたそんな日でした。

稲刈り後、温泉と宮崎の名酒『晴耕雨読』の原種で、今年の豊作に感謝しました。
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鶏vs合鴨

2008-10-19 21:48:11 | 日々の自然菜園
本日

シャロムヒュッテでの一泊二日の自然農塾も無事終り、体調も持ちました。
ちょっといつもよりくたびれたので今日は少し早めに寝ようと思います。

明日は、うちの晩生のうるち米『農林48号』の稲刈りです。
できれば、黒米・もち米の脱穀もやってしまいたいところです。

先日ブログにも書いた合鴨がやってきた日に実は事件がありました。

まだ完全に完成していない鶏小屋なので、合鴨一羽と鶏15羽を同じところに入れたところ。

完全に合鴨vsニワトリたちとなりました。

合鴨ちゃんが、一羽で鶏15羽をビビラせ、鶏は卵を産まないで隅に固まったままでした。

仕方なく、鶏小屋から出し、前もって考えていた合鴨用の小屋を調え、移した時の写真です。

その後雌鶏12羽は落ち着きを取り戻し、8個(過去最高)も産みました。

同じ鶏でも、いろいろあるんだなーと思いました。
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シャロムヒュッテで自然農塾10月

2008-10-18 22:23:17 | 出張菜園教室
本日

今朝、友人宅から無事合鴨を一羽譲ってもらいました。
友人は、無農薬栽培で、合鴨米と加工トマトを育てています。
彼のところの稲作は、合鴨による除草が終わると、合鴨は里親に出したり、食べてしまったりします。

今年は、鶏に加え合鴨も飼育してみたいと思っていたので今回の里親に名乗りを上げました。

そして、鶏舎の屋根も無事完成し、合鴨と鶏を自給作物で育てる試みが始まりました。

午後は、恒例の『あづみの自然農塾』http://www.ultraman.gr.jp/~sizennou/で、お隣の安曇野市穂高のシャロムヒュッテさんで、宿泊型の自然農塾でした。

今日は、稲刈りでした。
耕さない田んぼに、30×40cm間隔に一本で植えた稲は34本も分けつし、たわわに実っておりました。

総勢20名弱の大人で2時間半で無事収獲し、天日干しにしました。
無事、お米が収獲できるという喜びと、年々充実するシャロムの自然農塾とその仲間たち。

本当に自給出来る農業っていいものだと思いました。
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自然農むきの種子の購入先

2008-10-17 17:55:50 | コメントの公開
○○さんへ
風邪の体調はいいです。ご心配ありがとうございます。
たまに風邪をひいてリフレッシュし、健康を思い直すのにはいい休養です。

さて、種の購入先ですが、
たねの森さん
野口種苗さん
もいいと思います。僕もよく購入させていただいております。

それ以外に、購入先としては
自然農法センター<http://www.janis.or.jp/users/infrc/seedservice/index.html
畑懐さんhttp://www.mcci.or.jp/www/tsurusin/
つる新種苗さん
もお奨めです。

それと、個人的な見解ですが、買った種子で特に固定種は初年度の生育が良くない場合が多く、無農薬種子の「たねの森」さんでも自然農では初年度よくない場合が多いです。

一番いい種子は、
1)自分で自家採種すること。
2)地域の自然農仲間から種を譲ってもらうこと
3)有機農業・自然農の種苗交換会などで交換できます。

毎年営まれる、いのちの営みが種子です。
種子を無農薬で自家採種すると

1)無農薬に向いた種子が自給できます。
2)肥料・農薬に頼らいで、種子の力で育ちます。
3)自分の風土に合った品種になります。
4)種が数多く採れるので、贅沢にどんどん蒔けます。
5)市販の交配(F1)種子から自分のオリジナル品種が作れます。

自家採種は、種のほうで自然に適った働きを強めるため、その種子は
自然農をより簡単になります。

写真は、自然農法種子「筑摩野五寸」ニンジン
    野口種苗の「赤長大根」
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蕎麦の収獲一工夫

