■菜の花とレーズンの蒸し炒め
このホテルで食事をしていて、折々に気づいたことは、食材を組み合わせて、栄養を加えて、かつ、味をよくするのが上手!、という料理センスでした。
季節の菜の花は、湯通しして、わずかな塩や醤油で炒めるだけでも、美味しいものです。
そこに、ドライ・レーズンを加える。甘味と香りが加わり、苦味が苦手な小さい人にも喜ばれる。ドライ・レーズンには、鉄分、ビタミンB、カリウムが取りやすい形である。取りにくい栄養素を上手に組んであると、舌をまきました(笑)。
松の実を加えて、食感と香りのアクセントにした工夫もいい……。
ただの菜炒めが、輝く、いいセンス♪
一方で、ドライ・レーズンにアメリカの影も感じます。小さな食の細い子供に与えられる、食間のおやつとして習慣化しているからです。赤い小さな紙箱で、食べきりサイズのレーズンは、日本のコストコでも見かけます。あれは、郷愁の味と形です(微笑)。
基地のある沖縄だからこそ、その風味を自然に、菜炒めに載せたのかも、しれません。(微笑)
[味から想像(笑)、作る]
1)ドライ・レーズンは、ラム酒わずかで戻す。
2|パンにオリーブ油、鷹の爪、にんにくで香りをのせる。
3)湯通しした菜花を油(2)に馴染ませ、塩胡椒、レーズン(1)、松の実を加え、蒸し炒める。
二つの食の選手権に参加しています。一日一回、クリック応援していただくと、更新の励みになります。ありがとうございます。
にほんブログ村 今日食べたもの