副題が、”1500語で通じる脅威の英語術”とある。
本屋で、結構目立つ所に並んでいたので、思わず
購入してしまった。
昔、BASIC ENGLISHというのが流行った時期があったが、
それに近いのかしら、と思ったが、少し違っていた。
フランス人のジャン・ポール・ネリエールが2004年に提唱した
もので、英語の非ネイティブ・スピーカーのために開発された新しい
コミュニケーションツールとしての英語のことである。
基本ルールは下記の通りである。1500語を見てみたが、treason
やsubstituteのような単語もあり、voice of americaからよく
使われる単語を選んだらしい。
派生語も含めれば5000語くらいにはなるし、専門用語は別との
ことだ。
- 基本単語1500語とその派生形だけを使う
- 基本構文を使う
- ひとつの文は、なるべく15単語以内に収める
- 発音は完璧でなくとも良い
- ユーモアや比喩は使わない
- 伝わることが大切
- ネイティブにも支援してもらおう
上記のとおり、英語なのだが、コミュニケーションのツールとして、
平易な英語を使おう。その場合のルールを作ろうというものだ。
英語の原文(グロービッシュ)も書かれており、なるほど、英語が
母国語でない人にとっての話したり、書いたりするコミュニケーション
するための英語とは、こうあるべきだろうと感心した。
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