ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

THE LAST CHILD(JOHN HART)

2012年02月18日 | 海外ミステリー(洋書)

昨年読んだ”DOWN RIVER”が良かったので、JOHN HARTの
THE LAST CHILDを読んだ。

このJOHN HARTの文章は、中々、味わいがある。ちょっと、
純文学に近いものを思わせる。

人間を描こうとしているのだろう。愛情を描こうとしているのだろう。

この作品では、双子の女の子が1年前に行方不明になり、何としても、
探し出そうとする男の子の物語だ。

双子だから、何か、感じるのかも知れない。と思わせる表現力は優れて
いる。

また、彼を助けようとする刑事が出てくる。

この二人を軸に物語は進んでいくのだが、少々、まだるっこしく感じる部分が、
かなりある。

その点では、DOWN RIVERの方が、 良かったような気がするが、まあ、
格調高い、味わいのある文章は、嫌いではない。ストーリーがもう少し、
すっきりしてたら、もっと面白く感じるのではないかと思う。

 

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