イタリアのオーガニック・ワインを、モニターでいただいたので、我が家なりのバールを開店しました(ニッコリ)。
同じラテン語属ながら、イタリアではバール、スペインではバルと意識して口にするほうが、伝わり易い! 私の旅経験です。(微笑)
■午睡前の遅い昼食をバールで取る気持ちで(笑)
○赤、サントリー、TAVERNELLO organico Sangiovese
○鶏、じゃがいも、ライチのバルサミコ&オイル焼き
○フリル・レタス
○ヨーグルトとガーリック・オリーブのフォカッチャ
○信州産ドライフルーツ、シャルドネ&メルロー
○レモンとガーリックのグリンオリーブ漬け
○炭酸水:サンペリグリノ・レモニタ
バールは1日3食、人が集うところ。
遅い昼に、暖かい食を摂り、午睡しても良いよね?の、食卓としました。
オリーブやドライフルーツ、花束のようなフリルレタスを、セッティングしたテーブルに、焼きたてフォカッチャがやってきます。これで飲る赤ワインは、素直な賑やかさを持つのが、嬉しいものです。今回のサンジョヴェーゼは、素質十分です。
飲む気をそそるフォカッチャの作り方は、後述します。(ニッコリ)
ついで熱々を!チキンスープで煮たじゃがいも、手軽な焼き鳥をつかって、シロップ漬けのライチ、バルサミコ酢、オリーブオイルをかけて焼いた、穏やかな一品をあわせます。こちらもレシピは後述します。
食べたい分を取り分けて、ワインをサーブして。のんびり楽しい時間を過ごしましょう。
バールの、いや、イタリアの大事な思いは、マンジャーレ、カンターレ、アモーレ(食し、歌って、愛を語ろう)ですから。
■ヨーグルトとガーリック・オリーブのフォカッチャ
捏ねないフォカッチャは、楽に作れます。歌いながら混ぜて、冷蔵庫で発酵してもらって。手柄顔で焼きたてを供しましょ(笑)
[材料]18cm四方の一台として
○強力粉 120g
○アルプスの塩 2g
○インスタント・ドライ・イースト 1g
液体ヨーグルト 100〜120ml
オリーブオイル 小さじ半分
トッピング用に、ガーリックオリーブ漬け、オリーブオイル
[作る]
1)発酵させるサイズのタッパーウェアに、○を計量し、よく混ぜ合わせる。
2)ヨーグルトを加えて、木のスプーンで混ぜ合わせる。まとまったら、表面をならしながら、オリーブオイルを混ぜ込む。
3)冷蔵庫で8時間ほど置く。倍量以上の高さに、膨らむ。
4)強力粉を振って、スケッパーをさしこみ、オーブン用ホイルの上に、取り出す。
形を整え、空気抜きの窪みを切り、オリーブをトップして(下、写真)、エアーオーブンのバスケットに。予熱なし、180度、20分焼成する。
焼成前のフォカッチャ
■鶏、じゃがいも、ライチのバルサミコ&オイル焼き
[材料]700mlのグラタン皿に
炭火焼きの美味しい焼き鳥 3〜4本(当日は、ひな、じゅんけい、つくね、砂肝)
チキンスープで煮たじゃがいも(玉葱、マッシュルームなども) お好きなだけ
ライチ(生、シロップ漬け) 1カップ
バルサミコ酢(我が家のイチジク香の)
オリーブオイル
黒胡椒
[作る]
1)バターで、玉葱、鶏ささみ、マッシュルームを炒めた後、チキンスープで、くつくつ煮込み、塩胡椒した、優しいスープの鍋から、じゃがいもを取り出す。
2)焼き鳥は串から外す。
3)グラタン皿に、バランスを取り並べて、90度のオーブンで、温め焼きする。
4)ライチを散らし、バルサミコ酢とオリーブオイルをかけて、140度のオーブンで、香りたつまで焼く。(15分ほど)
黒胡椒をたっぷりひきかけて、供する。
鶏を香ばしく焼く手間を省き、スープの鍋から、具材を抜いて、さっくり合わせ焼きする。甘さと酸味を最後に足して、チャコールの香ばしさを活かしたら、ワインに合わないはずがないのです。(ニッコリ)
頂戴した赤ワインは、果実味があって、素直な質で、食べながら飲む、にふさわしい味でした。
コロナ禍で出かけられないイタリア。街歩きを懐かしみながら、食しました。楽しいモニターでした。ごちそうさま!
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