ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

EIGHT DAYS TO LIVE(IRIS JOHANSEN)

2017年05月01日 | 海外ミステリー(洋書)

久しぶりに図書館で洋書を借りてきた。ニューヨークタイムズの
ベストセラーオーサーという表紙の上の一行に目を引かれたのだ。

この作家は、ロマンス小説からサスペンス作家になって成功を
おさめた作家で、イブ・ダンカンシリーズが有名らしい。

この作品は、イブ・ダンカンも出てくるが、いわゆるスピンアウト版
というのか、ジェーンの物語だ。

ジェーンは、不思議な能力を持っている女性だ。予知夢のような
ものを見ることができるらしい。

それにもとずいて描いた絵から、カルトグループに狙らわれるという
ストーリーだ。8日後の特別な日に、生贄として捧げるため、彼女に
関わる人も殺されていく。

一方、とても強い助っ人も2人いる。一人は、病的な殺人マシーンと
言われているが、この作品では、いたって、普通の人に見える。

理由は、もう一人の助っ人が、普通でないためだ。
実は、この助っ人も、他の人の心に入り込む特別な能力を持っているのだ。

別に超能力者同志の戦いというわけでもなく、銃も使えば、プラスチック
爆弾も使うのだが...

さて、ベストセラー作家だけに面白い部分もあるのだが、少々、会話がまだ
るっこしくて、やたら、だらだら感じる部分もあった。

また、ロマンス作家だっただけに、少し、女性の視点でエロいところも
あるのだが、先延ばし的な感じがした。

 


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