2008-10-17 15:17:04 | 自然菜園の技術 応用
本日たぶん

昨晩急に風邪をひき、セキ・鼻水・微熱があったため、早めに就寝。

今日は、午前中寝てしまって、今ちょっとご飯を食べてブログの更新。

というわけで、鶏くんにも畑にも行けなかったでの、昨日刈り倒した蕎麦についてブログを書こうと思う。

蕎麦は、チベット・ネパールに起源し、日本では米・小麦の栽培が難しい寒地や痩せ地での優良な蛋白源であった。

栽培期間が2ヶ月ということ、蕎麦の根からでる多感物質(アレロパシー)のため草の生長を抑制できる点からも栽培がとても簡単である。

ところが、栽培後がちょっと工夫がいる。

と言うのも、蕎麦は一斉に花が咲かず実も一時に完熟しない。

そのため、今の大型機械を使った近代農業では、一番最後の実が熟した、枯れる寸前の蕎麦を、機械で一気に収獲する。

その為か、蕎麦の味が落ちたと言う人もいる。というのも、完熟しすぎた乾ききった実は食味が落ちるからかもしれない。

蕎麦の栽培技術は、近年収量増産という点では、施肥技術・収獲法・品種改良が進み確かに進歩したのかもしれない。

その分、失ったものもあった。
痩せ地で寒暖の差が激しい霧の立つ蕎麦は、相変わらず美味しい。また在来品種は今の品種よりも収量は少ないが、製粉する際歩留まり(製粉率)が高く、香り風味が良い。

うちでは、自然農を営む友人からいただいた長野在来の蕎麦を、彼の蕎麦を想った方法で収獲する。


まず、一番最初に実が完熟し始めて、手で叩けばすぐに落ちる一番果の状態で、御前中に丁寧に鎌で、刈り敷く。(写真参照)

一週間ぐらい晴天が続くと、未熟な実も完熟し揃うので
晴天の午後、蕎麦叩きを行う。

そうすることで、蕎麦の実の状態が安定し、食べて美味しい風味や収量が増す。



その後、ござの上で3・4日乾燥させ、唐箕などでゴミを飛ばす。

そして、冷暗所で1ヶ月ほど安定させてから地元の製粉所で挽いてもらう。

今年は、在来蕎麦の他に、赤蕎麦(日本みつばち好み)・韃靼蕎麦(お茶用)を少し栽培したので、日を見て順次刈ろうと思う。

季節の変わり目の今日この頃風邪をひけるようになった自分を褒め、養生しようと思った。(整体では、風邪は身体の掃除であり、敏感な体質という)
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引越し後、初有性卵!!

2008-10-16 23:55:37 | 日々の自然菜園
本日

昨日から今月の「自然栽培やさいギフト」を出荷しはじめたため少々忙しさがました。

さっき、せっかくブログを書き込んだのに、うまく投稿できずに原稿が消えてしまった

気を取り直して、少々風邪気味なので手短に更新しようと思う。

今日は、在来蕎麦の刈り倒し、在来黒エゴマの収獲を無事終えた。一つずつ片付く様は気持ちがいい。

今日は、もう一ついいことがあった。

昨日越してきたボリス・ブラン鶏が、6つも有性卵を産んでくれた!

新しい生命と食。切っても切り離せないこの関係を改めて感じて感動した。

なんでもないような農的生活は、とても豊かで幸せだ。

ありがとう~
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早々、ボリス・ブラウン鶏きたる。

2008-10-15 23:50:22 | 日々の自然菜園
本日

17日に来舎する予定の廃鶏のために鶏舎の仕上げに研修生と共に取りかかった。

今年の夏の収獲ラッシュなどで鶏舎はなかなか着工できずにいた。

養鶏を思い立ってから、早13年くらい。
本格的に飼えそうな環境にようやく今年なってきた。

育苗用のハウスを立てる際に、
ハウスパイプを利用した簡単廃材鶏舎を思い立ったのが2007年12月。

実際にゼロから鶏を飼った経験はほぼなく、
市販の養鶏の本を読み漁ったが、何がなんだかわからなかった。

近所に住む養鶏・解体の、元プロに基本的な自然養鶏の仕組みを伝授してもらい、手元にもらってきた廃材をベースに10月に入り本格的に鶏舎つくりに研修生と取り組み始めた。

