THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

280馬邪・夜間テスト&昼間もちょっと

2009-09-21 01:21:14 | XR250

何とか280馬邪を組み上げて、19日に夜間テストに行ってきた。
3日でエンジンOHと全ての組み上げを完了するのは、かなり辛かった(笑)。
その内容は以後の記事にて。
 
さてさて、19日の14時過ぎまで掛かって、エンジン始動&HID点灯まで漕ぎ着けた俺。

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慌てて荷造りして16時過ぎに出発。
ハイエースに積もうとすると時間が掛かるので、今回はトラックを使用する事にした。現地作業を考えて、投光器と発電機も持って行きたかったしね。
結局外装まで取り付ける時間的余裕はなく、はだかんぼ状態で積み込み。

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坂内には6時過ぎに到着した。既に陽は落ちて薄明かり程度。
駐車場にはかなりの数のライダーが集まっていた。
T田さんの軽トラを発見して隣に駐める。T田さんがライトを点けてコースを走っているのが見えた。
 
さて、俺は何故に夜間テストの日程を19日に拘ったのか?
去年、単身で行った夜間テスト走行時、イノシシに遭遇。もう一人で夜間走行はイヤなのよ・・・(笑)
で、たまたま都合よく某団体(敢えて今回は実名は避けるw)によって夜間走行会が開催されるとの事なので、コレに便乗しようというワケ。
ところが6時ごろに始まるはずなのに、主催者がいない・・・(爆)。
居合わせた知人の間でも「主催者って来てるの?」
まあT田さん含めて数台が走っているので、気にしない事にしようw
※結局、かなり遅れて到着w
 
俺は直ぐに走り出す事はできない。
発電機を使用して投光器を焚き、インシュロックや針金、ガムテープを駆使して外装類の仮付けを行う。
完成・・・(笑)。

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漆黒のコースに滑り込む。
HID装着によってかなり明るさは出ているが、去年から使っているPIAAのマルチリフレクターレンズは、どうやら配光が悪いようだ。
照らした前方は光ムラが多く、目が慣れるまでは目線が定まりにくくてペースが上がらない。
使用するHIDキットはHi/Lo切り替えタイプのもので、最初はHiに繋いできた。予想したよりも結果が悪かったので、光軸を調整してみたが、視認性はあまり変わらない。
次にLoを試してみる。目線の近い部分の視認性は向上するものの、上方の光がカットされてしまい、走りにくい。
 
数回のセッティング変更と走行を繰り返すうち、コース終盤で突然ライトが切れた!
結局コレは、ガムテープで無理付けしたヒューズBOXが外れて、ライトのヒューズが何処かへ飛んでいってしまったため。
やはり突貫工事はイカンですな。
 
一足先に練習走行を終了したT田さんが帰宅して暫くすると、今度は予想外にME06さんが現れてビックリ。まさかこんな時間に来るとは。

Img_4664
俺は何度か280馬邪のライトの仕様変更を行い、どうにか現状でのベターを探り当てた。
が、それほど見易いわけでもなければ、ライトユニットによる重量増加を無視できるほど軽いわけでもない。
インバーターなどの補記類の搭載位置を含めて、今一度改良を加えなければならないようだ。
 
ME06さんがしきりにME06さんの車内で一緒に寝る事を勧めてきたが、コワモテ男に寄り添って眠るつもりは一切ございません。丁重にお断りしてトラックの運転席で眠りに付いたが、寒い事! 予想はしていた事であるものの、満足に睡眠を摂ることはできなかった・・・。
 
朝、ほとんど走る気力もない状態でME06さんとメシを食っていたら、moritechさん登場。
とりあえず、世の中で一番好きな食い物がチョコレートである事、男女間の友情はありえない事などを力説してみた(謎)。
 
そして11時を回った頃、田中麗震愚のマネージャーにして赤組マシンXLR芋樽号のオーナーであるN目君が登場。
いきなり整備を始めるN目君。
現地での整備は、もはや田中麗震愚のお家芸であろう。

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俺は280馬邪の電装のプチ改善着手。

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そして一度も走らぬままインスタント麺の昼食を。

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どうでもいいけど、「ぴんそば」になってからのどん兵衛はマジで旨い。得盛にはワカメが入っている。どーでもいいか。
 
昼1時を回ってからようやく走り出す。
その後ライトユニットを外して走行してみて、ライトユニット有無の重量差に驚く事となった。

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ちなみに骨折の具合は・・・。
普通にコース走行する分には、ほとんど問題は無い。
が、バイクの押し歩きがかなり辛い。なので転倒に対する恐怖が出てしまっているというところ。
 
