KINDLEの無料洋書の中から選んだが、久しぶりの当たりだった。
たまにあるのだが、A級作品の第一作で、広く知ってもらう
ために、無料で提供していたようだ。
ダウンロードして、しばらくしてアマゾンを見ると、有料に戻っていた。
著者は、ジャーナリストとしてピュリッツァー賞を受賞したという。
今回のPREYシリーズは、かなり、続いているシリーズで、
図書館にも何冊か蔵書していたので驚いた。
この主人公、ダベンポードが非常にユニークだ。
ミネアポリス市警の刑事なのだが、連続殺人犯とか、特殊な事件に
ほぼ自分の思ったように動けるのだ。
ゲームの創作という副業を持っており、金持ちでもあるようだ。
ポルシェに乗っている。銃のコレクションもさることながら、
悪人を5人銃で倒したというので有名になった。
さらに、マスコミ対策も担当しており、マスコミとずぶずぶで、
犯人をおびき寄せるための情報を流させたり、マスコミの
美人キャスターと恋人関係にあるのだ。ただ、一人にとどまる
ことができず、被害者の女性とも関係を持ってしまう。
修道院の尼僧とは、精神的なつながりを持っている。
とまあ、ストーリー以上に主人公の設定に目が行ってしまう
ほどだ。
英語は、やや、スラングが多いのと、独立戦争時代の
ゲームなどの説明がわかりずらいが、まあ、図書館にあるなら、
また読んでも良いかなと感じた。
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