友人に借りたインパクトドライバー(電動ドライバー)を使うのは、庭師の仕事をしていた5年前以来だった。

不安もありつつ、二人して取り掛かると
サシガネ(直角定規)・スケール(メジャー)・鉛筆なしでどんどん廃材が骨組みに変わっていった。

もらってきた建具で、扉をつくり、
もらってきた古い瓦で、害獣対策。
もらってきたネットでハウスを覆い、
もらってきたリンゴの剪定枝で、止まり木を作り、
もらってきたリンゴの木箱で産卵箱を作る。

買ったものといえば、ビス(金ねじ)とトタン屋根と金具くらいだ。

明日には最低限の鶏の寝床が完成しそうな夕方17時。

うちの家内が、車で鶏舎の現場に来て曰く、
「今さっき、友人の家に廃鶏が着いたそうだ。これから取りに来て欲しい。」とのこと。「本当は来るのは明後日のはず」、、、


と言うわけで、車の電気をつけて18時まで屋根の代わりに
天井にネットを覆う。

それから暗い中、友人宅に廃鶏と取りに軽トラでいく。

確かに、ゲージで15羽(♂3羽♀12羽)が届いていた。

暗い中、出来立ての鶏舎に鶏を運び、迎え入れる。

鶏の名は、『ボリス・ブラン』後で知ったのだが、有名な赤玉卵を産む親鳥だった。生後480日。

真っ暗な中、ニワトリたちは、写真のように身を寄せながら震えていた。

ここは田舎のど真ん中。
トンビや野良猫だけでなく、キツネやタヌキなど何でもいる。

どうか無事今夜を過ごして欲しい

明日の朝、改めて鶏の数を数えてみようと思う。

はじめての自然養鶏がこうして始まった。

明日からは鶏と、元養鶏のプロに聴きながら
自給自足の自然養鶏を続けていきたい。
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晴耕雨蜂!?

2008-10-14 20:19:32 | 日々の自然菜園
本日

今日は、第3弾金ゴマの収獲をしていたら雨が降ってきました。

今月の17日に廃鶏が15羽やってくることになりました。

しかし、まだ肝心の鶏舎が出来ていません。

そこで、この3日間で鶏舎を完成させなければならないのに天気予報どおり、それ以上の大雨。

そこで気分を一新して
「晴耕雨読」ならぬ、晴耕雨蜂(ハチ)

リンゴ木箱を利用した
日本みつばちの巣箱作りをしました。

会心の出来、来年の分蜂が今から楽しみです。

明日からは、研修生と共に鶏舎の完成を目指して
自然養鶏のための鶏舎を作ります。

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エゴマの増収法(今のところ)

2008-10-14 08:57:52 | 自然菜園の技術 応用
本日。午後降りそう~。

さて、ぼくの大好きなエゴマちゃんについて質問が寄せられたので、喜んでコメントを書いていたら、かなり詳しくなりそうだったでの、今日のブログにしました。

エゴマの収獲法は、いろいろあります。

伝統的には、穂が3分の1ほど黄色くなったり、ちょっと触れただけで葉が落ちるで程度になったときが刈り時。

そして、増収させるには、、、5つポイントがあります。

【エゴマの増収法】
1)肥えた農地がいい。肥えていたら土の力に応じて株間1m以上離す。(しかしナタネ油カスの施肥は良くありません)
2)苗をつくり、定植後2~3回土寄せ。
3)エゴマがひざ下くらいに達したとき、一番頂点の新芽を摘み取る。
4)穂が3分の1ほど黄色くなったり、ちょっと触れただけで葉が落ちるで程度になったときが刈りとり乾燥。
5)天気のいい日に2回ぐらいに分けて同じ枝を叩く。枝の移動時にこぼさない。

エゴマの実栽培は、生長を増やすことも大切ですが、いかに落とさずロスをなくすかが大切です。

まだまだはじめたばかりでわからないことも多く、不勉強ですが、今年はいろいろ教わりました。

本来えごまはその土地に適った分の実をつけこぼします。
あまり肥えていない土地では、増収法はかえって不向きです。

肥えていない(エゴマが1mに達しない場合は)、来年から土寄せをした後、エゴマ油カス(ない場合は米糠)を株下に、蒔きます。そして先端は摘み取らずそのままにしておいた方が実が充実します。

難しい場合は、乾燥後極力こぼさないように
その場でビニールシートの上などで叩きます。
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