THE FOURTH PARTY

チョイ毒エッセイのようなもの。コメント欄でのやりとりはしません。用事がある人のみ書き込んでくだされ。

選か戦か。

2021-07-08 11:25:42 | チョイ毒エッセイのようなもの
小中学校の国語でありがちな問題。
「このとき、ひろし君はどういう気持ちだったでしょう?」

この手の問題は、本文中にズバリ答えが書いてあるケースがほとんどで、そもそも問題として成り立っていないくらいの低レベルのもの。
当時、バカバカしい、俺をナメてんのかな、と思っていた。

時が過ぎてその理由は、インターネットが大幅に普及して、誰もがブログを始めた頃に分かった。ひどい文章が多いこと・・・。
こんなことを書くとブーイングが起こるかもしれんけど・・・笑、文章を読んだり書いたりすることが出来ない人の割合は、かなり高いということだ。

俺自身も完璧な文章を書くことはできないし、それこそ誤用したまま覚えてしまった言葉、漢字の読みを間違えて覚えてしまっているとか、ザラにある。俺自身も間違いの総合商社である。
社会で使われている言葉そのものも常に変化しており、誤用がそのまま定着してしまったケースも多い。
しかし、言葉の乱れは今に始まったことじゃない。古くは清少納言の枕草子にも、若者の言葉の乱れを嘆く一節があるそうだ。
言葉も、時とともに形を変えているという見方もまた正しい。

このブログは開設してから、なんと15年。
俺自身が年齢や立場などが変化してきているからして、書く内容も変化してきた。
以前のように頻繁に更新しないこともあり、ここ1~2年はアクセス数も緩やかに下降中である。
要するにニーズが減ってきているということだ。

誰かに聞いてもらいたい、見てもらいたい。ボヤきたい。そういうニーズはSNSが引き受け、より深く掘り下げる内容のものだけがブログとして残りつつある。
ブログはある程度の文章量となるため、書く側も読む側もある程度は人数が絞られる。
というか、Yahoo!ブログが無くなって、インターネット上から随分と無駄なコンテンツが減ってくれたなあ、と・・・ゴメンチャイ笑

俺がSNSを好まない理由の一つが、「言葉の乱れ」。
間違った言葉の使い方が溢れて、その間違いを指摘する人は逆に叩かれてしまうというおかしな現象が起こる。本当はTwitter独特の言葉や言い回しとかも嫌なんだけど・・・これはまあいいや。

例えば、ゴミをポイ捨てする人は、ポイ捨てに疑問を感じないからポイ捨てをするわけだ。だから、ヤツらに「ポイ捨てするな」と注意しても無駄。
しかし、ポイ捨てしない人から見ると、とんでもねぇヤツだ、アホだなぁ、親の顔が見たい、となるわけだ。

間違った言葉を使うというのも同じことだ。
俺は自分が間違って使っていると分かった言葉は、ちゃんと直したいな。たかが一時の恥だもん。

俺が自分でこう感じている限り、このブログを単純にSNSに移行すれば済むということはなさそうだ。
・・・
・・・
・・・
・・・
俺がよく目にする誤用

×「夜ごはん」 ○「晩ごはん」
これは誤用が広まりすぎて、すでに正しい言葉になりつつある

取引先の人とのメールで、自分の会社のことを・・・
×「当社」 ○「弊社」
「当社」は謙譲の必要がない場面でしか使えないため、ほぼ自社内でしか使えない。他に使えるとしたら、公式コメント的な場面くらいかな。
下請け業者に対して自社のことをこう呼ぶのは間違いとは言い切れないけど、俺は使う勇気ないなぁ笑

車やバイクを買った人が・・・
×「納車しました」 ○「納車されました」
そもそも「納車されました」という使い方も変なんだけど・・・笑
「納車」は車屋さん・バイク屋さんがするもの。「車を買う」って意味じゃない。

あと、「地方選手権」のことがMFJのサイトで「地方選」と書かれて以来、これが正しいことになっちゃった。
俺は「地方戦」「中部戦」が正しいと思うよ笑
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする