久しぶりに図書館で洋書を借りてきた。ニューヨークタイムズの
ベストセラーオーサーという表紙の上の一行に目を引かれたのだ。
この作家は、ロマンス小説からサスペンス作家になって成功を
おさめた作家で、イブ・ダンカンシリーズが有名らしい。
この作品は、イブ・ダンカンも出てくるが、いわゆるスピンアウト版
というのか、ジェーンの物語だ。
ジェーンは、不思議な能力を持っている女性だ。予知夢のような
ものを見ることができるらしい。
それにもとずいて描いた絵から、カルトグループに狙らわれるという
ストーリーだ。8日後の特別な日に、生贄として捧げるため、彼女に
関わる人も殺されていく。
一方、とても強い助っ人も2人いる。一人は、病的な殺人マシーンと
言われているが、この作品では、いたって、普通の人に見える。
理由は、もう一人の助っ人が、普通でないためだ。
実は、この助っ人も、他の人の心に入り込む特別な能力を持っているのだ。
別に超能力者同志の戦いというわけでもなく、銃も使えば、プラスチック
爆弾も使うのだが...
さて、ベストセラー作家だけに面白い部分もあるのだが、少々、会話がまだ
るっこしくて、やたら、だらだら感じる部分もあった。
また、ロマンス作家だっただけに、少し、女性の視点でエロいところも
あるのだが、先延ばし的な感じがした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます