『頭下げ土下座をすればうたかたの面従腹背日本良い国』
『船頭が竿放り投げ尻巻けど横行闊歩日本良い国』
『毒食わせ猫糞やって二枚舌金城湯池日本良い国』
『民の骨髄までしゃぶりなお絞る威風堂々日本良い国』
『笹薮を刈れば転がるカラスウリ』
『柿喰って穴開けたまま糞カラス』
『カラスッピン年金減ってカラカラだ』
『刈る藪に秋色眩しカラスウリ惜しくもあれど刈刃突っ込む』
『赤と黒古典思いしゴンズイ花』
『花が妙名前の悲しクサギかな』
『モクセイの香りを逃げて落葉掻く』
『竹払う現われたる樹もみじ無く』
陽の光を浴びることも無く 気温の変化も少なかったろうから
いきおい色付くはずも無い
何よりも葉数が少ないから 寂しい限りだ
今日は小女子がいたから華やか
色葉が無くても 音に紅葉が満ちている
『おしなべて義恩笑者に金が肥え』
『これがまあ国のほころび豪語釈』
『師曰く政を成す者得を持ち』
『今の世は怪力乱神つきぬ新』
・怪たる王者 省と庁
・力は法の我田引水
・乱の源 誤政道
・唯一神はマネーなり
・くるめて荒ぶ「新」「新」「新」