改めてサスのセッティングなども確認しつつ、走る気の無さを体全体で表していると、最終確認と称して走行中のN目君が帰ってこない。
コースの向こうのほうを見ると、どうやら何らかのトラブルでストップしているようだ。
 
友人を心配して駆けつけた俺がウエストバッグの中に入れて行ったのは、もちろん工具・・・ではなく、カメラ(爆)。

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突然止まってしまったらしい。
押すのを手伝って、コースの外へ。
朝から食った揚げパンが、喉元まで出掛かっているのだそうだ。

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結局このエンジンストップの原因は、単なるコネクターの外れという美しい結末であった。
 
坂内は既に秋の装い。

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CRAZY-HORSE take the wrong way 4

2009-09-18 20:39:45 | XR250

コリャカッコいい(爆)

Img_4646

詳細をアップする時間的な余裕が無いが、ヘッドのOH、キックスターターの取り付け、リヤサスリンクOH、リヤフェンダーのデカール貼り、3月にパンクしたリヤタイヤ修理などなど。

 

色々あって、エンジンはもう一度開ける事が決定。

まあ、大した事ではございません。

 

この後全部組み立てて、HIDの装着を予定。

明日、夜間テストには行けるのかいな・・・?

寒いだろーなw

 

そーいや、いつの間にか田中麗震愚オフィシャル・ホームページが開設されてます。

参戦予定などはコチラから。

LINKは左サイドバーにアリ。

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CRAZY-HORSE take the wrong way 3

2009-09-16 14:41:59 | XR250

280馬邪のエアクリーナーBOXは、知らないうちにまたベロが割れてしまっていた。
右下の取り付け部分。

Img_4600

ここは元々サイドカバー取り付けのベロが先に割れてしまっており、ステンレスの板を曲げたステーを製作して、サイドカバーを固定していた。この方法はマジでオススメで、ノーマルよりもイイッスよ。
だが、遂に本体取り付けのベロまで逝ってしまったのだ。
それでも俺、もう二度とエアクリーナーBOXは買わないもんね~(今のが3つめ)。もしも真っ二つに割れたとしても、次は自分で作るのだ。こんなに直ぐに割れるヤツは、いらねェ。
BOXの色が黒くなってからは多少の改良も見受けられたけど、曲がりやすいリヤフレームに取り付けられている限りは、割れて当然だ。
 
今回はやはりSUS板のステーに変更してしまう。
我社の主要取引先である近所のホームセンタ-にて、「エアクリーナーBOXの風合いを損なわずに接着できる」という謳い文句のボンドを購入。

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下穴を開けてから、接着併用(勿論密閉の目的もある)でタッピングビスをねじ込んで完了。

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多分ノーマルよりもコッチのほうが割れずに粘ると思う。
 
アルミのリヤフレームは細かいブラケットも全て取り付けた。
ノーマルでは溶接ナットが付いている所は、7N01丸棒から削りだしたカラーを溶接して、全てリコイルを施工。

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作業中に付いた小傷を消す程度にバフを掛けて、完成。

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少々気が早いが、穴位置確認を兼ねて仮組みしてみた。

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かかか、カッコいい・・・。
とてもオフロードバイクには見えんな、コレは。
つーか、コレだけみて車種を言い当てる人はあまりおらんだろう。
フレーム後端のパイプ切りっぱなし部分には後日、樹脂製の内キャップを嵌めるつもり。
載せているウマの高さが高いのでかなりケツが上がっている。ミャフリャーは実際にはここまでカチ上げではナイよ。
 
新作したリヤフレームの重量は、1350g。今までの補強を入れたリヤフレームと比べれば、半分の重量となった。
ノーマルリヤフレームの重量が不明だが、少なく見積もっても1kgは軽くなってるんではないかな?
それと、リヤフェンダー。
一部カットして使用していたMAIERの物は444g。

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最終XRの純正品は339g。

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100g以上は軽くなった。
 
さてさて、番外編。
何故か手元に送られてきたWR450F用の新品サイドスタンド。

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moritech氏が10月頭に行われるファラオラリー参戦のため、砂地で埋まらないように接地面を増やしてくれとのオーダー。
もちろんマシンは既に完成して今頃インド洋(?)でドンブラコッコと揺られているはずなのだが、なんでも今取り付けているスタンドがかなりヤレて落ちそうなので、手荷物で新品を持って行きたいとのこと。
まああんまり人のバイクはやりたくないのだが(スミマセン)、いずれコレをネタに酒でも飲ませてもらおうと快く安請け合い(爆)。

