洋書読みも本作で200冊となった。よく続いたものだ。
1999年からだから実に23年かかったことになる。
最初は対訳本からはじめ、2001年からペーパーバックに
移った。
自分の身長の厚さまで読むと英語が上達するとあったが、
80冊~100冊くらいではとてもその実感が得られなかった。
その同じ人が、英語の身長の倍読めばと前言を変えていたが、
2倍読んでも、それほど実感はない。
しかし、最近、精読と速読をまじえるというのは効果が
あるかも知れないと思い始めている。
さて、今回は、2021年に読んだメルセデスの続編だが、
すっかり記憶がなくなっており、ウイキペディアで
あらすじや登場人物を確認してから読み始めた。
相変わらず、スラングが多く、登場人物の名前も多く、
やっかいなのは、名前を変える人物もいたりして、
読みづらくもあったが、前回ほど気にならなかった。
前回のメルセデス事件の被害により働けなくなり、苦労する
家族の物語だ。少年は、たまたま、近くに埋まっていた
トランクを発見して、その中に、お金と未公開の有名小説家の
著作を発見する。
それらが、この家族に一時の安らぎを与えるのだが、やがて、
恐怖へと変わっていく。
後半のスリル感は中々のもので、面白く読めた。第3作目は、
それほど時間をおかず年内には読みたいものである。
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