我が家の家訓は「手先が器用貧乏」であるからして(ナンノコッチャ)、そうそう簡単にはクリスマスケーキを食べる事はできない。
生地は教えて作らせる時間が無かった。といっても、やったとしてもホットケーキだけどさ。ちなみにホットケーキも、我が家ではホットケーキミックスの使用は厳禁である。
手順だけ教えて、俺が仕事に行っている間に子供たちだけでやってもらう。教えようとすると、反抗期の娘二人は「そんなの知ってる」とか「やったことがある」「できる」といった発言ばかり。以前にもホイップを失敗したので、コツや理屈を教えようとしたのだが。
結果・・・、やっぱ失敗していた(笑)・・・ほらみろ、言わんこっちゃない。
長女は「全然ホイップできない」とキレてたそうだ(笑)。
その後、予めホイップされた生クリームを買いなおして完成。
お父さんからのプレゼントは、長女が小さな頃から原則として「本」と決まっている。その成果あってか長女は本の虫の「見習い」くらい。ミステリーは読んだことないと言うんで、とりあえずアガサクリスティから。
次女は小4~5くらいまでは本を読むのが苦手なようだったが、現在ではお姉ちゃんの影響か、ライトノベル中心ではあるものの、そこそこは読むようになった。
今現在まるで本が読めない正吉君は、今後どうなるのだろう。俺の血を受け継いでいないのか? これでも読んどけ!!
俺も正月休み用の本を数冊買い込んできた。反抗期を卒業する兆しの見える長女とも、そろそろ本棚をシェアできるようになるかな。
お父さんからの本とは別にサンタさんからのプレゼントがあるが、娘二人はとうの昔に卒業しているから貰えるのは正吉君だけとなる。
某自転車量販チェーン店に行って商品を見てたら店員さんに声を掛けられた。こういった場面ではいつもの事だが、「結構です」と無表情にお断りをし、暫く後に無言で一輪車をレジに持って行った。
軽く整備をされ、俺の手に渡された時には一輪車にリボンが付けられていた。
「プレゼントですよね?」
押し付けられた感じが無くて、とても嬉しかったね。お店の教育云々というものではなくてその人の持ち味なのだろうけど、俺も見習わなくっちゃ。たぶんこういう人は、子供の頃から本をたくさん読んできた人なのだろう。実はプレゼントでは無かったときはどうするのか・・・というツッコミはしないように(笑)。
子供自身が欲しがるものをクリスマスプレゼントとして与えたことは、過去に一度もない。本もそうだけど、俺が子供たちに命を賭してでも教えたいのは「お金で買えないもの」。必死に教えようとするんだけど、接する時間が短いせいか雑な子育てになっているような気がしないでもない。
う~ん、地味だな(笑)。