しかし、よくよく考えると実車がないので、一度切断してしまうと角度が判らなくなってしまうんだよなあ。
で、治具を製作。

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ノーマルのお皿を切断して、鉄板を溶接する。
もっと凝った物を想像していたのだが、参考写真によると単なる鉄板を溶接するだけみたい。
 
これならどんな砂地でも埋まる事はあるまい。ヒヒヒ

Img_4613

 
が、重量増加が懸念されたので却下。
適当に切り出した鉄板をくっつけておいた。

Img_4614

んんん~デカ過ぎるかなあ? 分かんねェ。
色は必ず金色(スケベ椅子色)かショッキングピンクでと念押しされていたのだが、青いマシンにそりゃないだろうと思って、勝手にシルバーに塗っておいた。こんなカンジで乾かしている・・・。

Img_4618

 
ついでに280馬邪のステップ&ペダルも同色で塗装。

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下地処理をせずに塗ったので、クランクケースカバーに引続き油絵のような塗装である。

Img_4620

かなり粒子の粗いシルバーで、ほんの少しガンメタっぽい。ものの数秒で粒子が沈殿してしまう。明るいところではキラキラ光って綺麗だが、暗いところではかえってショボーンな状態。
近寄って見るのは禁止します。

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CRAZY-HORSE take the wrong way 2

2009-09-14 23:10:13 | XR250

半年以上動かしていない280馬邪は想定しないトラブルの発生も考えられるので、そろそろ走行テストをしておきたいところ。
去年の準備で直前までバタバタする原因となったライトだが、今年は遂に・・・。

Img_4583

 
HID採用であるよ。
どのブランドを使用するのが良いのか判らなかったので、最近バイク用品店で目にする事の多いSOLAMにしてみた。

Img_4584

ケルビンだかオヤビンだかドビンだかハゲチャビンだか知らねえが、その数字の選択もどうしてよいのか判らない。なのでノーマルタイプの4300Kとやらにした。
H4のHI-LO切り替えタイプで¥55230と、決して安い物ではない。
スペース的に苦しい事は判っていたため、「スモールタイプ」というバルブがよりコンパクトな奴をチョイス。スタンダードよりも¥5000ほど高かったが、仕方が無い。
スペース的な問題としては、他にもバラストやら何やらを何処に設置するのかとかの問題も大きいので、無理やりでも今のうちに一度走らせておきたい。
去年は俺が単独で夜間走行テストを2回行ったのだが、夜中はイノシシ出没が怖くて(笑)、もう一人で走るのは勘弁してほしいなあ。
で、ウマイ事に坂内2DAYSの主催者であるクラブオフさんが、夜間走行会を行っている。合計3回の予定のうち既に2回は消化。
今週末が3回目。
280馬邪はまだバラバラなんだけど、大丈夫かいな・・・。
 
ヘッドライトは去年製作したライトユニットを改良して使用する予定。
できる事ならライト関係の補器類はここに搭載してしまい、ライト装着前の転倒による破損を回避したいところ。取り付け取り外しでも素早い作業が可能になるし。
しかし、重量増によってハンドリング悪化の可能性も高い・・・。
一部のハーネスを除くHIDのシステムの重さは、704g。

Img_4585

一番重量の嵩むインバーターは、353g。

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ちなみに去年のライトユニット(焼き網ガードは外してある)は、1562g。

Img_4586

HIDシステムをライトユニットに全部載せするのは、ハンドリングには結構な影響がありそう。
せいぜいインバーターをここに載せるくらいかなあ。

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テストではとりあえず補器類をライトユニットに「全部載せ」で走ってみようかと。
HID取り付けている方々はどうしてるんですかね。
280馬邪の場合はタンク裏には全くスペースが無いので、ライトユニットに載せるか、シュラウド内に忍ばせるか、バッテリーと並べるか、リヤフェンダーの上に載せてしまうか。
 
ちなみに焼き網の重量は113g。

Img_4590

92cm×41cmのポリカーボネートは940g。

Img_4591

このポリカを250φに切断して使用した場合は122g位となる。
焼き網がポリカーボネート2tに変更される場合の重量増は、気にしなくても良いレベルだろう。
 
それにしてもこの状態から週末までに走れるようになるんだろうか(笑)

Img_4582

2日くらい徹夜かね。

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CRAZY-HORSE take the wrong way

2009-09-13 17:28:44 | XR250

俺は、もしもライディングとバイクいじりの二者択一を迫られたら、間違いなくバイクいじりを選ぶ男である。
コレがバイクじゃなくても同じ事で、人生で数回経験した軌道変更が仮に一度も無かったとしても、恐らく結局は同じような職業に就いていた事だろうと思う。
そう、俺は正に天職を授かった幸せな人間である。
 
