AMAZONのKINDLE版で、洋書、ミステリー、価格安い順(無料)、☆4ツ以上という条件で、
結構面白い本に当たったのに味をしめて、OUTVIEWという本を選んでみた。
(今日現在、¥99になっているが。)
この間の本が、幻影を見る遺伝的な特質の女性が主人公だったが、今回は、更に上をいき、
超能力を持つ家系の少年が主人公だった。
少年少女が、主人公なので、もしかしたら、子供向けのミステリーかしらと思いながら読んだが、
そうでもないような、そうでもあるような微妙な作品だった。
着想とか、謎の部分は、面白いところもあるのだが、少し、青春ドラマぽかったり、会話主体だったり、
また、3部作らしくて、謎を引っ張る必要があったようで、もやもやした部分があった。
父親が亡くなった後、兄は奇怪な行動と自殺行為から、母親に精神病院のようなところに
入れられ2年がたった。弟も、最近では、悪夢をたびたび見るようになった。
友人と調べるうちに、父親が殺されたのではないかとの疑いを持つ。更に、同姓同名の男が何人も
死んでいることに気がつく。
この辺までは、結構、興味をそそられるのだが...
やがて、同じく超能力を持つ、父の友人や、叔母と出会い、主人公も超能力に目覚めてくるという
わけだ。
スターウオーズなら、フォースの訓練のようなことをして、 強くなって超能力者同士で対決というのが、
定番だろうが、ちょっと、違う。 アベンジャーのようなスーパーマン的な能力とは、ちょっと違う。
やや、地味目で、リアリティーから外れないようにしている。
輪廻など、前世の世界を見れたり、違うところにいる友人と交信できたり、傷をいやしたりと、
いろいろできるのだが、やや、地味目なのだ。
ということで、こういったストーリーが好きな方は、面白いのだと思うが、私の評価は
それほど高くなかった。
尚、AMAZONで☆5つの評価は、すべて外国の方ばかりだった。
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