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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

Do Winの進化論

2008-10-13 | 勢子、雨毒に侵されて呻く

Img_9744『山仕事動力あれど労力大事』

『振り込めも進化し今は出会い系』

『幼子に明日を託すが老獪は』

盛夏谷田の草むら  成体が一匹も見えない

幼齢のバッタばかりだ  この子達が

越冬卵を生むのだろうか  次の世代の役割か

杞憂な事は解っているが   

それにつけても永田も堰も  オンブバッタで溢れ  

相も変わらず水管理だけだ 我田引水生き神様達の水争いがかまびすしい

飢饉のうえに  このままでは民田畑はバッタに食い尽くされる


明日に向かって討て

2008-10-13 | 今日は真面目に

『桜さく知る人わずか森の過去』

ネザサの海に潜った  12尺を越す層の底は

一草も無い死の世界だった  盛夏30余日ネザサ刈り終える

木漏れ日が射し  風が渡る

まだ枯れた笹葉一面の林床も  幾年追い刈りすれば復興するのだろうか

早く春の妖精達に出会いたい

『つける実の初物も先この身満足』

12尺以上もある  ネザサの海を乾しあげたら

モヤシのような木々の疎林が現れた

随所にかまぼこ兵舎のごとく  集積した笹山が残る

笹山が土に還る頃には  豊かに実って欲しい


卵が先か キノコが先か

2008-10-13 | 小父のお隣さん

Sn3d0179_2Sn3d0251_2Sn3d0250Sn3d0143 Sn3d0246『胞子吹く霞の如しタバコかも』 

『葛茎の生まれ変わりか朱のキノコ』 

『歳によし草紙なるかなキノコ山』

『キノコ魅りゃあトムかアリスか一寸法師』

『卵から生まれたトリはキノコトリ』

幼体が卵型のキノコも多い  杉葉の腐食から出ていたのはマッチの軸の太さだった

今日のは太い  小指くらいもあった

キツネノエフデ類と見当つけたが鑑別は無理  素直に楽しもう

同類のスッポンタケは食用可だったので 何回も湯こぼしして

ビーフコンソメ仕立てでスープにした

スポンジ質だが 歯ごたえは「葛切り」のようで悪くない

しかし 臭いが全く取れなかった  二度と食べる気はおきないだろう

       


参考鳥

2008-10-13 | 小父のお隣さん

『森の辺を縫いつ舞い消ゆカケスかな』

『ウグイスが鳴けば空射ぬホトトギス』

『チョットコイ用など無いがコジュが呼ぶ』

『月日星鳴いて我刈るホイホイホ』

午前中だけ鳴き声を聞かせる  姿を見せないが大きな声だ

隣の谷では現れるという

あの樹のあの枝だ  朝からカメラが狙う  あの場所だ

私といえば 追い立てられて 

手が動く汗が吹き出る  息が荒い