さてさて、今年も毎年恒例の「坂内2DAYSエンデューロ」の季節がやってきたってワケだ。
この時期はいつも仕事も忙しいのでピリピリしてきて、マシン準備を担当する事の多い俺はギリギリの生活をしたり、発狂しそうになったり、メンバーと揉めたり、自分自身反省して色々と見つめ直す機会になったり・・・と、年間でも最も「生きてる実感」のある季節なんである。
オイ、そこで「良いパパを演じている」オッサン、羨ましいだろう。まあ俺はその分「良いパパ」を捨ててるんだけど(嘲)。
 
毎年時間が足りずに苦しむので、今年は早々に予防策の一つとしてYZを入手。280馬邪を2DAYS専用とする事で、練習したいのに練習できない、整備したいのに整備できないというジレンマに決別しようと思ったのだ。メンバーとの部品代の清算も明確になるしね。
ところが入手したYZが相当怪しい代物だったのと、ずっと仕事が忙しくて着手が遅れてしまった事、予想しなかった骨折によって、遂にケツに火ィ点いてきてしまった。
本来出る予定だった全く別のレースは、本日がエントリー受付の締め切り。既に結構な金額を突っ込んでしまったものの、実作業はほとんどやってない。どうやら今年は断念する事になりそうだ。トホホ・・・。
 

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かなり長い間放置していたリヤのアルミフレームは一気に作業を進めた。細かいブラケット類の取り付けと、メインフレームに取り付けた状態では作業できない部分の本溶接を残す程度で、ほぼ完成。全て7N01なんだけど、時硬?・・・関係無ぇぞ、この際。※溶接すると材質が軟化するが、90日程度で強度が復旧する・・・本番までは30日くらい(笑)

Img_4575

材料の表面が酸化しちゃって、溶接しにくい事といったらない。まあビードの見てくれが悪いのは、それ以上に俺の腕のせいだが。
本当は抜本的なパッケージング変更をしたかったのだが、残念ながら諸々の理由によって却下。え?諸々の理由って何って? 勿論面倒臭いからだ!
部品の位置関係などはノーマルMD30に近いままとしたけど、絶対に二人乗りしない前提なので色々と工夫をしてみたつもり。
今までの280馬邪で使用してきた、補強を追加したリヤフレームは2.8kgくらい。
NEWリヤフレームは、現状で何と1。2kg程度。このあとも重量は増えるとはいえ、今までの半分くらいには収まりそうだ。MD30の諸悪の根源みたいに言われるバッテリーは、存在を逆手にとってケースを積極的に強度部材として構成してみた。
 
ノーマルは二人乗りを意識しての事だろうけど、エアクリーナーボックスよりも後ろ側にはパイプをT付けした部分が無い。パイプを撓らせて負荷を吸収する意図かと思われる。
さらにノーマルは、シートレールがかなり後ろまで延びている。恐らくツーリングなどで荷物を載せるからだろうけど、長く延びてたら万一の衝撃を増幅させてしまうワケで。
実際XRのリヤフレームは、後端を持って動かしてみると、グニャグニャ。
コレがシート後端辺りで上下荷重が素直に掛かっている内は良いと思われるのだが、転倒して地面に打ち付けたりすると、あらぬ方向に力が掛かり、リヤフレームが破断したり曲がってしまったりする。
 
ノーマルの既設のメンバーの接合部をガゼットなどで補強すると(今までがその状態)強度そのものは出る。
しかし、撓りが無くなった結果としてクラックが入ってしまうのではと思われる。
 
んでどうしたのかというと、シートレールを必要最低限のところまで短くしてしまったのだ。
実際モトクロッサーなどではそういう形状をしており、逆にリヤフェンダーはタイヤハウス内まで延びてインナーフェンダー代わりになると共に、フェンダー自体の取り付け強度も確保している。
今回は最悪ノーマルに戻す(レース中に破損して、スペアに付け替える)事を理由にその方法は見送ったが、少々怪しいフレーム形状にしてみた。

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リヤフェンダーから正確に型取りして、7N01板を切り出す。

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ここに穴を開けてネジ止め併用で、リヤフェンダーを両面テープで接着しようという作戦。リヤフェンダーにある元のボルト穴には、テールランプを取り付ける。
勿論捻り剛性の確保という目的もアリ。重量的には不利になってしまうけど、バッテリー載せなきゃイカンので仕方がない。
 
ノーマルよりも少々パイプ径が太いので、所々ツジツマが合わなくなってくる。
ここは結局エアクリーナーBOXを削ってしまった。

Img_4576  
華麗な投げによって割れてしまったMAIYERのリヤフェンダーは、ホンダ嫌いな俺としては悔しいものの、後期型の純正フェンダーを購入。当然「HONDA」のステッカーは剥がし、裏面の刻印は削り取る。
ところが、実はMAIYERよりも随分安く、しかも軽い。クッソ~・・・。
 

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この280馬邪、元々のXR250からどんどん部品が交換されていく。
現状で元のままの物を使用しているのは、前後ハブ、フロントフォーク&三叉、メインフレームくらい。勿論残された部品も、何らかの形で手が加えられている(塗装など)。そのまんまで使っている物は、一つも無いね。
部品が全て入れ替わったとき、この280馬邪は元のXR250と同一の車両と考えてもいいのだろうか(笑)。哲学かナンかでそんなハナシがあったな。
まあ俺の280馬邪は、日本でも最も試行錯誤を繰り返されたXRの内の一台である事は間違いない。一番だとは言ってませんよ、念のため。
 
ところで、今回リヤフレームを新造したのは、かなり重要な理由がある。
それは何か?
元々のノーマルリヤフレームが、クラックだらけで使えなくなっちゃったのよ。
最大の理由はそれ。アルミ化なんてやらん方がイイッすよ(爆)。
 
ややっ、こ、これは・・・!

Img_4573

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24時間営業の町工場

2009-09-10 13:05:33 | XR250

ややっ、忙しさのあまり3週間近くも更新をサボってしまった。
前回の記事以降の近況を羅列にて。
 
メインPC(結局DELLのプレシジョンとかいうワークセンター)接続後、不思議なもので旧PCが不調に。
とりあえず残った作業をセーフモードで無理やり完了させる。

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NEWマシンはクアッドコアのXEONで結構ハイグレードな奴の筈なのに、それほど処理能力が高いようには感じないなあ。
今までのも結構ハイスペックだったからな。
 
その数日後、何故かもう一台PC購入。
コッチは仕事の新しい設備(大型プリンター)の為。

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同業他社では導入率が非常に低い(1%未満とか)、白インクでのプリントが可能な機種。ヒヒヒ

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NEWプリンターで初めて製作するのがこんなものとは・・・(笑)。

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これでやっと、どんなステッカーでも作れるようになった。
まあウチの業務体系では、ステッカーなんぞ作っても全く儲からないのだが、バイク好きな俺の理念的な部分からやっているんであるよ。
 
作業が微進している280馬邪。

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リヤ周りが見慣れない状態なのは気にしないで下さい。詳細はまた今度。
ヘッド周りをチェック中。

Img_4542

なんか、イマイチの状態だな。
ベースにした中古エンジンのせいかなと思っている。まあ、今年はコレで持つだろう・・・。
スケベ椅子色Ⅱへの変更に合わせて、クランクケースカバーを塗装。下塗り。

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ガリガリに削れたものを修正せずに分厚く塗ったので、油絵みたいな塗装になっちまった。

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しかも使用した塗料は建築用の2液性のウレタン。車両用の2液ウレタンよりも一次乾燥が鈍いので、表面にミストが付いてザラザラになりにくいのは楽である。
んが、ガソリンには耐えんハズだ。
 
セル不調の原因は今の所判らず。セルの中身を疑っていたのだが、内部パーツには異常なし。

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その代わり・・・と言ってはナンだが、先日OH用部品を注文した際に、キックスターターの部品も入手した。

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元々ホンダ純正オプションで「キックセット」なるものが存在したところ、既に廃盤になって久しい。確か定価で2万円くらいだったかな?
仕方なくME08の純正部品でバラ入手。合計3万超え・・・。トホホ
 
コレはポリカ。

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坂内2DAYSで使用する予定の、ヘッドライトカバーとなる予定。
去年採用した焼き網は、地面に縞々を映し出してしまう。なので透明なコッチのほうがいいかなあ・・・と。
滅多に使わないけど、仕事でも取り扱いのある材料。
材料屋さんに「端材ないですか?」つって聞いたら、結局いただいてしまった。
俺は5mm厚がいいかなと思ったのだが、材料屋さんに使用目的を説明したところ、2mmで十分ではとの事。
数枚のスペアが製作できるので、近々破壊テストをしてみたい。

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骨まで愛して

2009-08-19 12:54:26 | XR250

骨折ネタではありません(笑)。
280馬邪のホネ・・・いや、フレームである。
 
いつの間にかエンジンを降ろし、丸裸になった280馬邪。

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一体何の為にこんなことをしているのか?
 
