全国大会出場のため、遠路はるばる広島の世羅グリーンパーク弘楽園へ行ってきた。
レースの前日は、全国大会出場選手のみが走行できる練習会があるので、これにも参加した。
弘楽園は50㏄では走ったことがあるが、65での走行は初めてで、当然、フルコースの走行も初めてとなる。
このコースはアップダウンが激しく、またジャンプがデカい。コーナーは得意だがジャンプが苦手な正吉君には、ちょっと厳しいコース。
練習会の走行はクラスごとに時間割されるため、30分が2回、15分が1回しか走れない。
たったこれだけの時間内で、正吉君はコースを攻略することができるか。いざコースイン。
コースを覚えるため、最初はゆっくりと走行開始。
しかし、5周くらい走ってもペースが上がらない。
一人だけジャンプを全ナメで、まるっきり初心者のような走りをしている。
二度ほど停めて注意したら、6連ジャンプのリズムセクションのアプローチで減速しながら入り、踏み切りだけ開けて飛ぼうとしてショート。再スタートできないまま1本目が終了してしまった。
2本目は6連をおっかなびっくり飛ぶようになったが、迷いながらアプローチして踏み切りだけ開けるので、見てて危ない。
案の定またショートしてしまい、マシンごと大回転。担架で医務室に運ばれる事態となってしまった。
救急車は呼ばず、最寄りの救急病院へ連れて行った。
骨は折れていなかったけど、この有様。
本人に聞くと「痛い」としか言わない。しかし、結局他の子たちと普通に遊んでいたりする。
三角巾も放置されていたり。
翌日に何を言い出すか分からないので、念のため前日受付と車検を済ませておいた。
レース当日。
やはり本人が口にするのは「痛い」だけ。
「出るのはやめるか?」と聞いても答えない。
痛み具合は本人にしか分からないので、あまり無理強いをしたくない。
そこで、腕時計を外して正吉君の前に置き、7時25分までにプレパレーションエリアゲートに入らないと公式練習を走ることが出来ず、そのままレース出場権が無くなるぞ、とだけ言って放置。マシンはすでに準備してある。
その後も本人は、特に迷うわけでもなく、考える風でもなく、ボーッとしている。
7時15分過ぎ、スローモーションのような動きでウェアを引っ張り出そうとしていた。
「走るんだったら急がないと、もう間に合わないぞ」と言ったら急にキビキビ動き出し、ゲートに入る列の一番後ろのほうに並ぶことができた。
まずは公式練習。
前日にマトモに練習していないわけで、タイムを計るどころの騒ぎでもなかった。どうなることかと思っていたのだが。
サイティングラップ中、かなり集中しているのが見て取れる。グリーンフラッグが振られるといきなりちゃんと走り出し、28台中9位のベストラップを出した。なんでやねん。
グリッド予選はスタート出遅れて20番手前後でラムソンの向こうに消えていくも、KYBヒルには12番手で帰ってきた。
ところが、1周目の最終コーナーで転倒。ここで電池切れ(早)。17位でチェッカー。
決勝。
またスタート出遅れ。反応はいつも割りといい方なのだが、チェンジを上げていくタイミングが下手なようで、またも20位前後からの追い上げとなった。
正吉君は一度リズムが狂ってしまうと丸一日ダメなので、予選でコケて電池切れしてる割にはこんなもんだろうというレベルで走り、12位で終了。
俺は当初から、一緒に走ったことのある他のエリアのライダーの戦跡などと摺り合わせて、10位前後になるだろうと予測していた。
概ねその通りだったので、まるで練習できなかったことやケガなどを考えると、喜べこそしないけど納得のいく結果。
本来のパフォーマンスは出し切れてなかった。しかしそもそも苦手なタイプのコースであり、見た目でヤラレるセクションが多いので、事前練習に来なかったのが悪かったんだろう。
滅多に甘やかさない俺だけど、アメリカンドッグやお菓子を食べながら帰ったよ。
しっかし、実況で名前(苗字)を間違えて呼ばれるのには閉口(トホホ)。
別に難しい名前じゃないだろうに。ちゃんと読んでくれよ。
俺の勝手な印象でしかないけど、現4年生と5年生は全国的に競技人口が多い。それは去年・一昨年のチャイルドクロスのエントリー台数を見ても分かる。
底辺が広がれば頂点が高くなる法則のせいか、今年の65はレベルが高かったように思う。
一方で、現6年生から中3が少ないような気がする。実際、去年の全国大会のJ85は60台くらいのエントリーだったのに、今年は40台くらいしかいなかった。
これはリーマンショックの影響という説がある。あと、お父さんがバイクブームを生きた世代ばかり。子どもがバイクに乗るような要素が、たまたま揃っている世代なのかな、と。
そして、現3年生以下の50ccは、またガクンと人数が減ってしまう。
去年は並ぶ場所がないほどフルグリッドだったが、今年は17台だった。
去年のチャイルドクロスは、確かに楽しかったなぁ(笑)。
これが50cc卒業すると、大会主催者からの扱いが色々と変わったり、気軽なレクリエーションでは済まなくなったり、ケガに直面したり・・・。
今の俺も、去年までは一体何だったんだろうというのが正直なところである(笑)。
3年生のパパさんたちは、残り数ヶ月を思う存分楽しんでくだされ(笑)。
コース終盤は、大幅に変更されていた。
