かなり大胆な書名だ。
副題は、”英語のカンを一瞬にしてモノにする!”とあるが、むしろ、それに近いかも知れない。
アマゾンの書評にも、誇大題名とか、悪書と読んでよいという方もいれば、一文型理論はすばらしいという賛否両論だ。
比較的多いのが、高い評価は与えられないが、ところどころ、なるほどそうだよなというところもあるというあたりか。
私も、それに近い。
一ページに数行 . . . 本文を読む
日本に住むジェイムズ・H・M・ウエブ氏の日本人に共通する英語のミス151を読んで、愕然とした。
理由は、簡単な文章が多いのだが、正解が出てこなかったり、自分も同じ誤りをしてしまったからだ。
変だと思うのだが、正解が出てこないもどかしさのようなものもたびたび感じた。
151の項目の中で、おそらく、半分以上が、完全な正解を言えなかったり、理由を明確に説明できないものだった。
実に、わかりやすい . . . 本文を読む
”読めたつもりの謎を解く。”という副題がついた、今まで、疑問に感じていたものに、いくばくか、明確な回答をくれる良書だと思います。
思うと書いたのは、正直、言って読み切れなかったからです。読み切れないのにレビューを書いたことは、本書が始めてですが、スキミングでも、良書であることはわかる本でした。
何故、読み切れなかったというと、やはり、英語教育者や研究者向けに書かれたもの . . . 本文を読む
副題は、”コミュニケーションのための基本スキル”とあり、著者の高島康司氏のはじめによると、日本キャリア・コンサルタント協会(JICC)が、国際英語コミュニケーション検定試験を実施することになったとある。
この本が出たのは、2006年だ。検索してみたが、似た協会はあるようだが、該当するものが見当たらない。ホームページもない。もちろん、上記の検定試験も見当たらない。会長が、ケ . . . 本文を読む
副題が、”1500語で通じる脅威の英語術”とある。
本屋で、結構目立つ所に並んでいたので、思わず購入してしまった。
昔、BASIC ENGLISHというのが流行った時期があったが、それに近いのかしら、と思ったが、少し違っていた。
フランス人のジャン・ポール・ネリエールが2004年に提唱したもので、英語の非ネイティブ・スピーカーのために開発された新しいコミュニケーション . . . 本文を読む
今月のCNN ENGLISHの対談で、斎藤兆史氏が、”とてつもない努力と根性が英語の達人を生んだ。”というコメントに興味をもち、著作を読んでみた。
副題は、”あっぱれ、日本人の英語”とある。
斎藤氏が選んだ英語の達人10人は下記の通りだ。
1.新渡戸稲造2.岡倉天心3.斎藤秀三郎4.鈴木大拙5.幣原喜重郎6.野口英世7.斎藤博8.岩 . . . 本文を読む
松本茂氏の英語の疑問に答える好著である。
”悶々と悩む”という表題に目を奪われた。
下記、8つの部分からなり、かなり広範囲な疑問に答えてくれる。
1.英語の学び方2.コミュニケーション3.辞書の使い方4.ニュアンス5.発音6.表現、語法7.文化8.その他
知っていることもあるが、結構、知らないことや忘れていることも多々あり、勉強になったし、回答と説明も的 . . . 本文を読む
本の題名に釣られて、読んでしまった。
副題が、ネィティブ英語は、海外ドラマで学ぼうとある。
正直言って、読んで損したと感じる本だった。
別に間違いが書いてあるわけではないし、なるほどとは思うのだが、あえて、読む価値はないかなという感じなのだ。
本書によると、まず、英語の達人になれないことを理解する。
ー>達人を目指すことを「捨てる」
ー>あなたにあった英語が「拾える」
ー>あなたの英 . . . 本文を読む
昔、洋書を自分の身長の高さまで読むと、英語に対する自信が湧いてくると聞いた。
以前は、もっぱら、AMAZONでペーパーバックを購入していたので、いつか、積み上げてみようと思っていたものだ。
しかし、最近は、家の本棚もあふれかえり、図書館で借りてくることが多くなったので、計算上で想像するしかなくなった。
一冊の厚さが2~3CMとすると、70~80冊で、到達するのかしらと思っていたが、気がつくと . . . 本文を読む
大学教授の大井恭子著のライティングの本だが、それほど、堅苦しくなく、読みやすくまとめてある。
一般的な英語ライティングの秘訣が書かれていて、それほど、目新しいとは言えない。
秘訣の一つの”自分で自分に質問する。”は、リスニングの5W1Hを、話を、より展開させるために使ってみようということで、有効な気がする。
また、推敲するときのポイントとして、仮想の読者の目で読み直す . . . 本文を読む
ひさしぶりに、英語学習の本を読んでみた。特に、不得意なリスニング関係の
本である。著者は、通訳であり、翻訳家である斎藤なが子さんで、副題にも、
同時通訳が教える英語ヒアリング術とある。
不思議なのは、本文中には、一切、ヒアリングとは書いてない。リスニングである。
おそらく、編集者が、勝手に、英語ヒアリング術と本の題名をつけてしまったのだろう。
著者は、苦笑いしているに違いない。
本の内 . . . 本文を読む
英語学習法の書を久しぶりに手に取った。
正直いって、最近、ちょっと、学習効果があがらない
ので悩みはじめていた。
著者の古市氏は、「一日、30分を続けなさい!」
が、2007年にベストセラーになった他、英会話
学校をたちあげ、日本で初めて、発音とリスニングを
同時に向上させるプログラムを提供しているとの
ことだ。
ご本人も、30歳を過ぎてから英語ができるように
なったとのことである。
表題の . . . 本文を読む
著者の有子山(うじやま)さんは、英語教材プロジューサー
兼ライターで、留学経験無しに、TOEIC満点を取得されている。
英語習得のため、挫折しない10カ条が書かれている。
1.好きな気持ちが一番大切
2.好奇心があれば、スポンジのように吸収できる
3.伸びきったゴムにならないよう
4.数字にとらわれない
5.できない自分を責めない。
6.ハードルを下げて完走しよう。
7.正の感情スパイラルを起 . . . 本文を読む
著者は、英語音声学、朗読法を専門にする
池田紅玉さんだ。
この本の面白いのは、米国人のかっての恩師
に朗読の録音をお願いして、一緒にCDを
仕上げていったことである。
恩師の方は、教師を退職後も、詩人、女優、
作家として活動しているとのことだ。
基礎的な発音から、ことわざ、名言、演説、
詩、散文、朗読劇など多岐にわたって、
例文が載っている。
演説は、抜粋だが、マンデラ、ケネディー、
キン . . . 本文を読む
著者は、週刊stでも、以前、英作文のコーナーを
やっていたケリー伊藤氏だ。
日本人の書く英文は、何がいいたいのかわからない。
英文を英文らしくするシンプルな原則をあなたに。
という長い副題がついている。
”ぼくは、うなぎだ。”という日本語を英語にする場合、
次のどれかを確認する必要があるというところが面白い。
ぼくが注文したのは、うなぎだ。
ぼくが好きなものは、うなぎだ。
ぼくが嫌いなものは . . . 本文を読む