・・・それは、フレームの再塗装の為である。
そう、性能とは全く無縁の作業である事は間違いない。
が、俺は見た目を非常に気にする方なので、速さとは関係ないとはいえ、バイクにはやはり綺麗であってほしいと思うのだ。こういった地味な作業の途中でマイナートラブルを発見する事も多いし、何よりバイクが綺麗であるという事は、メンテナンスがキッチリと行われている証拠のような物なのだと思ったりもする。
 
さて、再塗装する時に旧塗膜を剥がす必要は必ずしもない。しかし、今回は理由があって剥離しなければならない。
「旧塗膜を剥がす必要はない」というのは、現在塗られている塗料の種類によって話が違ってくる。
剥がす必要が無い場合の例としては、純正のままの塗装の上に再塗装する場合や、2液ウレタンの上からもう一度2液ウレタンで塗装する場合など。
剥がす必要があるのは、異なる種類の塗料でサンドイッチしてしまう場合。これも100%剥がさなければならない訳ではないが、例を挙げ始めると止まらないので割愛。
 
今回剥がすのは、実はスケベ椅子色(今までの金色)は、ラッカーだからなのである。もちろんオーバーコートのクリヤーは2液性ウレタン塗料だが、この上から2液ウレタンを重ね塗りすると、リフティングをおこす可能性が高いので剥離する事としたのだ。
 
で、最近は良くできたもので、異種塗料をサンドイッチして塗装する為の塗料がある。

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仕事で一度使用した事があるが、結構上手くいった。常識を覆されて驚いたな。
今回、この塗料の在庫があるのを忘れており、使わなかったのだ。この記事を書いているときに在庫してるのを思い出したわい。トホホ・・・。
 
スケルトン(塗装剥離剤)を塗って、地道に旧塗膜を除去。

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サンドブラストでやるという手もあるのだが、吸い上げ式のブラストを使ってゼロから塗装を剥離するのは、非常に効率が悪い作業である。
人の感覚は色々あろうが、俺的にはスケルトンをチョイス。
気が向いたときに手を出して、数日掛けて歯ブラシでカシカシやり続け、ほぼ地肌状態に。

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インチキ技だが、高圧洗浄(要するに水)でクリーニングしてやった。
 
全体にザッとブラストを施してから、下地塗装。
使用する塗料は、車両用に使われる事は珍しいであろう、ジンクリッチ塗料である。

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前回スケベイス色に塗装した際に使用したところ、なかなか調子が良かった。なので今回も使用してみる事としたのだ。
ジンクリッチ塗料といえば、有名なのはローバルというメーカー。今回のは別メーカーだが、ほとんど同じ物と思われる。
亜鉛めっきと同様の錆止め能力があり、ある程度の耐熱性能も持ち合わせているのが特徴。

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微妙な色合いのグレーで、完全にマットな仕上げになる。
 
そして、その上に塗るのは、田中麗震愚のT中代表の部屋着をイメージしたZ33(ニッサンのフェアレディZね)純正色のパール抜き・・・即ち、スケベ椅子色Ⅱなのである。

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主剤と硬化剤は重量比4:1で混ぜるので、正確に量って混合する。

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T中代表の部屋着に比べてどうでも良い情報であるが、XR250(MD30)のメインフレーム単体の重量は、9kgであった。

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所詮は体重計で計ったので、あまり正確ではないヨ。
 
フレームのオイルタンク下部のストレーナーは、汚れがビッシリだった。

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MD30&ME08でよく言われる、右ステップ後部の溶接部分の破断は、今のところ兆候すらない。
リヤフレームは既にボロボロ。

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何度も溶接修理して、その修理跡のビードの横で割れ・・・を繰り返している。もう完全に寿命ですな。

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ついでに先日のエンジンウェルダーのタンクと外装も塗ってやったわ! 

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黒字企業にささやかな抵抗を

2009-02-07 23:46:53 | XR250

先日、280馬邪のブレーキペダルの先っちょのリターンスプリングが折れてしまった。
スプリングだけ出ないかなーと思ったが、甘かった。やっぱASSYだ。
この間インチキ技で直したばかりのブレーキペダルを買うのは、あまりにも悔しすぎる。
 
心当たりを探してみたけれど、使えそうなスプリングは売ってない。そんなら作っちまえ、と思ってバネ用の針金を探したが、見当たらず。
仕方が無いのでTIGのステンレスのフィラーワイヤーを曲げて作ってやった。