明け方に見事な雲海。
レースの前日は、全国大会出場選手のみが走行できる練習会があるので、これにも参加した。
弘楽園は50㏄では走ったことがあるが、65での走行は初めてで、当然、フルコースの走行も初めてとなる。
このコースはアップダウンが激しく、またジャンプがデカい。コーナーは得意だがジャンプが苦手な正吉君には、ちょっと厳しいコース。
練習会の走行はクラスごとに時間割されるため、30分が2回、15分が1回しか走れない。
たったこれだけの時間内で、正吉君はコースを攻略することができるか。いざコースイン。
コースを覚えるため、最初はゆっくりと走行開始。
しかし、5周くらい走ってもペースが上がらない。
一人だけジャンプを全ナメで、まるっきり初心者のような走りをしている。
二度ほど停めて注意したら、6連ジャンプのリズムセクションのアプローチで減速しながら入り、踏み切りだけ開けて飛ぼうとしてショート。再スタートできないまま1本目が終了してしまった。
2本目は6連をおっかなびっくり飛ぶようになったが、迷いながらアプローチして踏み切りだけ開けるので、見てて危ない。
案の定またショートしてしまい、マシンごと大回転。担架で医務室に運ばれる事態となってしまった。
救急車は呼ばず、最寄りの救急病院へ連れて行った。
骨は折れていなかったけど、この有様。
本人に聞くと「痛い」としか言わない。しかし、結局他の子たちと普通に遊んでいたりする。
三角巾も放置されていたり。
翌日に何を言い出すか分からないので、念のため前日受付と車検を済ませておいた。
レース当日。
やはり本人が口にするのは「痛い」だけ。
「出るのはやめるか?」と聞いても答えない。
痛み具合は本人にしか分からないので、あまり無理強いをしたくない。
そこで、腕時計を外して正吉君の前に置き、7時25分までにプレパレーションエリアゲートに入らないと公式練習を走ることが出来ず、そのままレース出場権が無くなるぞ、とだけ言って放置。マシンはすでに準備してある。
その後も本人は、特に迷うわけでもなく、考える風でもなく、ボーッとしている。
7時15分過ぎ、スローモーションのような動きでウェアを引っ張り出そうとしていた。
「走るんだったら急がないと、もう間に合わないぞ」と言ったら急にキビキビ動き出し、ゲートに入る列の一番後ろのほうに並ぶことができた。
まずは公式練習。
前日にマトモに練習していないわけで、タイムを計るどころの騒ぎでもなかった。どうなることかと思っていたのだが。
サイティングラップ中、かなり集中しているのが見て取れる。グリーンフラッグが振られるといきなりちゃんと走り出し、28台中9位のベストラップを出した。なんでやねん。
グリッド予選はスタート出遅れて20番手前後でラムソンの向こうに消えていくも、KYBヒルには12番手で帰ってきた。
ところが、1周目の最終コーナーで転倒。ここで電池切れ(早)。17位でチェッカー。
決勝。
またスタート出遅れ。反応はいつも割りといい方なのだが、チェンジを上げていくタイミングが下手なようで、またも20位前後からの追い上げとなった。
正吉君は一度リズムが狂ってしまうと丸一日ダメなので、予選でコケて電池切れしてる割にはこんなもんだろうというレベルで走り、12位で終了。
俺は当初から、一緒に走ったことのある他のエリアのライダーの戦跡などと摺り合わせて、10位前後になるだろうと予測していた。
概ねその通りだったので、まるで練習できなかったことやケガなどを考えると、喜べこそしないけど納得のいく結果。
本来のパフォーマンスは出し切れてなかった。しかしそもそも苦手なタイプのコースであり、見た目でヤラレるセクションが多いので、事前練習に来なかったのが悪かったんだろう。
滅多に甘やかさない俺だけど、アメリカンドッグやお菓子を食べながら帰ったよ。
しっかし、実況で名前(苗字)を間違えて呼ばれるのには閉口(トホホ)。
別に難しい名前じゃないだろうに。ちゃんと読んでくれよ。
俺の勝手な印象でしかないけど、現4年生と5年生は全国的に競技人口が多い。それは去年・一昨年のチャイルドクロスのエントリー台数を見ても分かる。
底辺が広がれば頂点が高くなる法則のせいか、今年の65はレベルが高かったように思う。
一方で、現6年生から中3が少ないような気がする。実際、去年の全国大会のJ85は60台くらいのエントリーだったのに、今年は40台くらいしかいなかった。
これはリーマンショックの影響という説がある。あと、お父さんがバイクブームを生きた世代ばかり。子どもがバイクに乗るような要素が、たまたま揃っている世代なのかな、と。
そして、現3年生以下の50ccは、またガクンと人数が減ってしまう。
去年は並ぶ場所がないほどフルグリッドだったが、今年は17台だった。
去年のチャイルドクロスは、確かに楽しかったなぁ(笑)。
これが50cc卒業すると、大会主催者からの扱いが色々と変わったり、気軽なレクリエーションでは済まなくなったり、ケガに直面したり・・・。
今の俺も、去年までは一体何だったんだろうというのが正直なところである(笑)。
3年生のパパさんたちは、残り数ヶ月を思う存分楽しんでくだされ(笑)。
コース終盤は、大幅に変更されていた。
明け方に見事な雲海。