ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

英語難民を必ず救う本

2007年12月23日 | 英語学習はミステリー
副題は、335点を875点にした私の
TOEICテスト練習法とある。

またまた、奇跡的な、ミステリアスな
短期間での速習法なのかと思いきや、
さにあらずである。

筆者は、私も取っている週刊STに
TOEICトレーナーとして執筆している
鹿野晴夫氏である。

875点を取るために、3年半の短い期間
ではあるが、何と、1800時間以上の
トレーニングを積み、TOEICの試験も
23回も受けているのだ。

それにしても、初めてのテストが、335点
とは、半端ではない。自分も、英語嫌いの
英語難民だと思っていたが、負けそうである。

正直言って、本としては、決して、面白い
本ではなかった。何しろ、ひたすら、トレーニング
をつめば、確実に、点数があがるのだから、
トレーニングをつむ時間を毎日、作りなさいと
言っているのだ。

英語学習の鉄則として、シンプルに喝破している。
1.効果的な方法は多くあるが、効率的な方法はない。
2.短期間にはできるが、短時間では身につかない。
3.英語学習にゴールはない。中断すれば元に戻る。

勉強をやめて、トレーニングをはじめようという
筆者の言葉に、強く、共感を覚えた。


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