Img_2784

適当なドリルにクルクルと巻き付けて、ラジオペンチで折り曲げただけ。ピンはリベットで留まっているのでドリルで揉んで外す。

Img_2785

セットしてリベット打って完了でヤンス。
まあ暫くは大丈夫だろう。
 
昨日バイク屋さんに仕事に行ったらこんなもんがありまして・・・。

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「現状でよければ格安でイイですよ~」との事なんで、グラッときている最中。
だが、置く場所が無え。どうしよう。

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新しい年は余談から

2009-01-11 02:48:11 | XR250

あけましておめでとうございます。
イキナリ余談で申し訳ないのだが、他人のブログを見ていて目に付くのが「今さらですが、あけまして~」という言葉。結構多いなあ。
しかも1月2日とか3日とかの記事で書いてある。元旦に言うべしという気持ちも解らないではないけれど、通常は7日までに言えばOK。
多少遅れても15日までであれば可。なかなか会えない相手には、1月中に言う事が出来れば何とか合格ラインだと思ってますが、如何な物でしょう。
仕事の取引先などに新年の挨拶回りをするような場合は、7日あたりがリミットかな。
勿論どんな場合も、出来る限り早く挨拶をしたほうが良いのは当然ではある。
だが、所詮は個人のブログであって公的なWEBサービスではないんで、若干の違和感を感じてしまった。まあ世間知らずな俺の意見なので、適当にスルーして下さい。

俺の年末年始は、やはり仕事に追われる結果となってしまった。
元旦こそ休んだものの、2日から始動。5~7日の夜間工事での現場設置作業に合わせて、無理なスケジュールを強いられる事となったのだ。
この場で仕事内容に関して細かい記述をするのは、二次業者としては問題があるので書く事は出来ないが、ちょっと・・・というか、かなりの問題を発生。
ウチが製作した物と設置作業に関してはカンペキだったので、お咎めは一切無い。ところが他の業者が納めた物が大問題を発生し、コチラも再施工という状態に巻き込まれる事となって泥沼に漬かりつつあるところ。

そんな事をやっていたので、バイクには手を触れないままここまで来てしまった。昼夜がひっくり返ってしまい、夜なのに全然眠くない・・・。
やっとこさ重い腰を上げる。

Img_2617

リヤサスのオーバーホールと、ついでにスロージェットの変更。
リンクのオーバーホールを行うのは当然だが、24時間耐久前にオーバーホールしたリヤショック本体がどんな状態なのか気になる所。
分解してみると見た事ないほどにメタリックなオイルが出てきた。1年以上使用した状態よりも酷かった。24時間耐久レース、恐るべし・・・。
インナーパーツのスペアは保有しているが、今回は未交換。オイル交換と窒素ガスの封入のみとした。

Img_2616

その他エンジンオイル交換、グリスアップ等。

見れば見るほどボロい280馬邪。
放置中のリヤフレーム製作に合わせて、全体のリフレッシュを行いたい。
まず、フレームの再塗装。現在のスケベイス調の色は、最近固定デザインとなっている「フューチャリングT中代表デカールw」との組み合わせがイマイチ。フェアレディZみたいなオレンジのメタリックに塗り替えたいな、と。今使ってるZETAのハンドルくらいの色か、もう少し濃いくらいかな?
あと280馬邪の外装パーツは、フロントフェンダー以外はXRの純正品かXR用の社外品を使用しているにもかかわらず、不思議とXRに見え難い。せっかくリヤフレームを作るので、ついでに外装も全く異なる物に替えてしまうのも悪くないかな、と思っている次第。

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猛烈にアウェイな雰囲気を感じつつ、レース前の整備

2008-12-22 23:24:41 | XR250

フロント廻りの整備をする。

Img_2484

フロントフォークオイルを交換。出てきたのはセメントのようなドロドロ状態。そろそろオーバーホールせねばならない頃だ。
ステムナットが完全に緩んでいたので締めなおし、タイヤ交換して組み付ける。フロントのベアリングは全く大丈夫であった。
その他、バッテリー交換。

Img_2495

あと、オーバーオールⅧに出るにあたって、音量以外でもレギュレーションに合わないところがある。

 

まず、ハンドルエンド。確かコレはモトクロスでもそうだったと思うが、「ハンドルエンドは金属ではなく、ゴムか樹脂キャップ」でなくてはならない。俺のはアルミのガードなので不可。
バークバスターを諦めてクローズド・エンドのグリップにするか・・・などと散々悩んだが、結局ホームセンターでバーエンドに使えそうなゴムを買ってきた。

 

