トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

昼の蝶も魅惑する

2008-10-24 | 小父のお隣さん

Img_9752 『優雅なりツイーツイーとクロアゲハ曼珠紗花連れ妖しく震う』

『ツンツンと稲妻模様足元で生まれたに見ゆクロヒカゲ飛び』

『フラフラとアサギマダラの止まる花開いて閉じて秋波で魅惑』

『チョンチョンとウラギンシジミ一円貨』

人を恐れぬ飛び方をする 自分から寄ってくる

それよりも 意に介していないと言う方が正しいのだろう

まるで一円玉を落としたような チョンチョンと飛び跳ねる

止まっては飛び 止まっては飛ぶ 蜜も無いのに

もしかしたら産卵か


土木もやり放題

2008-10-24 | 今日は真面目に

Sn3d0127 『金積めど買えなきパーク在ればこそ汗あり銭ねえこの身大事に』

『道普請道具も自前資材さえボランタリーも銭掛かるなり』

『夜半の雨濡れたる紅葉昼時の風に揺られて研手を襲う』

『水抜けてタデ繁茂せし溜池をこの冬掛けて補修せねばと』

結局 ツルハシもスコップも土嚢袋も必要になった

ツルやスコップは潰れた腰椎に負担だし 鉈や鎌はテニス肘が痛み出す

それにしても 足を引っ張るのが山芋掘り トレイルの真ん中にさえ穴を穿る

排土はそのまま

この埋め戻しが一番情けない

「この病も放り」「山荒し」と言いたいけど 入山を容易にしてきた当事者でもあるし

心していても「拘らない」ことは本当に難しい


我と来て 遊べや 親のない翁

2008-10-24 | 感じるままの回り道

『やることは夏の頃とも変わらねど汗少なくて首の涼しき』

『どこまでも吸い込まんとす秋の空吹く風すらも背中押したり』

『明け初めの紅葉がごときひんがしに段波のごとく雲描かれたり』

『押し分けて入りし奥沢よく見ればここやかしこに先人の知恵』

今は藪と化している急傾斜地でも 開墾耕作の跡が歴然と残っている

かように集落の近くは 高密度に土地利用がなされていたのだ

「耕して天に至る」の言葉があるが

機械の無い時代に 人力だけで成し遂げた その労力に敬服する

反面 食糧自給すら出来ない経済大国先進国という現実評価は

なにか騙されてはいないだろうか

 


妻を娶らば才たけて

2008-10-24 | 性向有毒の翁なれば

Sn3d0423 『マドンナと想いし時は寸の刻オバタリアンが親父に脱皮』

『若き日はファミレス日参熟年はコンビニ日参ワンコイン抱き』

『風呂沸かずお湯も出もせず給湯器しばし巡らす被災のその日』

『言うなればおらあ惨多だ人生だ』

この山にはクマガイソウ コブシあるから大丈夫

おいらはシュンラン 禁酒はヤブラン

女房は逃亡 家内は居ない

連れ合い連れなく 妻は詰まらん

ワイフはナイフだ 財布はワイフにユズリハよ

奥さん外さん 目はクララ ヒトリシズカに オモトは歩けん

きっとおいらはクズ オケラ それでも避けたいオキナグサ

そんならそれでヤブレガサ 捲土重来マンサクあるさ