ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

FINDERS KEEPERS(STEPHEN KING)

2023年05月19日 | 海外ミステリー(洋書)

洋書読みも本作で200冊となった。よく続いたものだ。
1999年からだから実に23年かかったことになる。

最初は対訳本からはじめ、2001年からペーパーバックに
移った。

自分の身長の厚さまで読むと英語が上達するとあったが、
80冊~100冊くらいではとてもその実感が得られなかった。

その同じ人が、英語の身長の倍読めばと前言を変えていたが、
2倍読んでも、それほど実感はない。

しかし、最近、精読と速読をまじえるというのは効果が
あるかも知れないと思い始めている。

さて、今回は、2021年に読んだメルセデスの続編だが、
すっかり記憶がなくなっており、ウイキペディアで
あらすじや登場人物を確認してから読み始めた。

相変わらず、スラングが多く、登場人物の名前も多く、
やっかいなのは、名前を変える人物もいたりして、
読みづらくもあったが、前回ほど気にならなかった。

前回のメルセデス事件の被害により働けなくなり、苦労する
家族の物語だ。少年は、たまたま、近くに埋まっていた
トランクを発見して、その中に、お金と未公開の有名小説家の
著作を発見する。

それらが、この家族に一時の安らぎを与えるのだが、やがて、
恐怖へと変わっていく。

後半のスリル感は中々のもので、面白く読めた。第3作目は、
それほど時間をおかず年内には読みたいものである。

 


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