それとバーエンド側を固定するプラグを24耐で紛失してしまったので、コレも何とかしなくてはならない。
俺はZETAの「リブドウォールバー」というハンドルバーを使用している。内径側にリブがあるタイプ。このハンドルバーにアルミ製のプラグを使うと、プラグのスリーブ側が著しく変形してしまうようだ。
わざわざ購入するのもナンなので自作。M8のナットの角をサンダーで丸めてやったら、このハンドルの中にスポッと入るようになったので(しかもリブに引っ掛かるので共回りしない)、M8のボルトに適当なゴムチューブを通して、バーエンドプラグ完成。

Img_2496

一番左が今回製作した物。右から二番目が今まで使って変形したプラグ。

どうもこのゴムチューブ、Vmaxのキャブのオーバーフローパイプのような気がするなあw ボルトが長いのは前出のゴムを取り付けるため。
(M8のナットは車両用だと二面巾14mmであるケースが多いが、コレは一般的に流通している物なので二面巾13mm)
この後、調整の為にチューブは別の物に変更。

 

せっかくアルミのハンドガードをイジるので、ついでに以前から気になっていたハンドルクランプもモディファイ。現在使っているのは、10年以上前に機械加工の会社に勤めている友人が製作したもの。機能上はそれほど問題ないのだが、ゴツいので取り付けの自由度が低い。そして重い。コレも既製品を買ってくるのも悔しいので、曲がったハンドルバーから外した、ハンドルブレースのクランプを使えないか?・・・と以前から考えていた。
何せ上記のリブドウォールバーのクランプはレンサルなどに比べてもかなり軽い。
ところがコレを使おうとすると、取り付けの際にブレーキ、クラッチ、ハンドルブレースなどなど、ハンドルについているものは全て外さなければならなくなってしまう。かといって納得のいく物をゼロから作るのも面倒だな~と思いつつ、ずっと手を付けずにいた。
たまたま近所のバイク用品店に行ったときにチェックしたら、後付けハンドルブレースのクランプのみ単体で売られていた。後付け用なので、手錠みたいにパカッと開くのだ。セットで¥1680だったかな? 価格もこの程度なら納得できるので購入。

Img_2499

この手のアルミガード、正直言えば・・・どうにも納得の行く既製品が無い。ハンドルクランプ側の取り付けが車体正面からM8程度のボルトで固定される物が多いが、大抵の場合サンダーで削るか、ガード本体を曲げるなりして調整しなければビシッとは取り付けできない。物理的に取り付けただけのままだと、万が一の時に動いてしまう。特にプラスチックのヤツは割れやすくなるような気がする。ZETAの物はフィッティングに関しての問題はクリアしているが、ボルト締結箇所が多いだけに強い衝撃を受けると動いてしまいそうだなあ・・・と。
その点、クランプ側の固定ボルトが垂直方向に刺さる構造ならば、全ての問題をクリアできるような気が。でも、知っている限りではそういう製品は無い・・・と思う。
で、ゴソゴソやってる内に、ハンドルガードを新作してしまった(爆)。

Img_2503

但しアルミではなくステンレス。アルミの材料が無かったのだ・・・。でもそれほどは重くない。

今まで使っていたアルミ製↓

Img_2500_2

新作↓

Img_2502_5

今回は買ってきたクランプの信頼性が未知数なので、コケたら一発で終わりかも。まあ、テストですワ。いずれ作り直す予定。
シールドはZETAの物を新品で買ってきてある。かなり怪しいガードが完成。

Img_2504

コレでいいのか?

 

それと、オフロードレースではレギュレーションに謳われる事は少ないであろう、ワイヤリングの指示がある。手っ取り早く済ませようと思って、ワイヤリング穴のあるドレンボルトを購入しようと思ったら・・・た、高い!どの製品もマグネット付きで¥2000前後。280馬邪(XR250改)はドライサンプなので、ドレンボルト2本あるんですけど・・・。
仕方ないので今使っている純正ボルトに穴あけ。たまたま所有していたHSS(ハイスピードスチール)の1.5mmのドリルで穴を開ける。一本目は成功したものの、二本目は立て続けにキリ先を折ってしまった。あと、フィラーキャップも。

Img_2490

エンジンオイルは交換したばかりなので、ドレンボルトの代わりに怪しいヤツラが代役w

Img_2492_2

ワイヤリングなんてやった事ないけど、コレもこんなんでいいのか?(笑)

Img_2507_3

Img_2508_2

ウーム、かなりやり残した事があるが・・・まあいいか。

Img_2505

どうも初めて走るレースはリタイヤするような暗示にかかっている気がしないでもないので(笑)、ボチボチと走ってきます。どっちみちコース的にはモトクロスやモタードなどのハイスピード系なライダーには、まるで歯が立たないだろうし。完走してもドンケツだったりして、ウハハ!!

 

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ありがとうございます。

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