THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

正にミラクル

2018-03-21 09:37:16 | チョイ毒エッセイのようなもの
次女が公立高校の第1志望校に合格した。

先生からも「無理でしょう」とハッキリ言われていたし、俺も資料を見て不合格を覚悟していた。
全然レベルの高い学校じゃないし(苦笑)、決して自慢できる学校じゃないけど、我が家では祝杯を上げるくらいの奇跡。
私立2校、公立2校受験して不合格無しなので、次女としては超上出来である。

我が子は3人ともコミュニケーション能力が低く、会話に少し問題がある。病院で診断されているのは正吉君だけだけど、3人とも同じルーツのものだと思う。

長女は何事にも淡々と取り組むため、成績は割りといい部類といえる。陸上部では選手としては活躍はできてないけれど、しっかり取り組んでいる。先日のウィメンズマラソンや地元のマラソン大会に給水のボランティアで参加したりするのは、親としてはとても誇らしい。小学校に上がりたての頃に一輪車に乗りたいと言い出し、1年くらいかけて自力で乗れるようになった。小学校の部活でも、トランペットをそれなりに吹けるようになった。自己管理がそれなりにできているということだろう。

正吉君は、特に言葉が弱く、吸収力が低いので分かりにくいが、その代償として天才的な能力を持っている。

次女は自己管理が苦手な上にすぐに拗ねてしまうので、何をやらせてもダメなタイプ。一輪車もトランペットも、中学の部活もリタイヤした。正吉君と同様に、負の代償として何かの能力を持っているはずなのだが、それがまだ何なのか分からない。
この1ヶ月ほど、試験が近づいてさすがに落ち着かなかったのだろう。早起きの苦手な次女が、俺が起こしに行った時には既に起きてて、毎朝勉強していた。
内申点のボーダーを考えると、付け焼刃では無理だろうと思っていた。しかし最後の頑張りは俺の想像を超えて、彼女の人生に初めて好結果を齎した。

学校は、入るのが目的じゃない。出るのが目的なんだぞ。この調子で頑張れば、いまだ見つからない、自分の得意な何かが必ずや見つかるだろう。
本当に良かったね。おめでとう。
コメント
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