SIDNEY SHELDONを読むのは、実に、9年ぶりだ。
洋書のペーパーブックを読み始めた頃に3作品を読んで、
卒業しようと思った記憶がある。
何故、卒業しようと思ったかというと、ストーリーテラーで
面白いのだが、やや、面白くするために、とんでもなく
悪い奴を登場させたり、不幸な事件を次々に起こし、復讐劇
を楽しむようなところに、少し、辟易とした感じがしたのだと思う。
今年に入って、やや、読みにくい作品などを読んでた中で、
読みやすいSIDENY SHELDONの作品て、どんなだったかなと
と思い、有名なMASTER OF THE GAMEを手に取った。
やや、長く感じたが、意外と、別に卒業宣言するほどでも
なかったかなという感じだ。
特に、このMASTER OF THE GAMEは、中々、奥が深い
感じもしないではない。(今まで読んだ作品が奥がないと
と少し感じていたのだろうか。)
最初は、何とか、苦難を乗り越えて、冒険心をもって、
夢を実現させ、大金持ちになる。命をかけた冒険で、
一生の友になったBANDAは、南アフリカの民族運動家
になり、南アフリカの人種問題にも入っていく。
金持ちになった後、今度は、娘のKATEが、更に大きな
企業へと発展させる。
しかし、その子供や孫たちの代になって、多くの事件や問題が
発生する。殺人事件も起きる。
とにかく、盛りだくさんで、二転三転し、面白い読み物とは
こういうものだなというのを思い出した。
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