トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

生めよ増やせよ年金支えよ

2008-10-12 | 小父のお隣さん

Sn3d0166  『ジャコウの子ウマノスズクサ花おもろ』

花がユニークなので ウマノスズクサを朝顔代わりに

育てたことがあった

ある日気がついたら 金平糖のような毛虫だらけだった

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調べたらジャコウアゲハの幼虫だった

飛んでいた黒蝶はカラスアゲハだと思っていた

結局 葉は食い尽くされて 種で生き残った株が 時々幼虫を養う

『アカトンボ掛かりて落とす卵かな』

『アゲハようこない生んだら生みすぎだ』

庭のサンショウは 夏に丸坊主  彼岸の頃は 三つ葉に群がった

今は 明日葉を食い漁っている  それはいいけど

蛹になるまで餌が続くかどうか 生みすぎだと思うけど

ほっとくしかない  年金を支えてくれるといいんだが


紅葉のそよ風いい日だね

2008-10-12 | 感じるままの回り道

『バイオバス揚げ物香り走りゆく』

『風に乗りクロイトトンボ尋ねたり』

『風通る生きた心地す森と我』

『風渡る青田撫で来た早苗風』

サーと風が渡り始めた

森の手入れが進むと この一瞬がある

この気分は 山頂に到着した記憶に同じ

唯一のご褒美だ

森もおいらも呼吸が楽になった

なんだか又三郎になったような 錯覚だけど


山には山の憂いあり

2008-10-12 | 今日は真面目に

『日中群れ球追う翁一人でも刈り手に念じ溜息で見ゆ』

『身二つあっても不足夏の草』

かの翁が詠んだような 夢の跡でなく始まりだが

随分 第一章に留まったままだ 読み終えると振り出しだ

作業も「分け入っても分け入っても」の世界

なにせしぶとい

今日も刈る 明日も刈る

去年も刈っていた 勝つことは無いと判ってはいるが