自然治癒力セラピー協会=Spontaneous Healing Therapy Japan

自然治癒力を発揮させるために、心と体の関係を考えます。

喀血で癌の排出された

2013年02月14日 | 健康のための心の波動

 子のストレスと父親の癌の関係 平成25年2月14日

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昨日お話ししたご夫婦、結局 思ったことを発言できない

ご主人は、子供のころから そういう性癖がつくられて

きたとも考えられます。


家庭環境、親のしつけ、あるいは親が子供に手をまわし

すぎて 子供自身の要求を出させないようにしていた~

とも考えられます。

 

内田医師は、このご夫婦の子供さんが入院中のお父さんを

見舞いに来られる際表情が暗いので考えました。

聞いてみると、息子さんの事業は倒産、長女は離婚という

状態にありました。

そこで、内田医師は患者さんが 一番、気にかけている

長女と まず、面談しました。

 

内田医師は

” お父様の病気を治すために私に力を貸してください

ませんか?まず、大阪梅田の花月劇場に行って 漫才 

を見て笑ってほしいのです。

 

次に、帰りがけに阪急百貨店で、花模様の明るい

ブラウスを買うこと。それから、頭髪を こぎれいに

まとめて、薄化粧すること。最後に、お見舞いに来る

とき、お花を一輪か2輪 持ってきてあげてください。”

 

其の後、小さい花束をもって、いそいそとお見舞い

に来られる娘さんの変化に入院していたお父さんは

 

”先生、娘に何か言ってくださったのですか?”

”はい、申しました。 離婚しても、ニコニコとして、

優しいあなたに、もう1~2年ほどしたら本当の結婚相手

に巡り合えると言いました。 

前の結婚は予行練習で今度が本番でしょうとも。”

という話から、

 

”娘の暗い顔を見ていると、私はこのままでは死んでも

死にきれませんでした。それが、このごろ、生き生きして

元気そうな姿を見せてくれ、ほんとうに嬉しい”

と涙ながらに父親が話したというのです。

 

次に、内田医師は、倒産した息子さんに会い、以下の

ようなお話しをしました。

” 儲けようという考えをやめて、大勢の人のお役にたち、

じぶんの才能を生かせる事業を与えられるように、祈り、

倒産の問題は人生の転機として、反省し、すべてに

感謝して、確信をもって前進することが大切です。”

これを内田医師は ”繁栄の法則”と呼びました。

 

すると、子供さんたちの心の解放とともに、患者さんの

心もリラックスして、食生活も改善をみせて、体力が

回復され、快方に向かってきました。

しかし、入院1か月を経たころから、39度の高熱が出て

くるようになりました。

 

妻は心配して、

”先生、主人の病気はいよいよ悪くなってこれで

死ぬのですか?”と聞きます。

内田医師は、

いいえ、私はこの熱を待っていたのです。 

体力が出てくると、病気を治すための熱が出るのです。 

老人の肺炎でも、無熱の時は、悪化するといわれています

高熱が出ると、抗生物質でも効かなかった、ばい菌が

一度に死んでしまうので治りが早くなるのです。”

 

内田医師の信念を生かして、患者の高熱が続く間、

沈着に、今までと変わらぬ心持と愛情で患者に接しました。 

栄養剤の点滴注射に重点を置いて、抗がん剤は

使用しませんでした

そのため、頭髪も抜けず、白血球減少、血清化学検査での

重篤な変化も起こりませんでした。

常に”必ず、良くなる”と断言し、医学的、理論的に 

人間の自然治癒力について、説明を反復しました。

 

そのうち、皆の恐怖心もおさまり、心は平静に戻って

いきました。高熱が6日間続いたあと、突然 大喀血

(だいかっけつ)が起こりました。

 

内田医師は

”血 は飲み込まず、できるだけ、吐き出しなさい。 

自然に必ず止まります。心配しないで。” と大声で励まし、

背中をさすりました。その時喀血と一緒に 肺がん が

排泄された。”と内田医師は直感して、洗面器一杯の 

喀血された 血膿のドロドロの中に手を入れました。

 

すると、あった! なんとそこに、白い丸い、塊(かたまり)

を見つけたのです。早速 大阪大学微生物研究所に送って、

細胞検査を依頼。数日して、結果が来ました。

 

癌細胞 陽性、さらに、入院当初の喀痰(かくたん)の

細胞検査の癌細胞と同一のものであることが確認されました。

 

内田医師の直観どおり、自然治癒の力で、喀血とともに、

肺がんが体の外に排泄されたのです

この事実を、ほかの医師たちにどのように説明すべきか、

理解してもらえるか、それを案じて公表する勇気が

ありませんでした。

 

高名な心臓内科の教授すら、

”他の病気の原因はすべて心にある という点は 

十分理解できるが、 しかし、癌 だけは、心的原因

ではない” と反論している記事を内田医師は読んで、

現代医学では 奇異に感じられるだけで 実際の事実

すらなかなか、理解してもらえないと判断したのでしょう。

 

心身症を扱う 心療内科 はあっても、癌の原因 が

精神的ストレスの集積に関係するということは

理解される段階ではないと考えたのです。

 

癌の専門家は 現象面の生化学的 免疫学的研究に

比重をかけて、本当の癌の原因が、心にあるという

ところまでの結論が出せない。

 

この研究は今後の課題でもありましょう。

 

続く

 参考資料: ”生命医療を求めて” 内科医 内田久子著 

平成7年11月1日18刷発行 発行所 日本教文社


内田医師について: 昭和2年大阪生まれ・

昭和25年大阪女子高等医学専門学校

(現在関西医大)を卒業その後 

大阪大学附属病院、池田市立病院

、国立療養所、私立病院内科部長を経て 

講演活動も行った。

 

  • 若者の顔

一人ひとり、のびやかに、健やかに、いつまでも 子供心を忘れずに、

 成長していってほしい・・・

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