英単語速習術

著者は、おなじみ晴山陽一氏だ。

本書を一日一章ずつ読むと、１０日で別人に
なれるとある。

秘けつは、覚える練習はなるべく短くし、
思い出す練習を徹底して繰り返すことだという。

全部で１０章からなるが、それを書いておきたい。

ひとつの方法だけでなく、今まで、著者が発案
してきた方法をすべて、盛り込んでいるとのこと。

１．単語の覚え方
２．単語は名刺から攻略せよ。
３．対句で覚える。
４．フレーズで覚える。
５．四字熟語を英語にする。
６．イモずる式暗記法
７．枚挙式記憶法
８．へんとつくりの英単語
９．こだわり単語テスト
１０．英単語生け捕り作戦

又、４つの記憶の法則というがあるという。

①覚えようとすると覚えられない。
②興味のないものは絶対覚えられない。
③興味があれば、いくらでも覚えられる。
④大きな固まりほど記憶の網にかかりやすい。

たとえば、第６章のいもずる式では、単語の
シリトリとなって、つながっていくのである。

artificial intelligence
intelligent building
building materials
basic materials industry
industrial waste
といった具合であり、これを「よこのいもずる」
と呼んでいる。

一方、「たてのいもずる」として、
artificial intelligence
artificial language
artificial satellite
artificiai sweetner
artificial internal organ
といった具合の用例が並ぶ。

こうして英単語のジャングルジムが構築
していくと、記憶に留めやすいということだ。

これは、なるほどと思った。英単語を覚える
のは、大の苦手だが、手法について、あまり、
深く考えたことはなかった。

効率よく覚える方法があるのかも知れない。


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