ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

世界のグロービッシュ

2011年05月07日 | 英語学習はミステリー

副題が、”1500語で通じる脅威の英語術”とある。

本屋で、結構目立つ所に並んでいたので、思わず
購入してしまった。

昔、BASIC ENGLISHというのが流行った時期があったが、
それに近いのかしら、と思ったが、少し違っていた。

フランス人のジャン・ポール・ネリエールが2004年に提唱した
もので、英語の非ネイティブ・スピーカーのために開発された新しい
コミュニケーションツールとしての英語のことである。

基本ルールは下記の通りである。1500語を見てみたが、treason
やsubstituteのような単語もあり、voice of americaからよく
使われる単語を選んだらしい。

派生語も含めれば5000語くらいにはなるし、専門用語は別との
ことだ。

  • 基本単語1500語とその派生形だけを使う
  • 基本構文を使う
  • ひとつの文は、なるべく15単語以内に収める
  • 発音は完璧でなくとも良い
  • ユーモアや比喩は使わない
  • 伝わることが大切
  • ネイティブにも支援してもらおう

上記のとおり、英語なのだが、コミュニケーションのツールとして、
平易な英語を使おう。その場合のルールを作ろうというものだ。

英語の原文(グロービッシュ)も書かれており、なるほど、英語が
母国語でない人にとっての話したり、書いたりするコミュニケーション
するための英語とは、こうあるべきだろうと感心した。

http://ghd.or.jp/edc/#globish

 

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